キャンピングカーをDIY!軽自動車の内装を桧でカスタムしてみた!

目安時間:約 7分
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IMG_4299今回は以前依頼されて作った軽自動車キャンピングカーにした作品を紹介します。
最近は軽自動車のワゴン(バン)などの内装をキャンピングカーにカスタムすることが流行っているんですね。

昔はウーファーボックスを作って販売したこともありましたが、キャンピングカーとなるとわけが違います。

 

私もキャンピングカーは全く無知だったので、依頼者と一緒に雑誌に載っている専門店に調査に行ったり、雑誌を見て勉強をしました。
そして材料は桧をふんだんに使った贅沢な仕様です!

 

 

追記:新企画「簡単車中泊キットを作る(仮)」という企画を行おうと思っています。

とりあえず1回目をエヴリィワゴンで始めようと思いますのでキャンピングカーをDIYしたい方はご覧ください。

↓↓↓

軽キャンピングカーの自作キットを作るLv1-① 息子と車中泊をするための車選び【エブリイワゴン】

 

 

●キャンピングカーをDIY!軽自動車をカスタム!

 

■キャンピングカーにDIYをする御神体は?

スクリーンショット_032516_112947_PM

今回キャンピングカーの御神体となる軽自動車はダイハツの「アトレー」です。
なんともマイナーな車なのですが、依頼主さんがトヨタの社員ということで、ダイハツしか乗れないんですって。

 

で、雑誌を見ても「アトレー」用のキャンピングカーキットが売っていないので、私のところへ来たというわけです。

 

■モデルは何?

 

どんなキャンピングカーをモデルにするのか、決めていたところ、なんと市内に雑誌に広告を出しているキャンピングカー制作の専門店があるということなので、一緒に見に行きました。

 

 

お店には三菱のミニキャブが展示されていたのでくまなく内装を見てみます。

スクリーンショット_032516_113111_PM

 

革張りなのでシックな感じでしたが、裏を見てみると市販されている金具などを使っているので、私ならそれほど難しくないな~と感じました。

お値段を聞いてみると車を持込みで取り付けてもらうと60万円!

もちろんバッテリーなどもありましたがバッテリーシステムを差し引いても40万円程度します。

 

 

もちろん革張りとなると他の業者に頼まなければいけないので、予算は膨らむとは思いますが、全部「木材」で作りたいという希望なのでクッション以外全て自分で作ればかなり節約できるはずです。

 

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●キャンピングカーの作り方

 

■依頼主さんの希望は?

 

・後ろの座席を倒しても荷台とフラットにならないので、フラットにしたい。
・釣りをするので洗面台(ギャレー)を付けたい。
・簡単に板を外せるようにして、裏の座席がいつでも使えるようにしたい。

 

というのが主な希望なので出来る限り、ご要望に答えられるようにします。

 

■使う材料は?

 

せっかく作るのでを使うことにします。
しかし、板目を使うと反りが大きくなりそうなので、柾目を使うことにしました。
12㎝程度の幅の狭いものを矧ぎ合わせて幾つかのパーツにわけます。

 

観覧記事

板の接合方法!棚板天板など2枚の板のつなぎ方、接ぎ合わせの注意点は?

 

■制作スタート

 

制作にあたり、現車で型を取りたいので土日は車を預けてもらうことにしました。

5~6回預かりました。

 

アトレーワゴンはバンとは違い、後ろ座席を収納しても、シートが肉厚のためフラットにはなりません。

スクリーンショット_032516_121813_AM

 

 

まずはこの段差を埋める10㎝ほどの台を作ります。

ちょうどその10㎝が、板や荷物を入れる収納にもなります。

IMG_3006

 

内装に合わせ丸みを帯させるのは何度も削っては合わせる、という工程を繰り返しました。

ぴったりに作っているため、固定をしなくても一切動くことはありません。

 

この枠をベースに板を敷き詰めていきます。

スクリーンショット_032516_111453_PM

 

 

■洗面台作成

 

IMG_1148釣りをするで洗面台を付けたいとの事なので、ギャレーというものを探してみると、ヤフオクに売っていたので購入。
値段は忘れましたが、3000円ぐらいだったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

シャワーだけ依頼主さんが先に購入していたのでそれをつけました。
このシャワー普段はACで動くのですがエンジンがかかってなくても、電池で動くというシャワーです。

IMG_4263

洗面台の側面にスイッチをつけました。

 

IMG_4285

 

洗面台は扉をつけ中に水を吸い出すための貯水タンクが入っています。
天板には耳付きの板を使い、本体の取り付けは蝶ナットにし、点検時でも簡単に取り外せるようにしました。

 

IMG_4299
洗面台の背面のボディに合わせた曲面は難しかったですね。

 

■板は取り外して使える

 

後部座席の上に載る板は荷台の下に収納できるので、急に後ろに人を乗せたい時も問題ありません。

写真はありませんが、後部座席の片方だけあげることも可能です。

 

■クッションを作成

 

さすがにクッションは作れないのですが、嫁の実家で縫製の仕事をしているので頼んでみました。
クッションの中身はニトリで売っている「低反発ウレタンマットレス」の中身だけ取り出して使い、カバーを手芸センターで選び、嫁の実家で縫ってもらいました。

 

●最後に

私自身この作品にはかなりの思い入れがあります。

実際、キャンピングカー専門店の半額以下で作ることができましたし、依頼主さんも喜んでくれたので「十分売り物になる」と確信しました。

 

DIYとしてはかなり高度なテクニックが必要になりますが、荷台に棚を付けたいという人は多いと思います。
まずは簡単な脚をつけた棚を作ることから始めてみてはいかがでしょうか?

 

そして2019年にはちょっとDIYをやっている人なら作れるような「簡単車中泊キットを作る(仮)」という企画を行おうと思っています。

 

とりあえず1回目をエヴリィワゴンで始めようと思いますのでご覧ください。

↓↓↓

軽キャンピングカーの自作キットを作るLv1-① 息子と車中泊をするための車選び【エブリイワゴン】

 

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