丸ノコのキックバックの原因と防止する方法は?まっすぐ切るコツを覚えるのが一番の対策!DIY初級編3

目安時間:約 9分
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※新しくキックバック対策の完全版マニュアルを公開しました。

詳しい記事はこちらをご覧ください。

 

 

 

 

どうもカミヤ木工のカミヤです。

以前DIYのアンケートを取ったとき

 

「丸のこを持っているのに怖くて使えない」

 

という質問がありました。

 

丸ノコでのキックバックはまっすぐ切ることさえできればほとんど起きることはありません。

正しい知識を持って丸ノコが使えるようになりましょう。

 

動画ブログで紹介します。

まずは原因と対策を認識し、動画をご覧になってください。

 

 

新しい動画はこちら

 

 

●追記 丸ノコの原因の動画も作ったので見てください

2019年7月6日にYahooニュースで丸ノコのキックバックによる死亡事故がおきました

新たに丸ノコの原因について動画を撮ったので見てくださいね。

 

■丸ノコで死亡事故!Yahooニュースのキックバック事故について考える

 

 

 

●追記

キックバック対策の完全版マニュアルを公開しました。

 

詳しい記事はこちらをご覧ください。

 

 

●丸ノコでキックバックが起こる原因は?

 

まずキックバックの起こる原因を認識しておきましょう。

 

原因1

キックバックは丸ノコの刃に(後ろ側の刃)材が触れることによっておきます。

切る幅が狭く後ろの刃が多いと丸ノコが斜めに進みキックバックする確率が増えてしまいます。

スクリーンショット_080716_080227_AM

 

 

 

原因2

材を切った時に下に落ち挟まれることにより持っている丸ノコが飛ばされます。

スクリーンショット_080716_084818_AM

 

 

 

原因3

曲がった材を切るときアーチ状に曲がった材を切るとキックバックしやすいです。

スクリーンショット_080716_085333_AM

 

スクリーンショット_080716_084818_AM

 

 

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●キックバックを防止する方法は?

■丸ノコの出具合を最小限にする

キックバックを防止する方法はまず、「後ろ側の刃」の面積を極力少なくする必要があります。

なので板の厚みギリギリより1~2㎜だけ出るようにセットするように心がけましょう。

スクリーンショット_080716_090140_AM

 

 

 

■まっすぐ切る

キックバックに最も効果的なのが、「まっすぐ切る」ことです。

刃が斜めに向いて進んでいくと、「後ろ側の刃」が材に当たることによってキックバックが起こります。

 

なのでとにかく「まっすぐ切る」ことができればキックバックは起こりません。

 

それには「曲尺(かねじゃく)、差し金」と呼ばれる直角の定規を使います。

幅の狭い材などは、差し金をしっかり持ってガイドの代わりに使い切る方法で簡単にまっすぐ切ることができます。

動画では3分56秒頃から始まります。

 

※動画参照

3分56秒ごろから始まる動画はこちら

 

 

幅の広い材は、クリップやクランプを使い、切りはじめの差し金を固定しておくと精度が上がります。

もっと精度を上げたい時や、大きな材を切るときは「シンワのエルアングル」を使うといいですよ。

 

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■曲がった材や「アテ」材

曲がった材を切るときは船と同じ曲がりで材を置き、切ると安全です。

(原因3の画像の裏表反対に板をおく)

 

もう一つ、広い板を切るとき「アテ」と呼ばれる飴色の逆に引っ張る年輪(見分けるには熟練された目が必要)があることがあります。

こういった材は切っている途中で板に挟まれるので、丸のこがキツくなったらすぐに止めましょう。

 

アテ材は予め少し長めに仮に切る「捨て切り」をすることも効果的です。

 

※こちらも動画内で説明しています

 

■丸ノコをしっかり持つ

最も基本的なことですが切るときは「キックバックが起こるかもしれない」という気持ちを忘れずにしっかり持つことが大事です。

しっかり持っていれば意外と踏ん張れるものです。

 

 

■丸ノコの真後ろに立たない

根本的に真後ろに立たなければ大丈夫です。

真後ろに足が来ないように注意しましょう。

 

■スタイロフォームを置く

馬や作業台の上にスタイロフォームを置いてもキックバックを防止する効果があります。

スタイロフォームとは、断熱材の一種で硬めの発泡スチロールですね。

 

この上で切れば刃も痛みません。

 

厚いほうがたわみませんが、台の上なら薄くても大丈夫です。

馬の上なら50ミリは欲しいところですね。

 

「カネライト」や「ブルースタイロフォーム」といった商品名があります。

 

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■作業台を適切な高さにする

自分なりに切りやすい高さを見つけておき、良い条件で切ることを心がけます。

無理な体制も避けましょう。

 

カットするときは馬があると便利です。

DIY で作業台を作ってみ手はどうでしょうか?↓

DIYに作業台は必要か?木材で「馬」を自作できるキットの作り方!

 

以上のことに注意すればキックバックは怖くありません。

そんなに頻繁に起きるわけではないので怖がらずに挑戦することが大事です。

 

●最後に

丸のこを使わないのはとても勿体無いです。

キックバックが起こる原因対策を注意していれば怖くありません。

 

使って慣れるのが一番の対策になるでしょう。

 

キックバックはいろんな条件が重なり起こります。

他の可能性や対策なども新しく【キックバック対策 完全版】として動画を作りましたので参考にしてみて下さい

 

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