国産材のサイズは尺が基本、ツーバイとの違いを知りココだけ覚えればOK【木材の基礎知識】

目安時間:約 11分
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久しぶりの木材の基礎知識の動画を撮ってみました。

今回は木材のサイズについて話します。

ホームセンターにいくと2×4(ツーバイフォー)などのサイズは良く見ると思います。

19×89ってやつですね。

 

でも他に45×45とか25×120とか中途半端なサイズを見ることもあると思います。

これは国産材で尺が基本になっているからなんですね。

 

尺って何センチだっけ?とかツーバイのツーって何だ?

など疑問もあると思いますが今回はココだけ覚えておけばOKって感じで話したいと思います。

 

●木材のサイズについて

まずは動画をご覧ください

 

まずは大きく分けると外国産材(外材)と国産材(内地材)に別れます。

ホームセンターなどにいくと中途半端なサイズが目に付きますがどうしてこんな数字になるのか解説していきます。

■外国産材

一般的に良く見られるのがSPF材などの1×4(ワンバイフォー)や2×4(ツーバイフォー)などではないでしょうか?

これはインチのことで1×4(ワンバイフォー)といったら1インチ×4インチということになります。

1インチって何センチ?ってなると思いますが、ココだけは覚えたほうが良いかなと思います。

 

1インチ=2.54cm(25.4mm)

 

木材の基礎知識 木材のサイズについて (2)

 

 

車のホイールもインチなので15インチって言うと約38㎝ぐらいの径ですね。

テレビなども24インチなどの表記ですがテレビの場合は対角線の長さなので対角線が約60cmということになります。

 

他にもネジの径でもインチ表記の物もあるし、トリマーの軸なんかもそうですね。

国内では6mmですが、海外製だと6.35mmで1/4インチだったりします。

 

 

 

ここからはmmで表記しますが

じゃあ2×4(ツーバイフォー)って50.8×101.6mmじゃないの?

木材の基礎知識 木材のサイズについて (3)

 

ということになりますが木材の場合は仕上がり寸法なので実際は38×89mmで販売されています。

 

2×4(ツーバイフォー)=38×89mm(仕上がりサイズ)

1インチ     =19mm(仕上がりサイズ

 

これも中途半端な数値ですね。

 

これは原板50.8mm×101.6mmを乾燥させ仕上がるサイズがこれぐらいなんでしょうね。

101.6mmが89mmまで落ちているということは12mm以上も削っているということになります。

 

やはりこういった材は反りや曲がりなどの動きが大きくクセがあるということですね。

現にホームセンターに販売されている材は反り曲がりが大きいですね。

 

しかもSPF材はマツ科なので水に弱く香りもよくありません

 

枝は同じ場所から放射状に生えるので柄を見ても面白くないんですよね。

 

※SPFとは「スプルース」「パイン」「ファー(もみ)」の頭文字をとったもの

外材の場合は1インチ25.4mmで仕上がると19mmというぐらいを覚えておけば良いです。

木材の基礎知識 木材のサイズについて (4)

 

 

 

■国産材

私は外材をほとんど使いません。

理由は日本に生まれたからには国産材にこだわりたいということなんですが、香りも質も全く異なります。

 

国産材でDIYに使うなら杉かヒノキが選択肢になると思いますが杉ならSPFなどとさほど値段が変わらず購入できると思います。

 

で国産材のサイズはなにが基準になっているかというと「尺」です。

尺は現在使ってはいけないモジュールなんですが現在でも基本は尺をメートルに直した物を使用しています。

 

単位としては「尺・寸・分・厘」になっています。

例えば木材では厚みが4分(よんぶ)で幅が尺2寸(しゃく2すん)みたいに使います。

 

では尺って何mmかわかりますか?

正解は「303mm」です。

なので1寸というと「30.3mm」ですね。

 

1寸=30.3mm

 

よく1寸を「3.3mm」と間違えている人が多いので気をつけてくださいね。

ですが基本は1寸は「30mm」とざっくり覚えておけば良いです。

木材の基礎知識 木材のサイズについて (5)

 

 

これは木材業界が「尺」の桁などの仕上がりを「300mm」としているからです。

 

例えば4寸は正確には「121mm」なんですが図面では「120mm」で作られいるからです。

 

「4寸×尺」であれば「120×300」などですね。

 

なので「1寸は30mm」と概ね覚えておけばOKです。

 

 

では国産材の仕上がりサイズですが上記の外材の原板から仕上がりサイズまで12mm以上削っていましたね。

 

国産材の杉やヒノキだと動きも少なくおとなしいので5mm~8mm程度あれば仕上げることができます

それだけ国産材のほうが良い材が多いということになるんですよ。

 

 

 

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●どんな材を狙う?

では寸は30mmピッチというおおよそのサイズ感がわかったと思います。

木材では良く作られる材や既製品の寸法などがあります。

 

これを知っておくと、効率よく材を選ぶことができます。

ではどんな材料を買うと良いのか、簡単に説明しますね。

■野地

野地板は屋根の下地材として最も使われる立米安い材です。

現在はベニヤを使用する家が多いですが、野地板を好んで使う大工さんも多くいます。

 

サイズは厚み12・幅75~120mm程度で基本は2mの材になります。

一般的には幅3寸(90mm)程度が多い。

 

プレーナー仕上げはしていない粗木なので自分で仕上げないといけませんが今はその粗木が良いという人も多いです。

 

 

■胴縁・野縁・垂木

胴縁・野縁・垂木は1軒の家でも色んな所に多く使われます。

野地よりは倍くらいの値段しますが安価な部類です。

 

胴縁は壁の下地などにつかうもので長さは2m~4m、厚み18mm×幅45mm程度の材で厚みが削ってあることが多いです。

ここで45mmというのが出てきますが45mmというと「1寸5分」です。

 

1寸5分(45mm)もよく使われる寸法なので量も多いです。

 

野縁は長さは2m~4m、厚み30mm×幅45mm程度で両方どちらも使うので12×42mmぐらいに削ってあることが多いです。

野縁は天井裏の下地などに使われます。

 

垂木は屋根の下地や根太などに使われ長さは2~4m、厚み幅ともに45mmが基本です。

45mmあれば脚にも使うことができますね。

 

■間柱・筋かい・掛け

次も下地ですが、間柱、筋交い、掛けなどは共通のサイズで覚えておけばOKです。

長さは3m~4mが基本で、間柱は3mだったり筋交いや掛けは4mでだったりしますが厚みや幅は同じです。

 

同じと言っても数種類ありますが基本は厚みが1寸(30mm)と1.5寸(45mm)。

幅は3.5寸(105mm)と4寸(120mm)だけ覚えておけばOKです。

 

1寸×3.5寸とか1.5寸×4寸とかですね。

 

いろんな場面でいろんな用途もありますが節が少なければ化粧になる鴨居などにも使われる寸法です。

垂木などより3割ほど高いですが家具にも応用できますね。

●どこで買える?

こればかりはちょっと難しい問題ではありますが、地域によって林業が盛んであれば売っている場所もあると思います。

小売をしている材木屋とか大工さんに聞いてみるのも良いかもしれません。

わたしなら近くの材木屋に片っ端から聞くと思いますよ。

「杉の3mの1.5寸×4寸(インゴヨンスン)いくらですか?」などサイズを決めちゃって小売をしてくれるのか聞きますね。

●最後に

今回は木材のサイズと良く使われる寸法で効率的に買える材を話してみました。

木材って中途半端な数字が多くて「なんでこの大きさ?」とか思いますがこれで木材を見るのが楽しくなりませんか?

 

基本のサイズがわかっていれば「この材は使えるかな?」とか「ちょうどあの材が合いそうだな」なんてことも思いつきます。

なので今回は

 

・1インチは「25.4mm」

・ツーバイフォー(2×4インチ)は「38×89」(仕上がり)

・寸はおおよそ「30mm」

・1寸(30mm)と1.5寸(45mm)×3.5寸(105mm)と4寸(120mm)

・垂木や胴縁、間柱などのサイズと役割

 

これぐらいがわかっていれば他のDIYerよりも1歩抜きに出ると思います。

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「木こり・製材・家具職人」木材を1から知り尽くしたカミヤが20年以上培ったDIY木工スキルのすべてを大公開!

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