背もたれ椅子の作り方!手すりをつけ姿勢がよくなるように角度もつけてみた!

目安時間:約 8分
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以前お客さんにダイニングテーブルベンチを杉材で作ったのですが、同じ杉材で「背もたれ付きの椅子」を3個作って欲しいとご要望があったので作ってみました。

また「手すり」もつけて欲しいとのことで、ゆったりと座れるように背もたれの角度もつけました。
手すり」は初めてだったので色々思考錯誤しましたが、納得の一品に仕上がりましたよ。

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背もたれ椅子の作り方

今回作った「背もたれ」「手すり」付きの椅子の作り方を紹介します。

■大まかなデザインとサイズを決める

まずは依頼主さんにネット上にある椅子の画像を見せ、大まかなデザインを決めてもらいます。

 

せっかくなのでベンチに使ったような耳付きの座面にしてみようということになりました。

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こういった1点ものが作れるのもオーダー家具のいいところですね。

高さはベンチと同じ45㎝程度でゆったり足が組めるぐらいのサイズにします。

 

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ダイニングテーブルと椅子の最適なサイズは?

 

■材料を切り出す

今回使うのは杉材ですが、白太は艶が少ないので座面以外は赤味で調達。

節が大きいと加工の邪魔になるので極力、節の無いものにしましたが、座面だけは広いので白太の入った節の材料にします。

 

 

予算も限られていたので、できるだけ部材を少なくし、余計な補強を省きたいのが本音です。

が、手すりが加わることによって、前足の強度が格段に上がります。

 

なので脚に余分な補強材がいらないことに気付きました。
手すり」のおかげでスッキリしたデザインになりました。

 

※サイズ等は後で記載します。

 

■ホゾ穴・ホゾ加工

 

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材料にケガキで印をつけホゾ穴・ホゾの加工をしていきます。

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ホゾ

 

 

 

iphone20160304 036ホゾ穴は角のみを使い幅15㎜で開けていきます。

 

 

 

スクリーンショット_031216_122334_AM同時にホゾも卓上丸のこに治具を使い、加工していきます。

 

 

コツはホゾをホゾ穴より0,5㎜大きくしておくと、しっかり効きますよ。

 

■背もたれに角度を出す

今回の椅子で一番大事なのが「背もたれ」部分です。

幅の広い材料に墨をつけ、丸ノコとジグソーを使って切り出します。

 スクリーンショット_031416_101715_PM iphone20160304 041

ベニヤので作った丸のこガイドを切りたい部分に当てます。

 

 

 

iphone20160304 042丸ノコでカットし、左右の材料も同じようにカットします。

 

 

 

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内側はドリルで穴を開けておき、ジグソーで切り出します。

 

 

 

スクリーンショット_031216_122928_AM

地面と座面の桟がつく部分を90度で残しておきます。

 

 

 

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丸い部分の加工はベルトサンダーを横向きに固定し、材を動かして削っていきます。

 

 

機械は使いますが、手作業で仕上げます。

うーん、なかなか椅子っぽいぞ。

 

 

 

iphone20160304 116左右同じように削り背もたれ用のホゾ穴を掘ります。

 

 

 

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背もたれのホゾも卓上丸のこで作っておきます。

 

 

 

加工が終わったら、化粧面の角をトリマーで面とりし、オービタルサンダーに網目状サンドペーパー(ポリネットシート)#240をつけ仕上げます。

 

ポリネットシートは高価ですが、耐久性が高く破れにくいし両面使えるのでコスパが高く重宝しています。
普通のサンドペーパーで仕上げると、サンダーの硬い粒子を巻き込んでモンモンになることがあるんですが、そういったことも無いのはいいですね。

 

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■組み上げ

全てのパーツを組み上げていきます。
木工用ボンドを使って組み上げていくのですが、ボンドは溝に塗ります。

 

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ボンドの量は溝の側面に薄くぬる程度でOKです。

あまり多く塗ると、密着しているためボンドの逃げ場がなくなり材が入らなくなります。

 

 

 

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組んだら1m以上の丈夫なクランプで締め込みます。
締めこんだら1晩乾かします。

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■座面を作り取り付ける

今回使う座面はベンチ同様耳付きの板を使います。

ただの平では面白く無いので、少し傾斜をつけおしりが滑りこむようにします。

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傾斜はちょっと特別な機械でやりました。

奥行きは50㎝ほどあり1枚では狭すぎなので、もう1枚後ろに110㍉の板を使います。

 

 

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椅子を裏返しにし、裏からビスで飛び出ないように注意し打ち込みます。

 

 

■手すりを作り取り付ける

次に手すりを作りますが、現板の時点で前脚の上部が入る部分を角のみで開けておきます。

肘が乗る部分はまっすぐより少し丸っぽくしたかったので、後ろの方を斜めに落とすことにします。

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今までこういった加工は丸のこで落としていたのですが、今回は卓上丸のこで正確に落としたかったので、治具を作成し落としました。

 

 

またデザインも手すりっぽく途中から幅を狭めRをつけました。

 

 

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この加工に関してはジグソーで大まかに落とし、卓上ベルトサンダーで削り仕上げます。

 

 

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次にトリマーで面を取りオービタルサンダーに網目状サンドペーパー(ポリネットシート)#240で削り仕上げます。

 

加工し終わったら高さを水平にして背もたれ側に印をつけます。

 

 

IMG_0434前脚側にボンドをたっぷりつけ、後ろ側には少しのボンドをつけビスで止めダボでビスを隠します。

 

 

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最後に前脚側をクランプで締め付け乾かします。
上からビスで止めようかとも思ったのですが、常に手が触れるところなので今回はボンドで止めました。

 

■脚のガタつきを取る

長さや加工などは1㍉の狂いもなくやっているのですが、木はまっすぐのように見えて実は微妙に曲がっていたりします。
これだけ結合があると様々な狂いが生じてくるので、どうしてもガタツキが出てしまうので直し方を紹介します。

 

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椅子を平らな場所においてやり、鉛筆で印をつけ脚のガタつきを切って調節します

 

 

脚のガタつきを取る方法の動画はコチラ

■くるみ油を塗る

これで全ての加工が終了し、仕上げに使うのはくるみ油です。

まず固く絞った濡れ雑巾で椅子についたホコリを拭き取ります。

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くるみ油はそのまま雑巾につけ擦りこむように塗ったほうが薄く濡れる(乾燥が早い)のですが、とても時間がかかリます。
なので今回はハケを使って塗りました。

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ハケを使うとキレイに厚く濡れるのですが乾燥に時間がかかってしまうのがデメリットです。

 

くるみ油は食用なので、小さなお子さんが舐めてしまうような物に使ってもいいですよ。

くるみ油を塗ったら2~3日放置しながら、たまに乾いた雑巾で拭いてやり触って油がつかなくなるまで乾燥させます。

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くるみ油が乾いたら完成です。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

椅子は家具作りにおいて最も難しい物の一つですが、難しいホゾの加工などができない場合は、そのままビスで揉み込んでも作ることができます。

 

ビスをダボで隠してしまえば、大抵のものは作れてしまいますよ。

まずは作ってみて少しずつ腕を磨きましょう!

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