どうもカミヤ木工のカミヤです。
このところ自作できるテーブルソー・トリマーテーブルのマニュアルを作っていたので頻繁にテーブルソーを使うようになりました。
YouTube動画でもテーブルソーやトリマーテーブルの使い方やテクニックを紹介をしてきましたがキックバック・反発について解説していなかったのでしていこうかと思います。
キックバックと言ってもどうして起こるのか?ということがしっかりわかっていれば未然に防ぐことができるので理解しておくと良いですよ。
もくじ
まずは動画をご覧ください
ではどうしてキックバックが起こるのか?を簡単に説明します。
動画のように材を挽くわけですが、挽いた材がフェンスと丸ノコの刃によって挟まれます。
※挽く→板を縦方向にカットすること
材を突っ込んだ入り口の刃は上から下へ回って来るので材は下に抑えられて進んでいきます。
なので丸ノコの出口付近まではキックバックが起こることはありません。
しかし材が進むに連れ出口を超えると刃の後ろ側は、下から上前方に進んできます。
この時に材が上へ押し上げられる形になります。
挽いているうちは入り口の刃が下へ押さえつけていたのが、材を挽き終わると同時になくなり、後ろの刃が前方へ押し戻そうとします。
これがキックバックや反発と呼ばれる物です。
ではどのように防ぐのか?と言うと、一般的には割刃(スプリッター)と呼ばれる後ろの歯に当たらないようにする金具を設置します。
他には「反発防止つめ」があるとキックバックを防止することができます。
ただ実際作業していると、作業効率が悪く邪魔なので大抵は外してしまいます。(本当はいけないので自己責任でお願いします)
もちろんあったほうが良いのですが、割刃が無くてももっと簡単に後ろの刃との接触をなくす方法があります。
それと中途半端な割刃を自作し使用すると、外れたりしてどんな動きをするか予測できす逆に危険になります。
これは刃の入り口はしっかり精度を出しておき、出口だけ0.5ミリ広げておきます。
キックバックや反発は基本的にフェンスと刃に挟まれることにより起きます。
であれば出口を広げれば挟まれる力もなくなるので材が戻ってくることはなくなります。
フェザーボードは材をしっかり抑える効果もありますが、材が戻ってくることを防止するため反発を防ぐ事ができます。
本当は上からも抑えれば完璧ですが、上からは手で抑えることができるのでよほど必要ありません。
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それでも起こることがあるかも知れませんので当然のことですが真後ろには立たないでくださいね。
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狭い材を挽くときは手を添えることができず危険です。
そんな時に役立つテクニックを紹介します。
と言ってもいたって簡単なんですが、まず材を半分より少し挽いたところで止め、材を抜きます。
そうしたら前後ろを反対(手に持っていた方をノコに通す)にし、切断したら材を抜きます。
慣れないうちはその都度丸ノコを止めてから材を引き抜いてくださいね。
これで簡単に危なくなく材を挽くことができます。
テーブルソーはとても便利な道具です。
でも刃がもろに露出しているので危険を伴います。
どういった行為が危険なのかを知ることによりキックバックや反発を防ぐ事ができます。
あなたもテーブルソー自作マニュアルを見てテーブルソーの知識を深めてくださいね。
⇩
テーブルソー・トリマーテーブルの作り方動画!「自作マニュアル」はこちら
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