くろ+(プラス)の165×90Pのチップソー藤原産業SK11が新製品を販売開始!早速カミヤ先生が使ってみました 

目安時間:約 8分
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 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (1)

今回は藤原産業さん(SK11)のチップソーの新製品「くろ+ 165×90P」を試します!

 

この動画をはじめてからよく切れる165mmのチップソーをずっと探してきました。

そして「くろ+72P」を見つけました。

 

くろ+は思い入れが強く、藤原産業さんと出会うきっかけにもなり人生を変えてくれたと言っても過言ではありません。

最近は藤原産業さんの製品の試供品を試したり開発のお手伝いもしているのですが、そんな中、新製品の試供品が来ましたので試そうと思います。

 

その新製品とは「くろ+ 165×90P」です。

なんと72~大幅アップの90Pで藤原産業さんも渾身の作品として販売です。

 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (2)

 

 

早速試していきましょう!

●藤原産業さんの新製品「くろ+165×90P」を試してみた

とりあえず動画をご覧ください。

今回は早速結論からいきます。

正直、綺麗さはめちゃくちゃすごいです。

めちゃくちゃキレイですよ!キレイなんですが、72Pもかなり切れ味が良くてそれほど差がないんです。

ただよく見ると90Pは刃のガタツキがほとんど見られないのでコレはこれですごいことなんです。

 

今回試したのは柔らかい木の代表の杉と一般的な硬さのヒノキとその節の部分もカットしてみました。

切れの良さは柔らかいほうが差が出やすいのでヒノキのほうが差は少なく、杉のほうがわかりやすかったですね。

 

ではカットした画像をご覧ください。

※どれも上が90P 下が72Pです

 

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杉は最もわかりやすいのは夏目の部分です。

 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (10)

 

夏目は繊維も粗くボソボソしています。

※こう聞くと悪いイメージかも知れませんがスポンジのような構造なので断熱効果があります。

 

仕上がり面はなんとなく明るい感じがするのでよりなめらかではあります。

 

あとは切る場所にもよりますが90Pは刃の細かい段差の跡が見えないんです。

72Pではうっすら見えるのでこれには驚きましたね。

 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (11)

 

 

触ってみても90Pのほうがなめらかではありますが72Pも相当すごいので差が分かりづらいんですね。

 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (12)

 

 

ヒノキのほうが差は分かりづらいですがそれでも刃のあとは見えません。

 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (14)

 

 

節の硬い部分もキレイに切れていました。

 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (15)

 

 

やはり硬くなってくると差は分かりづらいという点は出てきます。

 

 

 

 

●値段について

この動画を撮ったのが2020年4月末なんですがまだ発売直後とあって5,313円と高めだけど価格は下がります。

 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (16)

 

 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (17)

 

 

Amazonは新商品などの価格は高めに設定されることが多く、値段は出品者が決めることはできないらしいです。

 

出品者が増えれば価格も落ち着いてきますのでちょいちょい確認してみてくださいね。

販売ページも別ページとなってますがそのうち統合されるとも言ってました。

 

◆くろ+ 165×90P

【Amazon】

 

【楽天】

掲載待ち

 

【Yahoo!】

掲載待ち

 

 

◆くろ+ 165 72P

【Amazon】

 

 

 

ただ藤原産業さんが言うにはホームセンターでの販売価格は3,500円~3,800円程度ではないかと言っていたので一つの基準になると思います。

 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (18)

 

●くろ+ 165×90Pはプロ用モデル?

切れ肌を見ていきましたが、90Pの切れ味は半端なくなめらかで美しいです。

SK11というとDIY専門の安めの価格設定という認識をしていますが、藤原産業さんはSK11をプロも使えるブランドに押し上げようとしているんですね。

 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (3)

 

くろ+は十分マキタやHITACHIのサメとかシャチに対抗できるスペックだと思います。

ぜひ大工さんにも浸透してほしいですね。

 

最近は現場でも充電式の36Vや40Vが普及してきています。

 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (4)

 

 

家庭用の100Vよりも瞬間的なパワーが大きい充電式ではより多くのチップの数でも抵抗なく回転させることができるようになってきています。

 

なので今までの72Pよりも刃数の多いものを販売しようという流れになってきています。

 

つまりSK11のくろ+90Pは次世代チップソーとも言えます。

 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (5)

 

●音量は?

音量を比べてみましたが72Pは82.4dBでしたが90Pは81.3dBでした。

 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (9)

 

ということは切れも良いということですね。

 

 

●デメリットはないの?

90Pにすることでデメリットはないのでしょうか?

一般的に刃の丁数が多いと持ちは悪くなってきます。

 

切れの良さと持ちは比例しないと言うことですが、そもそもDIYレベルなら切る量もしれているので仕上げが速いほうが作業も楽だと思います。

 

2台の丸ノコがあるなら仕上げ用丸ノコに90Pや72Pをつかって、隠れる部分を切る丸ノコや捨て切りには52Pというのも良いですね。

 

ただ上記で述べたようにハイパワーの36Vや40Vように刃数を多くしているので18Vやモーターの性能の低い海外製の家庭用100Vだとちょっと抵抗が多く重く感じるかもしれません。

 

今回動画で使用したようなマキタやHiKOKIのものなら100Vでも問題ないですよ。

 【切れ味最高】くろ+ 165×90P (6)

 

●刃の作りについて

くろ+と比べるとサメやシャチは刃の形が鋭利に作ってあり、持ちよりも切れ味を重視して作っています。

 

しかしくろ+は刃の角度はそのままで刃数を多くすることで切れ味を増しています。

なのでくろ+は耐久性も高いということになりますが72Pと比べると若干持ちは悪くなると思います。

 

●刃の替え時は?

刃の替え時はいつですか?と良く聞かれることがあります。

こればかりは人それぞれとしか言いようがないですが、新品で刃をつけたときに切った端材を取っておいてください。

 

その端材を参考にして「ここまでならOK」とか決めてみてくださいね。

私は刃の跡がちょっとでもついたら交換するようにしています。

 

●最後に

今回はくろ+の72Pと90Pを比べてみました。

正直72Pが優秀すぎるのでそこまで大きな差は目立ちませんでしたが、段差がまったくないのは素晴らしかったですね。

今後は36Vや40Vが主流になってくる予感もしてますのでそれに対応したチップソーになったのではないかと思います。

 

今後もくろ+に動向には期待です。

藤原産業さんが言うには「100Pでも作れますよ」と言っていたので販売されるかもしれません!

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「木こり・製材・家具職人」木材を1から知り尽くしたカミヤが20年以上培ったDIY木工スキルのすべてを大公開!

国産の木材(杉・ヒノキ)の良さを活かした家具を作りながらDIY初心者に家具作りの楽しさをブログや動画やメール講座で教えています。

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