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●角のみアダプターと角のみを付けてほぞ穴を掘る
まずは動画をご覧ください。●今回使用した工具・アイテム
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SK11垂直ドリルスタンドⅡ「SDS-45」 ▼購入はこちら▼ ◆
SK11垂直ドリルスタンドⅡ+角のみアダプター「SDKS-45S」 ▼購入はこちら▼ ◆SK11 角のみアダプター2 SDS-45専用品 SKA-45 ▼購入はこちら▼ ◆SK11 アルミクイックバイス 口幅68mm V-65A ▼購入はこちら▼ ◆
角のみ ▼購入はこちら▼ ◆新潟精機 SK ねじ切中タップ M8x1.25 ▼購入はこちら▼ ●角のみアダプターと角のみ
今回は垂直ドリルスタンドⅡに角のみアダプターと角のみを取り付けホゾ穴を開けてみます。
垂直ドリルスタンドⅡSDS-45については以前の記事と動画で確認しておいてくださいね。
私も昔垂直ドリルスタンドのⅠ型を買って角のみアダプターを付けて使ったことがありましたが、ドリルがうまく付かなかったり、穴がうまく開けられなかったのですが使い方が悪かっただけなので今回は詳しく解説しますね。
SKDS-45Sは垂直ドリルスタンドに角のみアダプターがセットになっているのですが価格などは前回も解説しましたが楽天24で購入するとメチャクチャ安く購入できます。
Amazonの方が高いので楽天24がおすすめです。
角のみアダプターの他にも角のみが必要ですがこちらもSK11から1000円程度で販売されてますのでセットで購入してくださいね。
6.5mm・8mm・9.5mm・12.7mmと4種類販売されています。
角が大きいと抵抗も大きくなるので8mmや9.5mmぐらいまでが適寸かと思います。
垂直ドリルスタンドSDS-45を持っている人は角のみアダプターSAK-45を購入すれば1000円程度でSKDS-45Sと同じです。
今回はSK11のクイックバイスV65-Aも使ってみたいと思います。
ただしこのクイックバイスは少し小さいので推奨ではありませんのでご注意ください。
ドリルについてはE-ValueのEID-650VAがピッタリサイズなのでおすすめです。
●角のみアダプターと角のみを取り付け
組み立てにはまず抑え金具をスタンドのポールに入れるので下の台座から14mmのスパナを使ってパイプを抜きます。
角のみアダプターに入っている押さえ金具を入れますが平らな方が下になるようにしてください。
パイプを差しもとに位置に戻します。
今度はアダプター本体を取り付けるので6mmのヘキサゴンボルトを抜きドリルスタンドにさします。
ドリルの固定用ボルトがレバーに隠れて回しにくいので角のみアダプターをやや斜めにしたほうが良いかも。
角のみアダプターはしっかり奥までさしてヘキサゴンボルトで固定します。
このヘキサゴンボルトは相手のアダプター側のネジ山がアルミで舐めやすいので注意してください。
今回は舐めてしまったので8mmに変更しましたがやり方はあとで解説します。
振動ドリルEID-650VAを取り付けます。(振動モードは使用せずドリルモードにしておいてください)
アダプターにドリルがついたら今度は角のみです。
少し角のみの説明をしますが角のみは胴部分と錐部分に別れます。
同部分の先端から錐が刺さっている状態で錐の先端が太いので抜けないようになってます。
持ち方に注意して落とさないようにしてください。
キャップがあれば着けておいたり、テープで巻いたりしておくと良いかもしれません。
角のみは下から差込まずは錐を一番上に持っていきドリルのチャックで締めます。
キーでしっかり固定しましょう。
今度は角のみですが一番下に引っ張って錐の先端に接触させます。
そこから1~2mmほど浮かせて六角のヘキサゴンボルトで締め付け固定します。
しかしここで問題が起きてしまいます。
角のみを固定しているこのヘキサゴンボルトの相手側角のみアダプターのアルミ部分のネジ山が舐めてしまいました。
アルミに径が細いネジだと舐めることはよくあります。
そんなときは焦らずネジ山を6mmから8mmに開け直して変更します。
必要なものは6mmの鉄工用ドリルビットと8mmのタップドリルです。
6mmのドリルでゴリゴリやって7mmほどの径に広げます。
そこへ8mmのタップドリルをねじ込み8mmのネジ山を作ります。
M8mm×25~30mmほどのボルトを用意しますがせっかくなので手で締められるように蝶ボルトに変更します。
タップドリルは数百円で変えるし電動ドリルドライバーに着けても使えますよ。
リカバリー作業は終了したので角のみの設定に戻ります。
角のみの胴と錐のスキマを1~2mmに設定し直して交換した蝶ボルトをしっかり締めておきます。
●穴あけほぞ穴加工
では加工していきますがまずは6.4mmの角のみを取り付け試しに角度は気にせずヒノキに穴を開けてみます。
角度を変えたいときは8mmに交換した蝶ボルトを緩めて微調整できます。
材と角のみの距離はギリギリ当たらないぐらいにしておきます。
材には抑え金具を乗せておきます。
6.4mmだと大した抵抗はなくすんなり入りますね。
キレ味はとても良いです。
とりあえず適当に開けてみましたがこれだけ簡単に開けば十分です。
6.4mmだと何の抵抗もなく開けることが可能です。
今度は9.5mmに変更します。
同じように押さえてみますがかなり力が必要です。
スタンドの後ろ側が浮こうとするのでできればビスで固定したほうが良いですね。
2本目からはそれほど抵抗なく軽く開けることができました。
よくみてみると錐が下がっているように見えます。
固定が不十分で角のみの胴部分が上に上がってしまいましたので8mmの蝶ナットを両手でしっかり締めておきます。
適当に開けた割にはキレイに開いてますね。
こちらも切れ味は良いですよ。
今度は12.7mmですが抵抗が大きくかなり強い力で押さえてやっと進む感じです。
押し込めば押し込むほどスタンドの後ろ側が浮くので安定も悪くなりますね。
そしてやはり1本目はキツくて2本目からはかなり楽になります。
はじめにドリルで数箇所穴を開けておくのも良いかもしれません。
細かい調整は手で行うので意外と楽かもしれません。
切れ味もいいし2回目以降はサクサク進みます。
そこまで時間をかけたわけではないですがそこそこキレイにほぞ穴を開けることができましたよ。
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●クイックバイスを使ってみる
今度はクイックバイスを使ってみます。
SK11のV65-Aはちょっと小ぶりなので推奨サイズではありません。
クイックバイスはボタンを押しながらだと好きな場所まで移動できて離すとネジ式になりますのでスピーディに固定できます。
作業台などに着けても面白そうですね。
ほんとうは4箇所で固定できれば一番いいんですけどこれだと斜めに置いて2箇所で固定です。
更にネジ類は付属していないので用意しないといけません。
必要なものは
M8×20mmの六角ボルト×2個 M8のナット×2個 ワッシャー(内径10mm)×2個 になります。
ホームセンターなどで100~200円ぐらいで購入できると思います。
ボルト・ナットでバイスを角のみスタンドに固定します。
下から見るとこんな感じ。
指でナットを締めればよっぽど動くことはありませんが材が邪魔になってなかなか固定しにくいですね。
調整方法としてはまず材にギリギリ当たらないように角のみの高さを決めます。
材の場所をバイスごと決めて動かないように材だけ外します。
バイスのナットを締めて固定します。
材を戻して位置を合わせバイスで締め付け固定します。
固定は簡単ですね。
ただし平行移動したいときはちょっと面倒ですがバイスごと動かし微調整します。
微調整が済んだら12.7mmの角のみで加工してみましたがまたしても角のみが上がってしまいました。
相当力もかかるので手だけだと力が足りないのでパイプクランプで少し締めておきますが締めすぎるとまた舐めるので注意。
ついでにビスとワッシャーでスタンドの根本と馬を固定しておきます。
しかし今度はビスで本体を固定しているのでかなり力を入れてたらグイグイ進みます。
かなり力を入れて押さえましたがスタンドもビス止めして安定していたのでしっかり固定できました。
ただし1回目はかなり力が必要です。
抜くのはほんとに抜きにくいので回転を止めて引き抜いたりと大変です。
2個目の穴からは割といいんですけどね。
バイスの使い勝手はどうなんでしょうね。
無くても手で調整できそうなので必要ないと言えば必要ないかな。
●角のみを取り付け加工した感想
角のみの切れ味は意外と良いですね。
これだけ切れれば十分です。
角のみはプロ用でもかなりの抵抗があってやはり抜くのは抜きにくいです。
そう考えると1万円そこそこでここまでできたら大したものですね。
確かに精度はそこまでは出ないと思いますが垂直もしっかり出ているし垂直ドリルスタンドとしても安くて優秀だと思います。
外せば電気ドリル・振動ドリルとして使えるのでかなり便利かなと。
クイックバイスはちょっと小さいですがまたなにかあったら紹介しようと思います。
ただ6mmのヘキサゴンボルトを締めすぎると舐めてしまうかもしれないです。
もし舐めたら8mmの開け直してくださいね。
以上使ってみましたがこの値段ならそこそこ遊べると思いますよ。
購入は楽天24がクーポンついて安いのでぜひ活用してください。
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