どうもカミヤ木工のカミヤです。
DIYで材料を購入する時、木材には色んな目があり迷ってしまいますね。
実は木にも「木表」と「木裏」があるのは知っていますか?
他にも「板目」と「柾目」があり、反りの出方も違うし使い所も違います。
その見分け方や反りなどのついてを動画とブログで簡単に解説しますね。
まずは動画を御覧ください
木材には「木表」と「木裏」があり、一般的には「木表」の方が艶が出るため化粧面に使います。
また節も木裏方向から出てくるので、木表まで到達せず木表が無節になる場合も多くあります。
無節の方が木の値段が高くなるため、木表の方が価値があがります。
木表を使う理由は他にもあり、木裏は年輪が剥離するという弱点があるので木表を表面に出します。
これは樹種によっても様々ですが、日本で最も使われる木材の「杉」に多く見られる減少です。
水分を多く含んだ木がなりやすい傾向にあります。
「桧」や広葉樹の「ケヤキ」などは剥離が少ないので、広葉樹は「木裏」で使うこともしばしば見られます。
これはケヤキが高価なためだと思われます。
また木材に精通した人が見ると、木裏は「邪道」という考えを持っている人が多いため、一般的には「木裏」はタブーとされています。
が、最近ではあまりうるさく言う人も減ったため、DIYの本でも反りの方向が使いやすいということから「木裏を出しましょう」と書かれた書籍もありますね。
最も簡単に見分ける方法は、木口を見て年輪の外側(丸太の外側)が木表で、中心に向かったほうが木裏になります。
耳がついた材だとわかりやすいですね。
もう一つは表面を見て判断する方法もあります。
表面をよく見ると年輪の中心が潜っているのが木表。
年輪の中心が乗っているのが木裏ですが、正直慣れないとわかりにくいです。
私は毎日みているので一発でわかりますが。
木裏は出さない方がいいのですが、私も施工するときに木裏を出すときがあります。
桧の板を接ぎ合わせて使うときは、全て木表を出すと、全て木表側に引っ張られます。
なので「木表」→「木裏」→「木表」→・・・と交互に接ぎ合わせ反りを相殺させることもあるので、覚えておいてくださいね。
Sponsord Link
板目とは木の中心から左右対称にたけのこ状になった、普段よく見る板ですね。
板目は木の太さに対して端から端まで取れるので広い板を取ることができます。
広く取れるのがメリットですが、反りやすいのがデメリットです。
柾目の目は年輪が真っ直ぐに並行になっているのが特徴です。
柾目の幅は最大でも丸太の半分以下になってしまうので、当然高価になります。
ですが、反りには強いので建具材など精度の求められる物に使われます。
木の反りは丸太で考えるとわかりやすいのですが、板状にしたとき、丸太の外側に引っ張られます。
柾目も横方向に引っ張られるので注意してください。
板を選ぶときは沿ってない物を選びましょう
なにげに使っている材料も裏や表があったんですね。
杉は木裏を出すと剥離の原因になるため極力気をつけたいですね。
表と裏が色々入っていると、一発で素人が作ったと思われてしまうのでしっかり覚えましょう。
Sponsord Link
いつもブログを読んでいただいてありがとうございます。
記事があなたのお役にたったらポチっと応援して頂けると励みになります!
↓↓↓クリックをお願いします↓↓↓
DIYが上達する教材はカミヤ先生のマニュアルが最適!
Amazon・楽天・Yahooのセール情報 ポイントアップでお買い物
【2024年】藤原産業の新商品内覧会の様子(前編・後編)
【UG】和風座卓の作り方 はぎ合わせや鬼目ナットや強度のある脚の作り方などコツを解説
マキタ純正超え!エネライフ18V互換バッテリー1850・1855B/HCや薄型1828・1825B/Tなど
SK11のZOID-02~09でガルバ、鉄、アクリル、石膏ボード、サイディングなどを切る
コメントフォーム