一枚板のダイニングベンチっていいですよね~。
しかも無垢材を使った自然な風合いの耳付きの木製ベンチがDIYで作れたらどうですか?
難しそうな気がしますが実は意外と簡単に出来るんですよ。
実際に動画と画像ををまじえながらご紹介します!
もっと簡単なベンチはコチラ↓
DIYベンチキットは簡単に桧の木製ベンチが作れます!設計図はブログと動画で!
動画を作成しました。
この記事とともに参考にしてください。
もくじ
今回作ったベンチの材料は「杉」です。
サイズは
奥行き36㎝程度、
長さは90㎝、
厚みは4㎝、
全高は45㎝です。
36㎝というとかなり広く自然な風合いを出すため耳付きにしています。
「そんな広くて耳付きの材料」どこにあるの?
と言われそうですが、ホームセンターなどでは購入することは出来ません。
最近はやりのテーブル専門店などで購入はできると思いますが、そういったお店では値段もかなり高くなるでしょう。
入手するのには材木屋が一番ですが、そもそも小売をやっていないので、材木屋の人たちは対応することを嫌がります。
今回の材料だと6000円くらいでしょうか。
話がずれましたが、
脚は板の上下に桟をつけた格好になります。
脚の真ん中には補強も入れました。
脚のサイズは全高の45㎝から天板分4㎝を引いた41㎝になります。
注文では同時に1.5mのベンチの注文も頂いたのですが、今回は90センチのベンチで説明します。
(途中カットやトリマー加工のところは撮り忘れたので、1.5mで撮り直しましたが・・・)
今回のベンチ(90㎝)の実売価格は2万円程度です。
しかし今回の依頼主さんにはテーブル(20万円)も注文していただいたので、1万円で作らさせていただきました。
今回使う工具は
1.ディスクグラインダー
2・オービタルサンダー
3.マルノコ
4.インパクト
です。
1のディスクグラインダーは耳付きの場合だけで、ストレートのときは必要ありません。
2のオービタルサンダーは手でペーパーを使って削っても出来ますが、かなり時間がかかります。
3のマルノコも手ノコを使えば可能ですが、綺麗に仕上げるのは困難でしょう。
4のインパクトはさすがに無いとつらいです。
2~4の工具はDIY家具を作るうえでは、時間の短縮にも仕上げの綺麗さにもつながります。
是非そろえましょう!
それではDIYでベンチを作る手順を紹介します。
製材所で丸太を製材する場合は、皮むき機で皮を削り落とします。
なので、耳にかなりのバリがある状態です。
材料が杉なので、硬さは柔らかいほうです。
なので120番程度で削ります。
大きく削りたい場合は60番⇒120番で削ります。
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網状になったペーパー、ポリネットシート(180番)でサンダーをかけます。
価格:241円 |
価格:288円 |
ポリネットシートは1枚単価は少し高いですが、丈夫で裏面も使えるので、最終的に安く上がるのでおすすめです。
耳付きなので直角を出すことができません。
なので、切りたいところの幅の中心を出します。
中心線に対し直角を出し、差し金で線を引き丸ノコでカットします。
そのときも直角定規が使えないので、ベニヤで作った定規を使いカットします。
ベニヤを固定するためにクランプを使ってくださいね。
反対側は先ほど切った面の両端からメジャーで計り墨をつけ、先ほど同様ベニヤの定規でカットします。
カットした面をトリマーで面を取ります。
使うビットは4ミリの丸面ビットですが、面の大きさはお好みでOKです。
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カットしてトリマーで面を取ったところを仕上げます。
そのとき耳の部分はトリマーをかけられないので、手かんなで削ります。
サンダーで仕上げるので、大体の面が取れていればOKです。
面を取ったところや削り残しをオービタルサンダーに網のペーパーをつけ(180番)削ります。
天板も同じように180番のサンダーで削りますが、まだ仕上げではありません。
雑巾などに握れば出てくる程度の水を含ませ、天板に水をつけます。
こうすることによって乾いたときに細かな傷を浮き上がらせる事が出来ます。
・上下の桟になる部分を斜めにカットします。
・桟をトリマーで面取りし、斜めの部分は手かんなで削ります。
・脚の中心の板も同様に面を取ります
・オービタルサンダー(180番)で仕上げ組み立てます
上下の桟の中心に板を持ってくるので、中心に来るよう定規を作り板の下に敷きます。
桟と板の中心に印をつけハタ金やクランプで固定します。
このとき、ボンドを使うと後で高さ調整などが必要なとき外せなくなるので、使わないほうが良いでしょう。
下穴を開けビスで固定します。
脚が2つのみでは横からの力に弱いので補強の横桟を入れます。
まず、天板を反対におき、先ほど組み立てた脚を反対に仮置きします。
長さを切った横桟の材料を脚ではさむ感じに置き、横からクランプで軽くとめます。
斜めに下穴を開け、裏側に飛び出さないようにビスで揉み込みます。
これだけだと、まだゆるいので、裏返して反対側からもビス揉み込み固定します。
最初に打ったビスに交渉しないよう若干横にずらします。
上の桟の後ろからビスを打ち、脚全体を天板に固定します。
組みあがったら6.で水をつけ浮かした傷をオービタルサンダーに網のペーパー(180番)をつけ仕上げます。
仕上げはお好みで240番や320番で仕上げても良いでしょう。
細かいオガ粉を固く絞った濡れ雑巾でふき取り、くるみ油を塗り完成です。
「くるみ油」は杉との相性が抜群で、深みのある色合いで艶が出ます。
薄い皮膜を作るため醤油などをこぼしても簡単にふき取ることができ、コップの水染みなどもつかないんですよ。
今回はダイニングテーブルと一緒に納品しました。
依頼主さんも大変気に入った様子で、新たに「椅子」の注文もいただきました。
椅子の記事はコチラ↓
背もたれ椅子の作り方!手すりをつけ姿勢がよくなるように角度もつけてみた!
テーブルの作成動画はコチラ↓
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