どうもカミヤ木工のカミヤです。
最近は「テーブルソー自作マニュアル」を作ったので、関連した動画を撮っています。
丸棒の作り方や額縁の作り方を紹介してきましたが、「そういえば反発防止のフェザーボードの作り方も必要だな」と思ったので今回はフェザーボードを作ってみました。
テーブルソーにフェンスがあればそれほど難しくはないので、安全のためにもぜひ作ってくださいね。
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まずは動画をご覧ください
テーブルソーは万能でとても便利な電動工具ではありますが、高速で回っている刃がむきだしなので最も危険な電動道具でもあります。
※次回キックバック・反発についての動画をアップします
ただし材がしっかりフェンスに張り付いて、そして戻ってこなければ安全です。
まあ刃が出ているのでそれに触れる可能性が残っている限り危険ではありますが、そこは自己責任でお願いします。
今回は材を入れたら前へは進むが引っ張っても戻ってこない治具「フェザーボード」を作るので、ぜひ安全のために作ってくださいね。
厚み幅は適当でいいのですが大体、厚み15ミリ×幅100ミリ程度の材をテーブルソーの端より少し長めに出るぐらいにカットしておきます。
次に板の先を少しでいいので角度をつけ斜めにカットし、そこから100ミリ近辺のところに垂直に線を引いておきます。
スリットを入れた後に斜めに切るとバタつくので先に切っておいてください。
スリットの間隔を3ミリおきにしたいのでテーブルソーのフェンスを3ミリで設定しておきます。
丸ノコを回し材を入れ線のところまできたら、丸ノコを止め(安全のため)材を戻します。
そしてフエンスを3ミリに5ミリ(鋸シロ2ミリ+3ミリ)を足して残寸を8ミリに設定し、ノコに通します。
「挽いたら5ミリ足す」をくりかえし全てにスリットを入れます。
ノコを入れるときの注意点はスリットの部分が曲がるのでフェンスに貼り付けるのは線より手前にしてくださいね。
これをひたすら続けて完成です。
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テーブルソーのノコを下げ加工したい材を置いてみます。
フェザーボードを軽く押し当てテーブルソーの縁にクランプで2箇所固定します。
Fクランプやハンドクランプで固定します。
関連記事はこちら
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一度手前に引っ張って戻ってこないか確認します。
安全が確認できたら加工しましょう。
フェザーボードはキックバックや反発を防ぐだけではなく精度を上げることもできます。
テーブルソーでは必須のアイテムになるのでぜひ作って安全と精度を手に入れてくださいね。
テーブルソー・トリマーテーブル作ってDIYレベルを格段にアップさせたい人はこちらを見てくださいね。
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テーブルソー・トリマーテーブルの作り方動画!カミヤ木工のテーブルソー自作マニュアル
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お疲れ様です。
こんばんは、何時も動画、メールを楽しみにしています
本当に有難うございます。
さて、本日のフェザーボードに着目されたのにはとても関心があります。
実は、恥ずかしながら、以前に小、中型のテーブルソーを自作いたしましたが、大板材を加工
するために、既製品のテーブルソーを購入しました。(5年前)
ご承知のように私はカミヤ様のように家具職人では無く、孫のおもちゃ作りから始めて
今ではあらゆる木工細工を趣味でやっております。
そんな時、手に持って作業する丸鋸とは違いカミヤ様ご指摘のようにテーブルソーはとても便利で素晴らしい道具です。
しかし、裏を返せば、道具その物が裏返しで「刃」だけしか出ていません。
DIY初心者、もしくは慣れから来る大着な扱いで、細かな材料でも手を添えて使用するかもしれません、材料をケチってとんでもない大怪我をするかもしれません。(実際私がそうでした)4年前に小さな材料をカット中に材が踊りだし、同時に野外でしたので、突然、野良猫がテーブルソーの下を横切って行ったのにびっくりして「一瞬」目が離れた瞬間、利き手の指
1.5本を飛ばしてしまいました。たまたま、専門外科医に遭遇したお陰で、形は一応5本の指があるようには見えますが関節は固定で、今でも、冬はとても痛みます。
もっとも、自業自得ですが、お恥ずかしいお話で申し訳ありません。
当たり前ですが、電動工具を使う時は特に慎重に、慎重になりました。
せっかちの私のような性格の人はとにかく人一倍慎重さが必要だと身につまされました。
そのような意味では今回のフェザーボードの重要性を読者の皆様がしっかり受け止めて頂けるよう、心から願っております、小さな材をカットする時は、必ず押しスティック等を使って
慌てず安全に作業をして頂けるよう、合わせて祈念いたします。
たまたま、そんな意味から、偶然にも本日、自分流のスライド丸鋸用の押さえ固定ステックを
作り、ブログにアップしました。これも怪我の巧妙からのヒントです。
カミヤ様の趣旨とは少し外れた木工作ですが、木を愛する(特に檜)者としてご理解頂ければ幸いです。
今では、安物の道具でも治具を色々アレンジして道具の精度を高めて楽しんでいます。
楽しみにしていますので、今後とも宜しくお願い致します。
拙い長文で申し訳ありませんでした。
平 山 幸 裕
平山さんコメントありがとうございます。
もちろんテーブルソーの危険性はわかっているつもりなので、キックバック等につきましては次の動画で紹介するつもりです。
もっとアップしていきたいのですが、いかんせん作業が追いついていないのでお待ち下さいね。
スティック等も別動画で配信したいと思います。
ご意見どうもありがとうございました。