DIYで使う木工用ドリルビットでおすすめはどれですか?という質問をよくいただきます。
木工用のドリルビットって意外と径大きさしか見ないで買ってしまうことも多いと思います。
しかし木工での穴あけビットは切れはもちろんですがインパクトの電池や寿命も縮めてしまうことになりますのでしっかり選んだほうがよいです。
でも切れ味なんてパッケージではわからないし、形の違いなんて何がどう違うのかわかりませんよね?
そんなときは「スターエム」製のものをおすすめしますが、スターエムがなぜ良いのか?という話をしますね。
というのも以前スターエムさんに行ってきたときにスターエムさんのビットと海外製のビットを使って穴あけ体験をしてきました。
スターエムさんの作りには色々こだわりがあって、切れ味はもちろん、インパクトに負担を掛けない作りになっています。
今回はインパクト用のドリルビットを使ってスターエムさんでの穴あけ体験を私が再現しますのでぜひドリルビット選びの参考にしてみてくださいね。
もくじ
以前藤原産業さんへ訪問したときにスターエムさんを紹介してもらったので行ってきました。
実はスターエムの木工ドリルは全て国内(兵庫県三木市)で作られ国内シェアNo.1なんです。
いやードリルビットって中国かどこかで大量に作って持ってきていると思っていましたけど違ったんですね。
そんなスターエム製の木工ドリルがどんなこだわりで作られているのか穴あけ体験をしてきたので今回は同じことを再現してみました。
動画はこちらをご覧ください
★
わかりやすく細い3mmのインパクト用ビットと30ミリの太いビットを使って行こうと思います。
比較のために海外製の一般的なホームセンターに販売されているビットを使ってやっていきますね。
開けるのは軟木の杉板や堅木のアパを使用します。
まずは3mmにインパクト用ショートですが値段は500円程度ですが海外製も同じぐらいの価格になります。
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杉板に穴を開けていきます。
杉は柔らかいので簡単に穴が開きますが、スターエム製のものと海外製の穴を見てみましょう。
穴の綺麗さが全く違うのが解りますね。
なぜこんなに穴がキレイかと言うと3mmという細いビットにもケガキ刃が付いているからなんです。
他にも大きな違いがあって引き抜くときに海外製は重たいのですがスターエム製は軽く抵抗なく抜けます。
更に厚い杉板に海外製のビットで穴を空けると煙が出だしおが粉が焦げてしまいます。
少し穴を開けてみると解るのですがスターエムのものはおが粉が残らないので焦げもないし抵抗も少ないです。
スターエム製はおが粉の排出がしっかりできるように作られているんですね。
更に堅木のアパに穴を開けてみます。
スターエムはラクラク開きます。
しかし海外製では切れも悪く煙もすごく引き抜きも重い!
切れが悪いのでインパクトが掛かって抵抗が強いことも解ります。
スターエムではインパクトは掛かりませんでしたので電池の持ちも良いし、インパクト本体にもダメージが少ないのも解ります。
触ってみると解りますがスターエムは温かいですが触れないということはないですが海外製はやけどします。
ではなぜここまで切れ味が違うのでしょうか?見ていきましょう。
ステーエム製には3mmという細いビットでもケガキ刃が付いていています。
海外製にはケガキ刃もなく先ネジのらせんが大きいので進みが速いのが切れない理由です。
らせんの形状も計算されていておが粉がしっかり排出されるので抵抗が少ないです。
なのでインパクトも掛からないし、熱くならないので焦げが無く、引き抜きも楽ということなんですね。
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では次は30mmを見ていきましょう。
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海外製のビットを見てみると30mmになるとチャックが太く普通のインパクトでは使えません。
※スターエム製では30ミリでもインパクトで使用できます。
なので電動ドリルを使ってやってみますね。
では実際に海外製のビットで杉に穴を開けてみると・・・
入り口で止まってしまいます。
更に回すと空回りして進まなく、抵抗が掛かると止まるのでほとんど進みません。
今度はスターエム製を取り付けますが比較のためまずは電動ドリルで。
10.8Vの小パワーでもグイグイ進んでいきます。
さすがに抵抗が強くなる出口では若干止まりましたが途中で止まるようなことはありませんでした。
しかも切れ味は鋭く開けた穴を見ていただけたら一目瞭然です。
今度は堅いアパ材に穴を開けてみますが海外製では全く刃が立ちません。
しかしスターエム製ならガンガン開きます。
スターエム製はインパクト用なのでインパクトに取り付けて開けてみます。
インパクトの性能にもよりますが、今回は10.8Vなのでちょっと遅く開きました。
電動ドリルに付けて比べると電動ドリルのほうが早かったですが10.8Vの工具でもここまで開けば素晴らしいですね。
推奨は14.4V以上ですが、そうでなくてもゆっくり開けてくれればOKです!
これだけ切れの違いがあるのはなんででしょう?
一般的になドリルビットはケガキ刃が1枚、すくい刃が1枚です。
スターエム製にはなんと2枚のケガキ刃と2枚のすくい刃があるんです。
形状を見ると解りますが2枚あるので左右対称になっています。
スターエム製は左右対称になることで芯ブレもなくなりより精度も高くなるしダメージや抵抗も減らすことができます。
あとは先ネジの山の形状にも違いがあります。
海外製の先ねじを見ると大きく急ならせんなので進むのはグイグイ進もうとするんですが、切れが悪いために止まってしまうんですね。
スターエム製の場合はらせんが小さく少しずつ進み、しかも2枚刃で切れが良いので穴が開いていくんです。
しかも職人さんが1本1本ケガキ刃を研いでから出荷していますのでスターエムさんのこだわりを感じますね。
私は実際にスターエムさんで穴あけ体験をしてきましたが動画を作る上でこちらのスターエムさんの公式動画も参考にしましたのでぜひ見てくださいね。
◆スターエム オフィシャルPV 他社製品比較
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スターエムさんの下穴錐の記事も見てね
穴あけ体験で違いがわかったと思いますが、インパクトに掛かる抵抗もかなり違ってきますね。
となると電動工具の寿命にもかかってくるし電池の持ちも変わってきますので長い目で見るとスターエム製は安心できる製品というのが解りました。
切れはもちろんおが粉の排出や抵抗が少なくなるように考えられて作らていたんですね。
さすが国内シェアNo.1のスターエムです!
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