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会員さんから「ガラスや陶器に穴にはどんなドリルビットがおすすめですか?」という質問をいただきました。
なので藤原産業さんに相談したところSK11の六角軸溶着ダイヤモンドコアドリルを送っていただきましたので試してみます。
SK11のダイヤモンドコアドリルは切れ味がよく耐久性も高いので職人さんにも人気の売れ筋商品になります。
価格はやや高いですがそれにも理由があるので詳しくは動画をご覧ください。
まずは動画をご覧ください
●動画で使用した工具・アイテム
◆SK11 六角軸 溶着 ダイヤモンドコアドリル SYD-5~35 ▼購入はこちら▼ ●性能と用途
ダイヤモンドコアドリルとは筒状のドリルの刃先にダイヤモンドの粉を溶着したドリルになります。
ダイヤモンドを付けるには溶着と電着があり、電着のほうが安価ですが耐久性も低いです。
また溶着でもダイヤモンドが少なかったり、粗悪な製品だとやはり耐久力も低いです。
その点SK11の溶着ダイヤモンドコアドリルの溶着は質が良いので、耐久性も高くプロの方でも愛用している人も多いです。
磁器タイルを使って一流のメーカーの磁器タイルドリルと比べたところ、3倍以上長持ちしたデータもあります。
また軸は六角軸にすることでコストは上がってしまいますが、インパクトドライバーでも使用できるようになっているのも人気です。
丸棒だと滑る事例も多いので注意してください。
SK11の溶着ダイヤモンドコアドリルは硬質磁器タイル、石材、ブロック、モルタル、レンガ、ガラス、陶器などに穴を開けることができます。
●注意点とコツ
ガラスや陶器に穴を開けるにはSK11の六角軸溶着ダイヤモンドコアドリルがおすすめですが注意点とコツを解説します。
ガラスや陶器と加工するときは保護手袋・保護メガネを着用してください。
まずおすすめの電動工具は「インパクトドライバー」と「ドライバードリル」。
メーカー推奨回転数は1000~3000回転となってますが私が実際に開けた感じは1500~2000回転程度が最も開けやすいと思います。
今回の動画ではインパクトドライバーは中速の毎分2100回転まで落として使用しました。
ガラスや陶器に穴を開けるにはあまりパワーは関係ありません。
今回は18Vの工具を使いましたが10.8Vでも大丈夫かと思います。
ただインパクトドライバーではショックがかからないようにあまり抑えつけないようにしてください。
径や材の抵抗にもよりますが5mm程度の穴あけであればそれほどショックはかかりません。
またドライバードリルもおすすめですが低速・高速が選べて高速で1500回転程度のものなら大丈夫です。
安価なものだと低速しかなく500回転程度のものもあるのでそれはおすすめできません。
あとは厚みも推奨は15mmになっていますので厚い材は途中まで削ることはできますが抜くのが大変になります。
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●手順
まずはダイヤモンドコアドリルにはガイドリンクがついているので付属の両面テープを貼っておきます。
両面テープにガイドリングをおきます。
付属のスポンジを水で浸します。
水をあまり付け過ぎると回転したときに飛び散るので注意してください。
このまま両面テープと一緒に穴を開けていきます。
ガラスなどの作業では軍手以外の保護手袋や保護メガネを着用しましょう。
平らに押し付け全体で削るとなかなか進まないので少し斜めに(5°以内)傾けるとよく削れます。
今回の動画では見やすいようにガイドリングを外してますが実際は穴が開くまでガイドリングを付けて作業してください。
開けきるときは抑えつけていると抜けた拍子にドリル本体がガラスなどに当たって割れる可能性もあるので注意してください。
切れ味がよく意外と簡単に抜けてしまうのであと少しになったら抑える力を緩めてください。
●ガイドリングなしでの加工
今度は側面に穴を開けますがガイドリングなしの方法を解説します。
まずは回転させながら斜めに当て少しずつ傷を付けていきます。
急に起こすと外れますのでゆっくり起こしていきましょう。
インパクトドライバーではチャックのガタがあるので少しやりにくいです。
その点ドリルドライバーではガタがないのでやりやすいかもしれません。
段々起こしてまっすぐにしたら先程同様5°ぐらい傾けながら削ってきます。
軽く抑えつけながら進ませましょう。
動画では横向きに開けましたが、こうすれば抑えすぎて割れる心配もありません。
ただしガイドリングがないと微妙にズレたり水が飛び散ったりしますので可能ならガイドリングを使用したほうがきれいに切ることができます。
素材が変わっても同じなので陶器やレンガ、ブロック、磁器タイルなども同様に開けることができます。
ただし深さは15mm程度までが推奨なのであまり厚いと貫通できませんので、中心を砕きながら進めてみてください。
●感想
使ってみた感想は耐久性がすごく高いなと感じました。
同じコアドリルを使っていますが最後の磁器タイルにもはじめと同様の切れ味で進めることができました。
ガラスや陶器でもゴリゴリ空いていくので逆に抜けるときにちょっと注意が必要なので抑えすぎに気をつけてください。
コップなどの穴あけにも使えますのでぜひ試してみてくださいね。
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