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以前私のチャンネルで「丸ノコのキックバック」についての動画を配信したところ多くの反響を頂きました。
動画はこちら→【拡散希望】丸ノコで死亡事故!Yahooニュースのキックバック事故について考える
これは2019年6月に北海道でおきたキックバックの事故で右太ももを切って出血多量で亡くなったという事故が発端です。
私はこのニュースを聞きすぐに動画に取り上げもっと多くの人に知ってもらおうと思いました。
その結果反響も多く様々な声もいただきました。
中には「初心者が使ってはいけない」という声も聞こえてきますが本当にそうでしょうか?
キックバックは知っていれば未然に防げることだと思っています。
今までは単に知らせる能力が低かっただけではないでしょうか?
「誰かが声を挙げないといけない!」
ということでYouTubeチャンネル登録者4万人を超える私の仕事かなと考えた次第です。
正直ググって出てくる情報って顔も出していないどこの誰が書いたのかわからないいい加減な記事が多いです。
ですが事故直後私が配信した動画は急遽撮ったものなので、抜けていたり、足りない部分も多かったので今回新たに「キックバック対策完全版」としてマニュアルとしてわかりやすくしましたので多くの方にキックバックのことを理解していただけたらと思います。
●丸ノコキックバック対策【完全版】
このマニュアルは動画と文字を使い私なりに要所をまとめました。
わかりにくい点などありましたら
お問い合わせよりご連絡ください。
こちらが本編のすべての動画になります。
まずは最後までご覧ください。
一度見たら下記の記述とともに理解を深めてください。
丸ノコキックバック対策の動画本編(24分ほどあります)
●マニュアルの製作者は?
はじめましてYouTubeやブログ、メルマガでDIYで家具を作る教室「カミヤ先生のDIY家具教室」を配信しています【カミヤ先生】こと神谷章彦と申します。
私のプロフィールに関してはこちらのページをご覧ください。
プロフィールはこちら DIY家具教室カミヤのプロフィール!カミヤ木工のカミヤってどんな人? ●はじめに
2019年7月6日Yahoo!のトップニュースで丸ノコでのキックバック事故に対し消費者庁から「
注意喚起」がありました。
発端は2019年6月25日に北海道でおきた丸ノコのキックバックでの死亡事故です。
死因は出血多量ということ。
出典
しかしこのニュースだけ見てしまうと頻繁に事故があるように思えてしまいますがはたしてそうでしょうか?
消費者庁によると、
2010年12月から
2019年6月末までの間の
約8年半の間に医療機関から寄せられた電動のこぎりによる事故件数は実に
87件だそうです。
これって多いでしょうか?
私は
「意外と少ないな」と感じました。
日本では交通事故で毎年約4,000人の人が亡くなっていますが、丸ノコの事故は怪我であって死亡した事故ではありません。
ということはものすごく低い確率だと言うことです。
もちろん医者にいかない程の報告されない小さな事故もあるとは思いますが、これだけ少なければそれほど大騒ぎすることもないかなと思います。
そして最も多い怪我の場所は
・手と指 ・太もも ・足首~ひざの間 の順で多いそうです。
ただ丸ノコのキックバックにおいて
「手と指」を怪我することはほとんどないと思います。
これは多分テーブルソーのことだと思いますので実際手で持つハンド丸ノコでは事故件数はもっと少なくなると考えても良いと思います。
なので太ももと足首からひざの間にかけての事故を減らすことが最優先だと考えました。
これは正しい知識を持っていれば事故をゼロに減らせることは可能です。
マニュアルを見れば必ず無くなると思っています。
本マニュアルでは原因と対策、実際のキックバックを見ていただきどんなことでなるのかをイメージしやすいように作りました。
●キックバックの原因
では丸ノコの使用時にキックバックの起こる原因はどんなことが多いのか見ていこうと思います。
◆原因の動画はここから(3:15) ■原因1 丸ノコで曲げて切ろうとする
丸ノコでは曲げて切ることはできません。
無理にこじたり、曲げようとすることで裏の刃が材にあたり反発しキックバックが起きるかもしれません。
■原因2 切った材が真ん中に落ちる場面
材を切ったときに丸ノコが材と一緒に真ん中に落ちるように切る場面でも材と材が挟まれキックバックは起こります。
■原因3 厚い材や幅の広い材を切るとき
厚い材や幅の広い材を切るときも注意が必要です。
刃の接地面も多いのでキックバックする確率も上がります。
■原因4 広葉樹を切るとき
欅(けやき)や桜、楢(なら)材のような堅木を切るときもキックバックの起こる確率が上がります。
広葉樹は癖が強くどこで木の繊維が引っ張るかわかりません。
■原因5 無理な体制で切る行為
手が伸びた状態や安定の悪い場所での作業中にキックバックが起きると怪我も大きくなります。
■原因6 材に当ててから丸ノコを回転させる行為
丸ノコは止まった状態で材に当ててから回転させると反発することがあります。
最近の上位モデルの機種では負荷がかかっているときはノコ刃が回転しないようになっていますが大抵の丸ノコにはそういった機能がありません。
少し離した状態でノコを回転させてください。
■原因7 体の疲れや焦り
長時間の労働からの疲れや、急がないといけない場面などの焦りから来る精神的な要因でキックバックが起きると大きな事故につながることもあります。
■原因8 丸ノコの電源コードを踏んで引っ張る
100Vの電源で回るコード式の丸ノコの仕様ではコードにも注意しましょう。
脚で踏んでしまっている場合は急にコードが張って無理にひねってキックバックが起こることもあります。
■原因9 曲がった材やねじった材を切るとき
材が曲がっているときに反った面を下に向けて置いた材を切るとキックバックが起こります。
ねじった材も同様で浮く場所があったりするのでキックバックする確率は上がります。
■原因10 大きな丸ノコを使用する
丸ノコは径の大きな丸ノコのほうがモーターも大きいのでパワーも強くキックバックしたときに反動も大きくなります。
特に非力な方だと重い丸ノコは安定が悪くなりがちです。
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●キックバックの対策
原因を見ていったところでこれらの対策を見ていきましょう。
◆対策の動画はここから(6:36) ただし「原因1」の対策を「対策1」としてして解説しているわけではないので注意してください。 キックバックを根本的になくす方法、もしなっても回避できる方法など解説します。
いろんな対策を知っておくことが大切ですので腑に落ちるまで何度も見てください。
■対策1 キックバックが起きる心構えをしておく
丸ノコでは油断は禁物です。
慣れたときでも「キックバックするかも」という心構えが大切です。
「初心忘れるべからず」ですね。
もしキックバックが起こったとしてもとっさに防御することもできます。
■対策2 丸ノコの真後ろに立たないこと
丸ノコの真後ろに立ってなければもしキックバックが起こったとしても怪我をすることはありません。
あまり避けすぎると体制が悪くなり逆にキックバックを起こしやすくすることもあります。
若干ハスに構え半身ズラすイメージです。
■対策3 必ず反りは上向きに置く
曲がりは常に上向きに置いてください。
基本は木表方向に反ると思うので木表を上にします。
これが最も効率の高いキックバック対策になるので徹底させてください! ■対策4 切った材が右側に落ちるように
馬などを使うときは材が2点で支えられることになります。
その時中心で切ると材が丸ノコと一緒に中心に落ちるようになるとキックバックを起こすので、かならず残す材を馬の2点に乗せ、切った材は右側に落とすように切ってください。
■対策5 丸ノコガイドを使いまっすぐに切る
基本的なことですが
まっすぐ切ることも最も大切な対策のひとつです。
丸ノコは材が落ちて挟まれる以外はまっすぐ切れていればキックバックは絶対に起こりません。
なので丸のこガイドやベニヤで作った自作のガイドなどを使って切ってください。
参考記事(動画付き) ◆
丸ノコで90度(直角)に切る方法!丸鋸ガイドモバイルやベニヤ治具で矩(かね)出す ◆
タジマ丸鋸ガイドモバイルとシンワトライアングル45度丸ノコガイドのオススメはどっち? 市販の丸ノコガイドは精度が高いので良い製品を作るにもオススメです。
材にあった大きさのガイドを使いましょう。
■対策6 進みが悪いときは必ず丸ノコを止める
丸ノコで切っていると進みが悪く感じることがあります。
これは何かが原因で進みが悪くなった状態です。
ちょっとでも「おかしいな」と感じたらまず丸ノコの回転を止め何が引っかかっているかを必ず確認しましょう。
原因を取り除いてから再度切り直してください。
■対策7 材が挟まったら止める
木は育ちによって曲がったりねじったりします。
癖の多い木も存在するので急に挟まれるなんてこともあります。
そんなときもまず丸ノコはすぐ止めて回転させずに引き抜いてください。
もし取れないほど挟まれたら残りの部分を手ノコで切ったり、丸ノコを付近を切って繊維を断ち切ると取れる場合もあります。
どっちにしても木が良くないので使わないほうが良いですね。
■対策8 欠点材を使わない
対策7に似ていますが木にはアテと呼ばれる逆に曲がるほどの癖のある木が稀にあります。
同様に大きな節も硬かったり、その付近は癖が強かったりするのでそもそも使わないのが得策です。
あとで
アテ材を切る動画をお見せします。
■対策9 厚い材は2段階で切る
丸ノコの性能にもよりますが厚い材は深さを2回に分けて切ったほうがキックバックの確率を下げることができます。
目安としては30ミリぐらいなら1回で良いですが、45ミリを超えるあたりからは2回に分けたほうが良いと思います。
厚いと刃に対する抵抗も多くなってくるので負荷がかかるということですね。
刃の性能にもよって変わりますが弱いと熱で歪んで垂直が出ないことがあります。
■対策10 スタイロフォームを使用する
これは効果の高い対策で根本的なことになりますがスタイロフォームやカネライトと呼ばれる断熱材を使うことにより反りに対するキックバックを抑える効果があります。
たわみを作らなのと、丸ノコガイドの併用により基本的にキックバックが起こらなくなります。
必ず
たわみがないか確認してくださいね。
唯一木の反りに対してはキックバックの可能性が出るので材を置くとき必ず反りの向きを上向きに反るように置いてください。
スタイロフォームやカネライトはなるべく厚いものにしましょう。
もし薄くても下地が硬ければ問題ないので馬の上にベニヤや木の板を置くことでたわみをなくすことができます。
馬を使う場合は横向きに馬を置いてからその上にスタイロを置いても効果的です。
作業台に置いても良いですね。
切る前にかならずたわみを確認しましょう。
カネライトやスタイロフォームは大型のホームセンターにも置いてあるのでぜひ探してみてくださいね。
◆カネライト Amazon 楽天 ■対策11 刃の出具合を調整する
丸ノコを使用するとき刃の出具合を調整してください。
刃の帰り部分がお大きく当たることが原因でキックバックを起こすのでなるべく出具合は少ないほうが良いですね。
基本は10mm程度までで抑えておけば問題ないですが、スタイロフォームの場合はサクッとスタイロに当たる程度(1~2ミリ)ほどで問題ありません。
■対策12 スタイロフォームやカネライトの注意点
スタイロフォームやカネライトを使うときは注意が必要です。
例えば中心付近に材を置いて切ると丸ノコの安全カバーが当たる場合があります。
そうすると逆に危険です。
なのでスタイロを使うときは材を一番手前に置いてから切ってください。
こうすることで安全カバーが当たらずに安全に切ることができますよ。
■対策13 スタイロフォームやカネライトがない場合
スタイロフォームやカネライトがない場合ですが、同じ高さのバンギが4本あれば代用できます。
切った後の材が安定して4本の材に乗っていればスタイロフォームの上に乗っているのと同じと言うことですね。
もちろん反りは上向きです。 もし4本なくて3本でも同様の効果があります。
その時は切った材がバンギ1本に乗って天秤より若干右側に落ちるようにすると良いですよ。
■対策14 材はしっかり固定する
材は動くことで安定が悪くなります。
クランプがある場合は隅を止めておき、もう1点は左手で丸ノコガイドを使って抑えると2点で固定することになり安定します。
■対策15 電源コードを踏まない(100Vの丸ノコ)
電源コードを踏むことによってコードが貼ってキックバックを起こすことがあります。
短い幅のものを切るときはそれほど意識しなくても良いですが、長い幅を切るときは注意してくださいね。
対策としてはコードを前方から持ってくることが有効です。
そのとき左手を通しておいて余裕も持たせあしらうと良いです。
もう一つの対処法は肩に掛けることも有効です。
コードが後ろから来ていたとしても肩に掛けることでコードに余裕を持たすことができますよ。
切る前にシミュレーションで手を伸ばすことも大事です。
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●ひざから足首にかけての事故について
冒頭で述べた丸ノコでの怪我で多かった「ひざから足首にかけて」ですが地べたに材を置いてのカットで起きる事故です。
しゃがんだ状態でのカットはとっさに逃げることができないのでできれば馬や作業台の上で行いましょう。
もし作業する場合でも先に述べたようにスタイロフォームを置いたり、ガイドを使用したり、材の反りを上に向けたりやることは応用させて作業しましょう。
●アテ材の説明とキックバックの実演
では過去の動画から実際にキックバックの起きる現象を、よりなりやすいアテ材という欠点材を使って見ていきましょう。
◆アテ材の説明はここから(17:39) ■アテ材の説明
アテ材はヒノキなどに多く一般的には木表に反るのが反対に木裏に反ったりする大きな癖になります。
こういった材は危険なので使わないようにしましょう。
実際に切ってみるとアテの力が強く木に挟まれてしまいました。
こうなると刃も回らなくなります。
引っこ抜くか手ノコで切って対応してください。
まあここまでヒドイ材はよっぽど出回らないと思うので参考程度で見ておいてください。
参考記事(動画付き) DIYで家具を作るときはアテ材を使わない!木材の基礎知識11 ■キックバック実演
キックバックの動画はここから
では今度は短い材を反対向きに置いて切ってキックバックを起こしてみます。
実際にキックバックを起こしましたがどうでしょうか。
丸ノコが30~40センチほど後ろに飛ばされました。
ただこの程度なのでなることがわかっていれば押さえつけることは可能です。
知っているだけでかなりの予防になると思いますよ。
これだけ曲がったアテ材でも反りを上向きに切ったらどうでしょう。
すんなり切ることができました。(慣れるまではフリーで切らないようにしましょう)
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●原因と対策を踏まえて切ってみる
色々解説しややこしくなったと思いますので簡単にまとめたのでおさらいをしてみましょう!
◆おさらいの動画はここから(20:10) 原因と対策をまとめるとキックバックがどうやってなるか分かってきたと思います。
・反りによる上下方向の力から挟まれて起こるキックバック ・刃の後ろが材に当たって起こるキックバック ・木の癖によって挟まれて起こるキックバック この3点を注意すればキックバックは起こらないということになります。
ということは
・反りによる上下方向の力から挟まれて起こるキックバック
⇩⇩⇩
反りの向きを上向きにし、スタイロフォームなどを使って切る
・刃の後ろが材に当たって起こるキックバック
⇩⇩⇩
ガイドを使ってまっすぐ切る
・木の癖によって挟まれて起こるキックバック
⇩⇩⇩
アテ材や欠点材を使わない
これらを抑えておけばよほどキックバックは起こりません。
そして身体的や準備で予防ができることもあります。
・真後ろに立たない ・コードを踏まない ・無理な体制をしない ・キックバックを心がける ・カミヤモデルの皮ガードを使う ・疲れや焦りに注意する 以上のことに注意して丸ノコ作業しましょう!
●【追記】長い材を切るときの注意点
2.0m程度の長い材を切るときの注意点を解説した動画を撮りました。
天秤に近い状態で外側に落ちるように心がけます。
不安定なようですが意外と安定しているんですね。
●追記:中国産業のチェンソー用防護ズボン「プロテクティブパンツとチャップス」
以前チェンソー用で紹介した防護ズボン、中国産業のプロテクティブチャップスがあるのですが、丸ノコでどれだけ効果があるか試してみました。
※ただし私が勝手にやっているだけなのでメーカーの保証など全くありませんのでご了承ください。
※中国産業は中国地方の岡山県にあるジーンズで有名な日本の企業です。
◆【安全】広島死亡事故から教訓!キックバックを中国産業の防護ズボン「プロテクティブチャップス」 まずは動画をご覧ください 6層になっているのですがほとんどが2層で止まりました。
丸ノコ用ではないので保証はできませんが、付けていて損はないと思います。
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●キックバックの事例を紹介
前回のキックバック対策動画でコメントを多くいただきました。
その事例などを紹介しますね。
今後も頂いた事例はこのマニュアルに掲載したいと思います。
自分は脚立と脚立の間に垂木の束を足場板代わりにした上で丸ノコを使っててバランスを崩してからのキックバック。 右足の親指が骨見えるくらいまで靴の上からザックリでした。 まぁ未経験は要注意当たり前ですが、慣れからの慢心が1番の危険。 横着もよろしくないですね。
丸ノコは 便利すぎて使い慣れると ちょっとした油断で手を抜く人は多いですね。 私も40年ほど前 20代ぐらいの頃ですが 右足の太ももを20針筋肉切断をしたことがあります 刃に触れると一瞬です あとから後悔しても遅いので 油断、手抜きは禁物です。
59才会社経営です、21才~22才の時期に型枠作りの日雇いに行ってて電動丸鋸のキックバックので左手親指付け根附近をざっくりと切って20数針縫いました! 切ってる途中で一度停めて再度スイッチを入れた所でバックしてきて押さえていた左手の軍手が巻き込まれて、一瞬でした。 幸いパワーの大きく無いタイプの丸鋸でしたので指を切断まで行かなくて済みましたが、鋸で切ると段々の歯でえぐりながら切るので後が痛いです。 その当時は今見たいに安全管理も確立してなくて誰も電動丸鋸の危険なキックバックなんて教えてくれませんでしたね…身をもって体験した痛い思いでです。
他にも事例がありましたら
お問い合わせよりご連絡ください。
●最後に
このマニュアルを多くの方に見ていただきたいと思います。
ぜひDIYをやっている知り合いやお仲間の人たちにも見ていただけるよう拡散していただけたらと思います。
怪我は慣れたときが最も危険なのでこのマニュアルを定期的に見直していただけたらと思います。
せっかく趣味で楽しんでいるものなので怪我のないようにしましょう!
※今後追加したほうがよいコンテンツは増やしていきます。
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いつもブログを読んでいただいてありがとうございます。
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楽しい操作ガイドありがとうございます。キックバックの原因の1つに、私の経験では、ノコのベースをしっかりと板面に当てないで切り進むときに起きることがあります。慣れないうちは、機械をしっかりと握るので、つい力が不自然に入り、手前のベースが浮き上がったのに気づかず、切り進むことがありました。つんのめって切り進む形ですね。常に板面にベースを性格に当てて切るコツを覚えてからは、キックバックはしなくなりました。
それと、長い距離を切り進めるとき、手が伸びなくなって途中で一旦機械を止めて、姿勢を変えて再スタートするときにキックバックを起こすことがありました。ノコを少し戻して再スタートすれば心配ないのですが、これは、板にノコの歯を当ててスタートしたときに起きるキックバックの例と同じですね。
スタイロフォームを下に置いての切断は、知りませんでした。間違っても置き台まで切ってしまうことがたまにありましたので、とても参考になりました。ありがとうございました。
ともあれ、キックバックは、DIYやり始めの最大のびっくりです。テーブルソーでのキウックバックでは、はじかれた板きれが飛んできますから怖いですよね。