この記事ではレシプロソーの簡単な使い方と替刃のおすすめを紹介します。
DIYで家具を作ることにおいてレシプロソーは適さないのですが、私のうちには垣根がたくさんあって剪定用にも欲しかったんです。
あと手筒花火と言って竹を切るのにも使えそうなので買ってみました。
どのレシプロソーを買うか迷ったのですが、以前紹介したKIMOというメーカーの12Vインパクトドライバーと電動ドリルドライバーが安くて使えたので今回もKIMOのレシプロソーを買ってみました。
季節も手筒の竹取りとピッタリだったので実際に素人の友人にも使ってもらいましたが簡単に使えました。
あと気になるのはどんな替刃を購入すればよいのか気になりますよね。
DIYではおなじみのSK11のレシプロソーの替刃が「剪定用」「木工用」「竹用」「塩ビ・竹用」というものがあったので使ってみました。
どの材にどのブレードがおすすめなのか使い方とともに動画と記事で解説しますね。
私がこのレシプロソーを買ったのには理由があります。
毎年10月に私の住む町内でお祭りがあるんです。
そのお祭りでは手筒花火という自分たちで竹に縄を巻いて火薬を詰め抱えて爆発させるアホみたいなお祭りがあるんです。
その竹を集めるために切る道具が必要というわけです。
他にもチェンソーが必要なのでマキタの充電式のものを買いましたがそれはまた動画にしますね。
ではレシプロソーもマキタが良いのでは?と思うかも知れませんが、今回はAmazonで見つけたKIMOというメーカーのものにしました。
というのも以前格安のインパクトドライバーと電動ドリルという記事を書いたのですがそのメーカーがKIMOだったんですね。
安いのですがかなり作りは良い印象だったので今回のレシプロソーもKIMOを購入しました。
値段はインパクトと比べると8,600円程度とちょっと高価ですが、インパクトと電動ドリルのときに作りの良さが際立ったので問題ないでしょう。
◆KIMO12Vレシプロソー
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まずはレシプロソーの使い方ですが、今回はKIMOの12Vのレシプロソーを使っていきます。
こちらは充電式なのでドッグにバッテリーを刺し充電しておきます。
充電時間は60分ということですが出荷時にほぼ満充電になってましたのですぐに使えます。
竹取りで半日使いましたが残量は1個目盛りが減っただけなので意外と持ちますね。
インパクトドライバーのときは直接ピンを差し込むタイプだったのですがレシプロソーはドッグタイプになっています。
これがインパクトより若干高価な理由かも知れませんね。
充電が完了したら本体に差し込み安全装置を親指で押しトリガーを引くと回ります。
とても簡単ですね。
片手でも使えるし、安全装置も両側にあるので右手、左手両方で使えます。
LEDライトも着くし電池の残量計もついています。
収納袋も付属していますので持ち運びも便利です。
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ブレードの交換には必ずバッテリーを抜きましょう。
ブレードの交換はとっても簡単で先端のチャックを1/4程度ひねってブレードを差し込みチャックを離せば完了です。
抜くときも同様に先端のチャックをひねりブレードを抜くだけです。
純正のブレードは鉄工用が3枚と木工用の3枚がありますがこういったものは大抵切れないのが定番です。
実際に切ってみますが、切り方は刃を回しながら材に当て手ノコの用にギコギコ動かすことでオガ粉を排出しながら切ることができます。
切り方はとっても簡単でしたが付属の刃がダメではありませんが短いしもう少し切れる刃を探したほうが良いですね。
純正はバリも出ます
ということで替刃を見ていきましょう!
今回私がチョイスしたのはSK11の替刃です。
「剪定用」「木工用」「竹用」「塩ビ・竹用」
4種類あったので全部買ってみました。
値段はどれも800円程度ですのでそれほど高くないですね。
さすがSK11です。
SK11といえばDIYerにとっては安くて質が良いいろんな工具があります。
丸ノコでは私が勧める「くろ+」もSK11だしその他も色々紹介してきました。
他にもたくさん動画があるので「カミヤ SK11」で検索してみてください。
さてまずは今回使う種類と用途を解説します。
切る材は「杉」や「塩ビ」「竹」を用途に合わせて切っていきます。
まずは刃の解説から。
【SK11 レシプロソーブレード 剪定用 全長280mm ピッチ3.0mm 刃厚0.9mm】
まずは剪定用ですがこちらのサイズは280mmで基本的には生の枝を切るためのものになります。
ピッチが広く刃が大きいので湿ったおが粉でも排出できるようになっていますね。
厚みは0.9mmでかなり厚く他のブレードよりも厚く作られています。
長さも長いため径100mmほどでも切ることが可能です。
◆杉を切る
杉のような柔らかい材抵抗が大きくわりと時間がかかり切った木口はガサつきます。
刃が厚いのでバタつかずまっすぐ切れます。
◆竹を切る
では竹を切ってみましょう。
簡単に切れますが切りはじめの刃の食いつきが悪いのと、切るスピードも少し遅いですね。
切り口は竹用とさほど違いはありません。
【SK11 レシプロソーブレード 木工用 全長200mm・280mm ピッチ3.0mm 刃厚0.6mm】
木工用には2種類の長さがあり200mmと280mmがあります。
主に木材の荒切りやリフォームなど乾燥した材を切るのに使います。
ピッチは剪定用と同じですが厚みが0.6mmとかなり薄くなります。
ある程度の修正が聞くようにこの厚みだと思うのですが。
◆杉を切る
実際に杉を切ってみると切れるスピードは若干剪定用より早い気がします。
しなりも大きいため精度が高いとは言えないのでやはり荒切り用ということでしょう。
リフォームには狭いところや曲げて切りたいときもあるのでこの仕様は正解だと思います。
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【SK11 レシプロソーブレード 竹用 全長200mm ピッチ1.7mm 板厚0.6mm】
全長は200mmが1種類。
板厚は木工用と同じでよくしなります。
大きく違うのはピッチで1.7mmとかなり細かくなっています。
生の竹は水分も多いので細かすぎても詰まるだろうし、切り肌を良くするにはある程度の細かいピッチが必要だと思います。
◆杉を切る
杉を切って見るとスピードは若干遅くなりますが切った木口は木工用よりもキレイになります。
ピッチが細かいので当然でしょう。
◆竹を切る
では竹を切ってみましょう。
剪定用と比べると刃の食いつきが良く剪定用と比べると切るスピードも早くなります。
切った断面は竹なので剪定用の切り口とさほど違いはわかりません。
【SK11 レシプロソーブレード 塩ビ竹用 全長200mm・250mm ピッチ1.5mm 板厚1.5mm】
全長は200mmと250mmがあります。
塩ビは太いものもあるのである程度の幅が必要ということでしょう。
ピッチは竹用よりも更に細かく1.5mmとなっていますが塩ビは湿ったり乾燥したりなど関係ないからかもしれません。
◆杉を切る
杉を切ったところスピードは更に遅くなりましたが切り口はキレイに切ることができます。
ただし木工で使うにはサンダー等で仕上げないといけないでしょう。
◆塩ビを切る
では塩ビはどうでしょう。
切れることは切れますがまっすぐ切れないのでキレイに切りたい場合は手ノコで切るかスライド丸のこできるのことをオススメします。
◆竹を切る
では竹を切ってみましょう。
やはりピッチが細かいせいか食いつきが良く精度も高くなる気がします。
スピードもさほど変わらず良いです。
竹はピッチが細かいのがオススメですね。
以上の記事を踏まえて動画をご覧ください。
レシプロソーは家具作りにおいては最適ではありません。
主に荒切りや伐採、剪定のようなざっくり仕事がピッタリです。
故にコード式では取り回しづらいので充電式が良いでしょう。
しかしDIYerの方は家具作りだけではなく庭の剪定や塩ビを切ったりなどなにかの用途で使うことが多いと思います。
私自身も手筒花火の竹取りで使用しましたが、意外なところでの使いみちがあるのかもしれません。
「こんな工具があるんだ~」だけでも今後の役に立つかも知れませんね。
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カミヤ先生の動画を見てKimoのレシプロッソーを購入しました。
先生の動画では歯の取り交換が問題なくスムーズにできるようですが、当方購入品は
固くてチャックを回すことが出来ません。一度返品交換しました全く同じで
手での歯の着脱は殆ど不可能です。
カミヤ先生の手持ちのレシプロッソーは問題無いのでしょうか?
交換のコツが有れば教えて下さい。
ご多用のところすみません。
そこまで悪ければ返品したほうが良いかもしれませんね。