今回は会員さんから「自転車置き場を作りたい」というご質問をいただきました。
自転車置き場というと難しそうですが、できるだけ簡単に作れるような方法を紹介いたします。
といってもそれなりに難易度は高いですが、これを作れるようになるといろんなものが作れるようになります。
私もこの作り方を応用して小屋などの軒を作りましたが、建物など基本は同じなのでぜひ作れるようになってくださいね。
まずは動画をご覧ください
まずはどんな感じのものを作りたいのか?
Googleの画像検索を使うと便利です。
「自転車置き場 木造」とか「カーポート 木造」などで検索すると参考になる画像を見つけることができます。
家具を作るときも同様で「テーブル 木製」などで検索すると良いですね。
自転車置き場は雨ざらしになると思うので、自ずと腐りにくい材を選ばないといけません。
私がいつもオススメするのは杉の赤味材です。
杉の赤味は油分が多いので水に強く腐りにくいです。
ただ一般的なホームセンターなどでは無いことが多いのでできるだけ赤味の多いものを探すと良いです。
ヒノキもオススメですがヒノキのほうが赤味材を探すとなると困難なので源平材でも結構です。
強度的には杉のほうが柔らかくヒノキの方が固く強度があります。
ホームセンターなどでよく見られるSPFやパイン、スプルースなどは赤味の油分が少ないのであまり耐水効果は望めないのでオススメできません。
どうしても使いたいときは防虫剤が注入されたものが良いかもしれませんね。
杉やヒノキの場合でも外部用の塗料や防腐剤を塗っておくと持ちも良くなります。
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自転車置き場や小さな小屋を作るときは90ミリ角をオススメします。
90ミリ角は30ミリで3つに割り切れるのでホゾ加工や溝加工がしやすくなります。
また一般的な105角などは立米単価が高くなることがほとんどです。
これは建築で105角は柱に使えることから高価になりことが理由に挙げられます。
90ミリ角だと大引きや根太、小屋組みなどに使われるので多少小さな丸太から取ることができるからでしょう。
流通の量も多いのがわかりますね。
・束石を置く(羽つき)
・ホゾ加工や梁の部分の溝加工を施した柱を立てる
・ホゾ加工した梁を入れる
・溝加工した桁(棟木)をはめ込む
・羽子板ボルトや金具で柱と桁や梁を固定する
・強度を出すため筋交いを打つ
・垂木をくら金具を使い固定する(45×60や45×75など)
・野地や屋根下地を打つ(30×105や30×120など)
・破風板を打つ
・トタンを貼る
この作り方を応用するといろんなものが作れます。
例えば建物に垂木掛けを打ち付け、横に片方の鳥居部分だけ作って垂木で固定します。
これにトタンを打てば簡単に軒を作ることができます。
現に私の作業場の横にはこういった軒をつなげ要塞のように広くなっていっています。
壁に胴縁などの下地を打ってトタンを巻けば外でも部屋のように作ることができますね。
更に応用して部材を大きくすれば小屋を作ることもできますよ。
自転車置き場は難しそうですが、ホゾや溝加工ができればそれほど難しいものではありません。
多少のミスは金具で止めてしまうので強度的にも意外と強いものになります。
ただ下からの突風には弱いのでくら金具などしっかり止めておたほうが良いです。
応用次第では小屋まで作れてしまうので、まずは小さな物置程度から練習してみてくださいね。
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