DIY　家具　教室

どうも【DIY家具教室】カミヤ先生です。

前回高儀アースマンの新型S-Linkの丸ノコ「DM144LiAX」を使用してみました。

さすがにチップソーも110ミリと小さく、ベースも鉄なので手放しで喜べる感じではありません。

なので今回は110ミリのチップソーの中で切れの良いものを探してみました。

と同時に90度（直角）をがしっかり出るのかもやってみましたので動画でごらんください。

●110ミリで最も切れるチップソーは？

まずは動画をごらんください

110ミリの丸ノコ自体私も初めてだったのですが、110ミリのチップソーって数が少ないんですね。

探してみたのですが、全然なくてしかも100ミリのものでも代用できるのか探してみました。

切れ味2位■藤原産業SK11　くろ　1.2×40×110

「くろ+」の下位版としての位置づけの「くろ」ですが値段も安価で買えるため使い捨て感覚で交換することが出来ます。

くろ+ほどではないですが、普通に切れは良いです。

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※刃数24丁の物もあるので注意してください。

切れ味1位■藤原産業SK11　くろ+　1.2×40×110

165ミリのチップソーでも抜群の切れ味を誇った「くろ+」ですが125ミリではそれほどの切れ味ではありませんでした。

110ミリも同様径が小さくなると切れ味もさほど抜きに出ない感じがしますが、それでも「くろ」よりは切れ肌がキレイでもちろん今回試した中で最も切れが良いです。

毛羽立ちが少ないのも良いですが、少し高額なので迷う部分ではありますね。

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※刃数24丁の物もあるので注意してください。

■YAMASHIN　ブラックパールサイレント　1.2×30×100

125ミリの切れの良いチップソーを探した時に最も切れたチップソーです。

でも110ミリの設定がなく100ミリでしかも刃数も30と少ないです。

少し期待はしていたのですが「くろ」よりも若干切れが悪かったですね。

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■YAMASHIN　オールマイティZERO　1.1×32×100

金属のカットも可能というオールマイティZEROですが、165ミリのときはかなり切れがよく、ハイパーチップソーに匹敵する切れ味でした。

こちらも径が100ミリとなります。

110の切れ味は「くろ」と良い勝負ですなので金属専用として揃えてもよいかもしれません。

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■アイウッド　木工チップソー　1.2×30×110

こちらは「くろ」系以外で唯一見つけた110ミリだったのですが、刃がバタつくようで使い物にならないですね。

正直買わないほうが良いです。

これを売るって・・・

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●90度（直角）が出ていない

木工で最も大事なのが90度を出すことです。

丸ノコで90度がしっかり出せないと作った家具も歪になってしまいます。

こちらの丸ノコ「DM144LiAX」は角度調整機能は付いていないので出荷時の性能に依存することになります。

しかし、今回のテストで90度が狂っていることが判明。

丸ノコでは一般的に刃の出しすぎは良くないのですが、試しに最大に深く切ってみます。

するとかなり改善されましたが、まだ90度がズレているようです。

やはり刃が小さいと抵抗を受けやすいんでしょうかね？

そこで鉄のベースをギュッと手でひねってみます。

ひねる！

すると出ました！90度！

ん～、これはどうなんでしょうか（笑

苦肉の策と言ったところですが、90度が出ないよりは幾分マシでしょう。

スペックは110ミリのチップソーなら39ミリまで切ることが可能ですが、精度が出せるのは20ミリぐらいまでということでしょう。

あまり過度の期待はしないほうが良いかもしれませんね。

ぜひ調整可能バージョンを販売してほしいところです。

●最後に

丸ノコはチップソーで良くも悪くもなるということがわかりました。

110ミリの丸ノコでは精度も低くなるので、できれば1番切れる状態で望みたいですね。

しかし今回も藤原産業SK11の一人勝ちと言ったところでしょうか。

もしあなたが「もっと良く切れるチップソー」を知っていたら教えてくださいね。

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