どうも【DIY家具教室】カミヤ先生です。
この前塀を作って欲しいという依頼を受けました。
私には中学2年生の担任の先生と付き合いがあってたまに飲んだり、作業を頼まれたり交流があるのですが、その先生が塀を作って欲しいと言ってきました。
塀と言ってもそれほど大きいわけではないのでちょっと忙しかったので受けてみましたよ。
シンプルな作りでポイントも多いので部分部分に分けて解説しようと思います。
まず今回は全貌を早送りで公開し、あとで補足動画を作っていこうと思います。
もくじ
まずは動画をご覧ください。
今回依頼を受けたのは私が中学2年生の時に担任だった美術のT先生です。
メール講座でも言ったと思いますが、私勉強が大嫌いなんです。
正確には学校の科目が嫌いということで好きなことなら勉強は大好きです。
学校には好きな女の子と会えることと部活の柔道が目的で通ってました(笑
ゲームの発売日には学校を休むほど学校の勉強は嫌いだったんです。
そんな私にも得意なものがありました。
美術です。
美術だけはいつも「5」というか美術だけ「5」です。
なのでそのT先生は結構良くしてくれました。
年齢も私達が14歳のときに24歳だったのでこの年になるとそれほど年齢の差は感じません。
そのT先生とはバイクでツーリングも一緒に行ったこともあるんですよ。
あ、それと私のカミヤ木工のロゴのデザインや名刺の清書などもやっていただいたし、私も13年前にウッドデッキを作ってあげました。
またそのウッドデッキの記事にしたいと思います。
そしてこのT先生いろんなことに精通するアーティストでもあります。
とにかく器用なんですよね。
私の住む豊川市のすぐ隣の豊橋市でラジオパーソナリティもやってるんすよ。
しかも「聖飢魔II」のギタリスト髙橋さんとやってるんです。
すげーな!
超マニアック洋楽番組ですので興味がある人は聞いてみてください。
画像をクリックすると番組の放送が聞けます。
クリック‼
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まずはプランを決めていきますが、まずはどこでも良いので近くの施工業者に見積もりを出してもらいました。
木のように見えるアルミの塀らしいのですが、値段はなんと23万円。高っ!
まあ15万円もあれば上等でしょう。
樹種は雨に強い杉の赤味です。
土台、柱、棟木、筋交いを90ミリ角で作ります。
45×150の材を斜めにして笠木。
塀の板は25×130ミリの材を8枚ほど横に貼る感じでシンプルに作ります。
ただし材料は割れが少ないように芯去り材にします。
芯持ち材より高くなるので欠点材や傷物の材から取ったので値段はかなり抑えることができました。
その材にキシラデコールを塗りながら作ります。
横幅が3300ミリ
高さは1200ミリ程度で作ります。
イメージはこんな感じで完成と若干違う箇所もあります。
※今後動画内の作業を細分化して追記していきます。楽しみにお待ち下さい
では大まかに今回の施工の流れを解説します。
部分的な解説は後日動画を編集したいと思います。
まずは垣根を切るところからはじめます。
切った枝葉は縛ってゴミの日に出します。
用意しておいた材から柱や土台の短いものの長さをカットしていきます。
見える部分にはキレイな面を持ってくるようにします。
角のみを使って棟木と土台に30ミリのほぞ穴を彫ります。
※ほぞ穴の作業を細分化して追記していきます。楽しみにお待ち下さい
ホゾ加工した棟木の長さを切っていきます。
先に長さを切ってしまうと隅っこのホゾ加工がやりにくいためです。
土台の合わさる部分の相欠きをします。
のみで整えます。
柱にホゾを作ります。
丸ノコで大まかにカットし、のみで微調整します。
接合時のボルトの穴を垂直ドリルで開けます。
45ミリの座金が入るような穴も開けておきます。
笠木は雨が流れるように斜めに加工します。
全部カンナでやると時間もかかりゴミも多くなるので大体の大きさにノコを入れます。
ただこのとき1人だったので定規から離れちょっと落としすぎましたがそこはカンナでカバー。
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トリマーを使い板材の面を取り加工します。
一番下に来る板には基礎パッキンがカブるためトリマーで少しシャクっておきます。
長さを切っておき、小口もトリマーで加工します。
ビットは5mmのボーズ面ビットです。
電気カンナを使って先程斜めに加工した笠木を削ります。
電気カンナでは荒くしか削れないのでカンナで段差をなくします。
基礎にはボルトを通せないので基礎のすぐ横に穴を掘って生コンを流します。
既存の基礎に合わせとブロック基礎を水平にします。
生コンはそれほど量がないし腰が痛いので船ではなくペール缶を使い撹拌機で撹拌します。
1/4づつぐらい練るのがちょうど良いです。
突然の雨でしたがゴミ袋でなんとかカバー!
土台を仮置きし長さを切ったり、色を塗っておきます。
塗装は油性のはキシラデコールで、塗るのは先生の担当です。
設置場所が決まったら1週間ほど生コンを乾燥させます。
乾燥したら基礎パッキンを噛まして土台をボルト止めします。
柱のホゾをギリギリまで削りながら叩いて差し込みます。
土台と柱をボルト止めし、柱と棟木もボルトで止めます。
棟木を乗せ叩いて入れ込みその上に笠木をのせウッドデッキ用のビスで固定します。
筋交いを取り付けます。
取り付けは太いドリル状になった6角で打ち込むタイプのビスです。
塀の板を貼ります。
スキマは20mm程度で先に柱に記しを付けておいて貼っていきます。
最後は塗っていない部分の塗装をT先生がします。
私の仕事はここで終了なので掃除当番です。
塗装が乾いたら完成です。
1週間後に完成写真を先生に撮って送っていただきました。
さすがカメラもめっちゃ得意なT先生。
水平もバッチリで構図に無駄がありません。
材料を探して出すのに2時間。
作業場での加工が2日。
伐採に2時間。
基礎に半日。
施工に1日ぐらいかかりました。
途中金具の買い忘れなどがあってロスもありました。
まあざっと4日間ぐらいですかね。
材料費、金具代、基礎が5万円でざっと15万円ってことろでしょうか。
これぐらいの作業がちょうど楽しいですね。
次回以降は部分的に解説していこうと思います。
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