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●【DIY入門】インパクトドライバーの芯ブレについて 芯ブレの理由や考え方や対策方法を詳しく解説
まずは動画をご覧ください。●インパクトドライバーの芯ブレについて
今回はお問い合わせの多いインパクトドライバーのチャックの芯ブレについて解説いたします。
結論から言うとインパクトドライバーに芯ブレは構造上必ずあります。
まずは構造を見てみるとスリーブを動かすとボールがフリーになりそこへビットを差し込むとボールがビットの溝に落ちます。
そこでスリーブを戻すとビットの溝にボールが入り込んでスリーブが蓋になり抜けなくなります。
ということはそもそも六角軸を差し込まないといけないので必ず隙間はできてしまいます。
するとブレはでますがこれで良いのです。
そもそもスリーブチャックの利点はビットの交換が簡単になることです。
昔はキーチャックで交換が大変でしたが、キーレスチャックによって工具レスになって幾分簡単になりました。
スリーブチャックはそれよりも素早く交換するために六角軸のビットによって交換が更に楽になりました。
これは芯ブレよりも交換の手軽さを重視した結果なんですね。
では芯ブレが出たらダメなのか?
というとそうでもありません。
実際に下穴錐で下穴を開けるときはどうでしょう?
刺してから回転させ穴を開けますよね。
刺してからしっかり押さえて回転させれば芯ブレはほとんど影響ありません。
ビス打ちに関しても同様で、ビス頭に+ビットを差し込んでから回します。
なので芯ブレはほとんど影響はありません。
ただどうしても芯ブレを少なくしたい場合の対策方法を解説します。
まずはビットを短いビットに交換します。
チャック部分の0.1mmの振れも先端になると1~2mm出ることもあります。
しかし単純に短いビットにすれば芯ブレは軽減できます。
ただ100mm程度のビットのほうがビス打ちでは安定するので私は好んで85~100mm程度の+ビットを使用しています。
理由はわかりませんが力がうまく伝わるようになるのでカムアウトしにくくなります。
もっと芯ブレをなくしたいときはチャック式のドリルドライバーを使うと良いです。
そうすればビットの隙間によるフレはほとんどなくなります。
ただしゼロにするのは難しいと思います。
もっとなくしたい場合はボール盤を使ったり、更には六角軸だと真の中心は出ないので丸軸にするなどすると更に精度は上がります。
あとはボール盤の精度も必要なので結局高額のボール盤が必要になってきます。
しかし私が今まで木工で芯ブレが理由で作業ができなかったことはありません。
市販されているインパクトドライバー程度の芯ブレであれば全く問題なく使えます。
なんせマキタの最高峰のTD172ですら「ゼロブレ」を謳っておきながら多少のブレはありますからね。
ということで結論はそこそこのインパクトドライバーを使っていれば気にしなくても大丈夫ですよ。
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