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どうもカミヤ木工の神谷です。
今回は会員様から「板の接合で簡単にできる方法がないか?」というご質問をいただいたのでできる方法を考えてみました。
前にも紹介したのですが、トリマーを使ったり、4㎜のベニヤをカットしたりと難易度は高めでした。
板の接合方法!棚板天板など2枚の板のつなぎ方、接ぎ合わせの注意点は?
なので今回は金具やダボ、ビスケットといったものも使いません。
初心者さんでもわかりやすいように動画で紹介するので参考にしてみてください。
まずは動画を御覧ください。
●板の接合で使う道具や材料は?
■使う材料は?
まずいるのは材料ですが、欲しい材料の幅分の板を用意します。
今回は105㎜幅の杉板を4枚ほど接合してみました。
使う材はベニヤとかでなければ、なんでもOKです。
幅もお好みのサイズにしてくださいね。
反り止めに使う材料があると精度を上げることが可能です。
■必要な道具は?
必要な道具は、
・インパクト
・下穴用ドリルビット
・ビス(50㎜程度)
・ハタ金、クランプ(作りたい板の幅)
・木工用ボンド
です。
●簡単板の接合方法の手順は?
■木工用ボンドを塗る
まずは木端に木工用ボンドを塗っていきます。
少しはみ出るくらいでOKです。
■ハタ金(クランプ)で固定
一枚ずつ板を貼り合わせハタ金で固定します。
締め具合は少しづつ増していき、段差を直しながら締めていきます。
はみ出たボンドは拭きましょう。
■ビスで固定していく
木口からビスで固定したいので、下穴用ビットで斜めに下穴を開け少しビスの頭が入るようにします。
ビスを打っていきます。
同じ要領で反対側も止めます。
ビスを打ったらもう1枚足して同じ作業を繰り返します。
■ビス部分をカット
乾いたらビスの部分をカットしてください。
丸ノコの刃がビスの先端に当たらないように注意してくださいね。
●さらに精度を上げ目違いをなくすには?
もしこの板がテーブルの天板に使う物だとしたら、強度の問題でも
反り止めの板が必要になります。
なので最初の1枚目から先に作った反り止めを裏から打っていきます。
さらに木口の目違いをなくすには、上下から板を挟み、Fクランプで固定してからビスを打っていきます。
こうすれば目違いが起こりにくくなります。
後はボンドが乾いたら、ビス部分をカットし、サンダー等で仕上げて完成です。
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●DIYキット【馬】と波釘とクランプで精度の高い板の接ぎ合わせ
馬と波釘を活用すればもっと精度の高い接ぎ合わせが簡単にできますよ。
動画をごらんください ■用意するもの
DIYキット【馬】 巾接ぎができるクイックバークランプ 1本 ハタガネやクランプ 2本 波釘 2枚(1枚の巾接ぎにつき) 金槌 ■手順
DIYキット【馬】と波釘を使い簡単に板を接ぎ合わせていきます。
今回使用する板は杉の25×150mmの板になります。
この方法は1m程度までの板には有効ですがあまり長いと効果も薄くなってきます。
馬の高さを変えたり工夫してくださいね。
まずは板の接合面ににボンドを塗ります。
はずれないように持ちながら馬の間に置きます。
馬で挟み込み
クランプやハタガネで軽く締めます。
一気に閉めずに少しずつ効かせて左右均等に挟見ながらクイックバークランプで横から締め込みます。
下にズレがないか確認しましょう。
目違いなどがなければ板の小口の接合面に波釘を打ち込みます。
クランプ等を外し引っくり返しますが下は固定されていないので注意してください。
反対側も同様に締め付け波釘を打ち込んでください。
これだけでも充分綺麗に接ぎ合わせることができるのですが・・・
板の素性が悪いと真ん中で目違いが起こります。
そんなときは中心付近も同様に締め込むことができます。
見えるときは当て木などをしてください。
これぐらいの板であれば真ん中1本のクランプと両端の波釘で保持できるので少ないクランプで接合が可能なので量産もしやすくなります。
あとはしばらく放置しておきましょう。
ちなみにボンドなしの両端波釘だけでもかなり頑丈に止まってます。
ただし波釘が見えるという弱点があるので見せたくないときは乾いてからカットしましょう。
まあそれほど波釘は目立たないので気にはなりませんけどね。
馬はどんな作業にもおすすめですのでぜひ使ってみてくださいね。
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DIYキット【馬】はこちらをクリック
●最後に
板の接合は難しい部類に入ります。
しかしこの方法なら、インパクトとクランプがあれば施工は可能なので、是非試してみてくださいね。
最初は上手くできないかもしれませんが、何回も挑戦してください。
きっと上手くできますよ。
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