どうもカミヤ木工のカミヤです。
先日、地元のお祭があったんですが、神社の入り口に立てる「のぼり(竿)」を新品に変えました。
少し長かったので、カットした残りを使ってお供え物を乗せる八足台を作って寄贈したので紹介します。
気になったので八足台の値段を調べて見ると2万円3万円は当たり前!
結構高いんですね~。
そんな八足台の作り方を丸太製材から完成まで動画に撮ってみました。
作り方と一緒に解説していきます。
まずは動画をごらんください。
(前編・後編があります)
動画の前編は「丸太からの製材」です。
中々見ることがない製材の様子を撮影しました。
もくじ
祭礼時に神社の入り口に旗をつける「のぼり(竿)」があるのですが、老朽化で交換することになり新しいのぼりを私が用意しました。
そのときに長かったので根っこを取っておきました。
今回はこの丸太を使って神様にお供え物を置く、「八足台」と呼ばれる台を製作します。
八足とは読んで字のごとく脚が8本あるからなんですね。
こういったものでお金をもらうのは嫌だったので、お祭りで「奉納品」として収めます。
奉納するとちょっと大きいお餅がもらえます。
ただお祭りまでに時間がなかったので簡単に作ることにしました。
樹種は桧。
丸太は1.2m、直径は16㎝です。
丸太から33㎜の板を4枚を取ります。
真ん中の広い2枚を天板用に、側の狭い板を33㎜角に落とします。
天板用は接ぎ合わせるため、ついでに片耳を落としておきます。
「のぼり」は丸太のまま乾かすのでどうしても割れが発生してします。
割れは少し見えますが、この丸太を使うことに意味があるので、このまま使います。
丸太を5枚の板状に製材します。
真ん中の芯材は脚材の上下の材料にします。
初めに中心で割って反りを誘発させ外側から製材し35㎜程度の角にします。
一番広い板を天板にするため、片耳を落としておきます。
幅の狭い板は脚材の縦の部分に使うため30㎜に幅を落とします。
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八足台のサイズはこんな感じですが、特に決まりはありません。
天板は幅120㎜程度の板を3枚接ぎ合わせます。
製材した材料の天板と脚材の材料を長さを大まかにカットし、プレーナーで仕上げます
天板にルーターで溝をつき、ボンドを入れ、雇い実を入れクランプで接合します。
天板を繋ぎ合わせたら長さをカットし手カンナで面を取ります。
ベルトサンダーで天板の段差を取ります。
水をつけベルトサンダーの傷を浮かせます。
今回の脚は八足です。
上下の桟と縦に四本で片側だけで6本必要です。
縦4本は均等に割るように間に45㎜の材を噛ませクランプで固定します。
上下の桟を縦の4本より2㎜ほど大きくしておいたので、下に1㎜のものを入れ厚みを合わせクランプで縦方向も固定します。
下穴を開けビスで固定していきます。
天板を裏返し、脚材を固定します。
最初に脚材を置く場所をしっかり印をつけましょう。
裏から反り止め部分に下穴を開けビス止めします。
天板の裏側に焼印を押します。
コンセントにプラグを刺し、電源を入れ15分~20分ほど温めましょう。
傷を浮かせたらオービタルサンダーの#240で天板を仕上げ完成です。
無事お祭りに間に合い奉納されました。
今回はたまたま町内のお宮ののぼり竿が折れてしまったので、こんな感じになりました。
八足台ってあまり聞いたことないとは思いますが、ビス止めで作る分には簡単にできそうですね。
時間が無く前日の晩にギリギリ完成しました。
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