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以前の動画で硬い木のウッドデッキの下穴の径や深さなどを解説しおすすめのスターエムの皿取錐を紹介いたしました。
今回は針葉樹などの軟らかい木(軟木)でウッドデッキを作るときはどういった基準で選んだら良いか解説いたします。
軟木ではあまり大きな下穴にするとビスが効かないしかといってウッドデッキ用の太いビスをそのまま打つと割れやすくなります。
なので適正な下穴のサイズや推奨ビスサイズを探って、スターエムのウッドデッキ用皿取錐を見ていきましょう。
●軟木のウッドデッキの下穴サイズは?スターエムの皿取錐で考える
今回の動画は前回の硬い木のウッドデッキ用の皿取錐を見ておいてください 動画はこちらをご覧ください。 ■補足説明
前回の動画ではウッドデッキに使うビスを決め
「適用ビスサイズ」を確認してウッドデッキビスを基準に皿取錐をチョイスしましょうという内容でした。
説明がややこしかったのですが、その動画で伝えきれなかったことを解説します。
ウッドデッキ用皿取錐には「3.5mm」と「4.5mm」があるのですが中心部には内錐と呼ばれるドリルが入っているのですが、内錐替えて長さを変えることができます。
もちろん3.5mmの内錐を4.5mmの皿取錐に使うことはできないので注意してください。
■軟木には3.5mmの下穴をおすすめ
硬い木とは考えが違いますので前回言った「適用ビスサイズ」は無視して下さい。
基本的には針葉樹(軟木)には3.5mmの下穴サイズを選んでください。
■板の厚みとビスの長さ
では前提として板の厚みの話をします。
ウッドデッキは概ね20~25mm程度の厚みになるので今回の動画では25mmという前提で話を進めていきます。
極端に厚くなるとビスの長さも変わってきますのである程度補正してくださいね。
ではまずビスの長さですが、板厚が20~25mmとすると約2.5~3倍がビスの目安なので65mmがちょうどよいかなと思います。
もちろん次のサイズ75mmでも問題はありません。
今回も前に使ったウッドデッキビスを使いますが今回はネジ頭が+ビットのウイング製ステン万能ビスを使います。
・ウイングのステンウッドデッキビス 5.5mm×65mm(実際は5.2mm) ・八尾製鋲のステンウッドデッキビス 5.0mm×65mm ・ウイングのステン万能ビス 4.8mm×62mm 若干の太さの違いもありますがどれもしっかり効くので問題ありません。
ウッドデッキ用のビスに付いてもまた動画を撮ろうと思います。
■下穴の深さ
ウッドデッキのビスの長さは65mmに決まりましたが下穴の深さはどうでしょう。
硬い木の場合は木が割れたりネジ頭が飛ばないようビスの長さより5mm程度深くしましたが軟木の場合はそれだと開けすぎになります。
考え方としては板は貫通させるが下地材に20mm程度で良いので少しだけあいていればいいかなと思います。
そうなると現段階で持っている皿取錐では長さが長いので内錐を交換します。
推奨する内錐は「3.5×60mm」となります。 「3.5×60mm」と交換してみると先端部分は40mmとなります。
これが働き40mmということですね。
下穴の深さも40mmになりますのでこれぐらいが適寸です。
ということで
板が25mmであれば
3.5×60ミリの内錐でOKということです。
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■実際に下穴をあけビスを固定してみる
それでは皿取錐をインパクトドライバーに付けて下穴を開けます。
深さを均等にする場合はドリルストッパーを使ってくださいね。
使っているインパクトドライバーはHiKOKIの静音インパクトなんですが静かでいいですね。
それではウッドデッキビスで固定しますが八尾製鋲とウイングのウッドデッキビスにはスクエアのビットが付属しています。
太さは4..8mm~5.5mm(実際は5.2mm)で打ちましたが全く問題ありません。
こちらはプラスビット
どれもしっかり聞いてますがもちろん太いもののほうが抵抗は大きいです。
でも大差ないです。
■注意点
今回は25mmの板に3.5mm×60mm(働き40)の下穴を開け、5×65mmのビスを打ちました。
この条件ならこのサイズで良いのですが、樹種の違いや年輪、節、乾燥具合で変わってきます。
なのであくまで目安ということになりますのでご了承ください。
もし条件が悪いかなと感じたらビスの長さを75mmにしたり、できるだけ太い5.5mmの径にしたり工夫してください。
経年劣化でブカブカすることもありますのでそういったときはそこだけ長いビスに変えるなどしましょう。
●購入するのはこれ!
ということで軟木でウッドデッキを作るときはこちらで下穴と皿取りが同時にできます。
ウッドデッキビスは太さ5mm程度×長さ65mmでお好みのものを購入してください。
◆スターエム ウッドデッキ用皿取錐 3.5X10X60L 58XW-3560 Amazon 楽天 ◆スターエム ウッドデッキ用皿取錐 内錐 3.5X60L 58XW-CD3560 Amazon 楽天 ◆スターエム ドリルストッパー(10mm) ▼購入はこちら▼ ●まとめ
色々話してきたのでおさらいをします。
針葉樹でウッドデッキを作るときですがまずは前提として板厚が20~25mm程度と想定して考えていきます。
ビスは板厚の2.5~3倍が目安となりますので近い数値として65mmとします
ウッドデッキビスの径は4.8~5.5(5.2)あたりとします。
4.8mmでも十分な保持力はありました。
今度は皿取錐を選びますが、深さはビスの2/3程度の長さにするので「働き40mm」にします。
なので購入する皿取錐のサイズは
「3.5×10×60」になりますがこのとき見るのは
「ドリルサイズ」を見てください。
軟木の場合は「適用ビスサイズは硬い木用なので見なくてOK」です。
ドリルサイズを確認してください。
サイズ違いなどの皿取錐を使っている場合は内錐を購入してください。
内錐サイズは3.5×60です。
もし経年劣化でブカブカしたりデッキビスが折れるようなことがあれば75mmや90mmで打ち直せばOKです。
●最後に
スターエムの皿取錐を使って軟らかい針葉樹でウッドデッキを作るときのおすすめのビスのサイズと下穴錐のサイズをやってみました。
またこちらの動画は今後販売予定のウッドデッキの練習用の縁台キットの教科書として使っていきたいと考えています。
おすすめのウッドデッキビスや、塗装などの動画も作っていき最終的にはウッドデッキを自分で作れるようなコンテンツにしていきますので楽しみにしておいてください。
過去のウッドデッキの動画も「再生リスト」でまとめてあるの動画の下記説明欄に貼っておきます。
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