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●テーブルソー?スライド丸ノコ?どっちもいけるトライトン(TRITON)プロジェクトソー
まずは動画をご覧ください●今回使用した工具・アイテム
◆Triton ワークセンタープロジェクトソー 750W TWX7PS001 ▼購入はこちら▼ ●トライトンのプロジェクトソーのスペック
ネットで工具を見ていたら面白そうな丸ノコ
「トライトンの750Wプロジェクトソー」を発見しました。
正式な型番は
「TWX7 PS001」 どうやらトライトンのワークテーブルに入れて使えるようなものらしいですがテーブルソーやスライド丸ノコに似た機能を持つので買ってみました。
テーブルソーって結構危険なんですがこれならそこそこ安全かなとも思います。
値段は30,000円~33,000円程度と作りを考えると安いなと感じました。
丸ノコは良く見るとグラインダーを改良したもので回転が毎分9500回転と高回転です。
消費電力は750Wです。
9500回転というと丸ノコの倍ぐらいの速さになります。
これはグラインダーをもとに作られているのでこのスピード何だと思います。
ゆえに精度などもちょっと不安ではあります。
チップソーは120mm×1.2×40Pと一般的なサイズです。
最大切削厚は22mmと書いてありますが25mmまではカットできそうです。
127mmならもう少し切れそうですがカバーを外さないと無理だと思うのでやめておきます。
最大切削幅は494mmなので相当大きな材もカットできそうです。
左側は250mmあります。
重量は11kgと重いですが持ってみるとそれほど重くない印象です。
付属物はダストバッグ、ハンドル、バイスクランプ、ガイド、工具など。
スライドはややゴロッとしますが軽い力で動くのでそれほど悪くありません。
問題は90度が出せるのか?調整はできるのか?ですが調整はできないようです。
まずはハンドルを付属の6角レンチで固定します。
それではどういった機能なのか見ていきます。
レールには真ん中に穴がありピンが収まるようになっています。
丸ノコを真ん中に持ってきてオレンジのダイヤルを回しピンを刺すと固定されます。
この状態で安全カバーが動くようになりますのでよく考えられた構造ですね。
丸ノコがレールを走るときはそのままでは安全カバーは上がらないので人差し指でガードレバーを押し上げることで安全カバーは上がるようになります。
あとで切ってみます。
フェンスは横から入れるとテーブルソーようで幅落としが可能になります。
フェンス側のノブを回すと平行移動します。
角度調整ノブを緩めると角度を変えることもできます。
しかしガイドを固定するときにスライドレールにガタがあるのでひねって固定すると並行も直角もズレるような気がしますので細かい精度は出しづらいと思います。
下から入れるとスライド丸ノコのように横切りカットできます。
刃の回転方向や材を入れる方向が気になりますが一見回転が逆のようにも見られますがスライド丸ノコでカットする方向と回転は同じということなので問題ありません。
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●実際に切ってみた感想
横切り縦挽きともに盤には目盛りが刻んでありますがあくまで目安にしかなりません。
では実際に杉の15mmの板を切ってみます。
カット自体はスムーズに切れて問題ありません。
25mmの杉も切ってみます。
切れないことはないですが22mm以上は安全カバーに挟まるので注意してくださいね。
直角もガイドの精度に依存しますが残った側の材はそこそこ精度を出すことができると思います。
今度は縦挽きをしてみます。
縦挽きに関してはガイドに貼り付けにくいのでふわふわしたがるような感じなので段差は多少できそうです。
窮屈なので押しにくいのもあります。
割刃があるので反発する心配は無さそうですね。
盤の滑りもあまり良くないですね。
シリコンスプレーかけてみましたがあまり変化はありません。
純正の刃はあまり切れが良くないのでリビルドストアさんが送ってくれた試作品のチップソーを取り付けてみました。
ただ純正の刃を外すのはかなり固いので付属の六角レンチだと厳しいかもしれません。
取り付けはちょっとやりにくくかったですが盤さら90度起こして取り替えれば簡単かもしれません。
切れ味は純正より良かったです。
音も甲高い音が無く切れている感じがしました。
純正は音も甲高く進みも悪かったです。
縦挽きもリビルドストア製のほうが良かったですね。
純正の刃はガサガサしてるのがわかります。
集塵は割としっかり集塵してくれていてダストバッグは透明で見やすいと思います。
もし集塵機を取り付けるときのためにダクトを測っておきます。
37mmと40mmの段差になってますので内径40mmのホースなら入ると思います。
以前動画で紹介したRYOBIのVC-1250の純正のホースはギリギリつきませんがジョイントがピッタリでした。
精度はというと意外と悪くはないですが正直ちょっと浮いているような場所も見られます。
微調整などができないので当たりハズレで直角が出ないものもあるかもしれませんね。
ガイドについても遊びがあるので高い精度を求めるにはちょっと心もとない気がします。
●感想
最後に使ってみた感想ですが考え自体は非常に面白いと思います。
マキタや日立が丸ノコを乗せられるようなものを作ってくれたら売れそうな気がしますけどね。
ただ精度は手放しで最高とは思えないので私が使うことはないと思います。
ガイドの遊びもちょっと不安ですね。
作りや部品の割には安い気がしますのであと1歩といったところです。
使い所としては大まかに幅を落としたり、小物を作って最後に削って仕上げるとか、丸ノコが怖い人にも良いかもしれません。
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