DIY　家具　教室

どうもカミヤ木工のカミヤです。

今回はメール会員さんのご質問で、「スピーカーを取り付ける穴を開けるには？」という質問をいただきました。

私は20代の頃車に積むウーハーボックスはたくさん作ったので、ジグソーで丸く穴を開けたことはたくさんやりました。

スピーカーの取付けると切った跡が隠れてしまうのでそれほど精度が必要なわけではありません。

しかし、無理して切るとブレードが折れてしまう事があるのでちょっとしたコツを説明します。

ついでに四角く切る方法も一緒に紹介しますね。

四角く切るのは、テレビ台などの裏板などで使える技なので参考にしてみてくださいね。

今回も動画で説明しています。

丸く切る方法と四角く切り抜く方法を紹介していますが、前回もジグソーについて知識編の記事を書いたのでよろしければ読んで下さい。

関連記事↓

電動工具ジグソーの使い方！直線を切るのは不得意？おすすめの選び方とは？

●ジグソーで丸く（曲線）切るコツと四角く切り抜く方法

まずは動画をご覧ください

■丸く切る手順

はじめにコンパスや丸い型なのでを当て、鉛筆で線を描いておきます。

スピーカーを乗せるときは外周の内側のサイズを測って描いてくださいね

次に一箇所ドリルで穴を開けるのですが、裏側にバリが出るので、捨て板を敷いておいてください。

使うドリルはブレードより少し大きいぐらいのドリルを使います。

※大きい方はOKです

それでは穴を開けますが、円の数ミリ内側にドリルで穴を開けてください。

線にくっつけてしまうと一周したときに段差ができやすいので。

こういった作業をすると、一般的な作業台では貫通してしまうかもしれないので「馬」を使うといいですよ。

関連記事↓
DIYに作業台は必要か？木材で「馬」を自作できるキットの作り方！

それではジグソーで切っていきますが、まずはオービタル機能はOFFにしてくださいね。

そしてブレードはドリルで穴を開けた場所から一番近い線に切っていかないようにしてください。

角度がキツすぎてブレードが折れる可能性も出てきます。

なので、線と平行に近いぐらいの角度で切っていき、なだらかに線上にブレードを持っていきます。

■上手に切るコツは？

動画ぐらいの円ではそれほど感じませんが、ジグソーを使っていると、「刃先をひねって切っていこう」という感覚で切りがちです。

そうするとブレードに負荷がかかって折れる可能性もあります。

上手く切るコツは「テールをスライドさせる感覚」で後ろを流しながらゆっくり進んでいくと上手く切ることができますよ。

車で言うドリフトをさせる感覚ですね。

一周して中心が切り離れそうになったら落ちないように支えておくと、断面がキレイになります。

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■四角く切る方法

それでは四角く開けてみます。

※動画5：08ぐらい

今度は以前の動画でも紹介した、「初級編11　ドリルでまっすぐ切る方法」のジグを使います。

簡単に作れるので是非作っておいてくださいね。

動画はコチラをクリック

このジグを使いドリルで穴を開けると線の外側ぴったりに穴を開けることができます。

この穴を対面に2箇所の穴を開けます。

※4箇所開けると角が丸い穴を開けることができます。

あとはドリルで開けたから2方にジグソーでカットしていき突き当りで止めます。

これを2回繰り返してくり抜きます。

角が丸く残った2箇所はもう一度ジグソーでカットし、完了です。

もう少しキレイにカットしたいときは、ガイドなどを使いましょう。

●まとめ

いかがでしたでしょうか？

丸く切るのも、四角く切るのもそれほど難しいことではありません。

テレビ台の裏の配線が出る穴なども、同様ですので是非試してくださいね

ジグソーの性能はそれほど高くなくて良いので購入すると便利ですよ。

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