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●スターエムの波板キリでポリカもカラートタンもガルバも簡単穴あけ加工!
まずは動画をご覧ください。●今回使用した工具・アイテム
◆波板キリ No.99(手回し) ▼購入はこちら▼ ◆六角軸波板キリ No.99X ▼購入はこちら▼ ◆デニム手袋 ▼購入はこちら▼ ●波板キリの歴史、注意点
今回はスターエムの波板キリを見ていきます。
以前波板キリのハサミを解説しましたが、今回は下穴になります。
波板キリは手回しの波板キリNo.99とインパクトやドリルドライバーに取り付ける六角軸波板キリNo.99Xがあります。
歴史は古く手回しのNo.99は20年前(1991年頃)、六角軸のNo.99Xは15年前(1996年頃)に販売され今だに売れ続けるロングセラー商品になってます。
そりゃロングセラーってことは理由があるのでそのあたりも探ってみましょう。
もともと波板には鉄工用ドリルで開けていたのですが職人さんからの声でもっと簡単に開けられるものがほしいという要望から波板キリは作られました。
実は一番はじめに作ったのがスターエムさんだったんです。
その後他社のメーカーからも販売されるようになりましたが最も売れているのはスターエム製です。
ただし注意点があるのですが波板キリは梅雨や台風の時期に最も売れるのですが、大きな台風被害があると欠品してしまうとい弱点もあります。
なので今年は補修や波板を使おうと思っている人は早めに購入しておいてくださいね。
価格も650円程度なので1~2本揃えておくと良いです。
径はどちらも5.5mmと6.5mmがありますが、はじめは6.5mmが販売され海外でも波板には6.5mmが主流らしいのですが日本ではもっとギリギリの径がほしいということで5.5mmが作られ人には5.5mmのようです。
確かに波板用ビスやフックは大抵4~5mm程度なので5.5mmを選んでおけば良いと思います。
ただしステンレスフックボルトのような軽量鉄骨の場合は6.5mmの可能性があるので使うフックの径を確認してくださいね。
それと波板というと金属のカラートタンやガルバを想像すると思いますが、波板キリは鋼材がハイスではなく普通鋼なので一応金属のトタンは推奨していません。
とはいえカラートタンに開けた試験では100穴以上開けても多少の摩耗はしますが大きく性能が下がることはありませんんでした。
なので100穴程度なら十分使えるので開ける穴の個数で購入する本数を増やしていけば良いかなと思います。
そこは650円程度なので消耗品として買えば良いかなと。
今回はカラートタンの3~5倍ほど硬いと言われるガルバに穴を開けてみて検証してみましょう。
●ポリカに穴を開ける
まずはポリカに実際に使用してみます。
私は下地が木なので波板取り付けビスを使用して工場の軒の天井や壁を作りましたが面倒なのでそのままビスを打ち付けました。
やはり位置決めは難しくバリッと結構な音もするので割れる可能性も出てきます。
中心が捉えられず波の形がズレることもあるのでホントは下穴を開けたほうが良いです。
またはアルミの母屋にポリカを固定するというシチュエーションもあると思います。
昔作ったカーポートの補修などもそうですね。
そんなときはプラ製のフックを使って固定するので5.5mmの下穴が必要になります。
まずは鉄工用で開けてみますが位置決めが難しく滑って中心を捉えるのが難しいです。
無理に抑えると凹んでしまいますしね。
うまく空いたとしてもバリが出たり割れることもあるのであまりおすすめできません。
また螺旋がきつく貫通時にバタついたり上に引っ張られることもあります。
では波板キリを使って開けてみましょう。
形状も全く違いかなり鋭角なのがわかります。
先端が鋭角なのでしっかり食いつきズレる気配がありません。
切れ味もよくさすがスターエムと言ったところです。
バリも出ないし円もキレイな形をしています。
切れ味が良いので2枚重ねたときも簡単に開けることができます。
連続の穴あけも早いですね。
今度は手持ちの波板キリNo.99で開けてみます。
コツははじめに左右にグリグリ回しながら刺し込みます。
刺さったら回転させテーパーの刃ですくっていくイメージでサクッと切れます。
テーパーなので任意の径にすることも可能です。
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●ガルバに穴を開ける
では今度はガルバに穴を開けてみましょう。
無理だとは思いました手回しのNo.99でガルバは無理でした^^
トタンを扱うときは手袋をはめたほうが良いです。
今回は藤原産業さんが送ってくれたデニムラインシリコングリップグローブを使用します。
では同じようにインパクトに六角軸波板キリをつけてガルバに穴を開けてみましょう。
ちなみにガルバはメーカー非推奨となっています。
ガルバでは刺さらないかな?と思いましたがしっかり食いつきブレることはありません。
開けてみるとガルバは硬いですが簡単に穴を開けることができました。
とりあえず100穴開けてみます。
途中30穴ぐらいで押し付けながら開けたところ周囲が少し凹みました。
コツとしては回転を速くしゆっくり開けていくとキレイに開けることができると判明。
焦らず速く回してゆっくり開けましょう。
画像で確認すると1穴目の穴も100穴あたりの穴もキレイに開いていることがわかります。
1箇所目の高画質画像です。
押さえすぎてしまった30~50箇所付近の高画質。
もちろん多少の摩耗はあると思うしバリも少しは出ますが大きな違いは見られませんでした。
100穴付近の高画質。
鉄工用ではバリが出たり凹んだり打ち損じがあったりいびつになったりしますね。
●Amazonの人気商品と比べる
今度はAmazonで検索すると出てくる高芝ギムネの波板職人でガルバに開けてみます。
こちらはハイス鋼材でできていてメーカーもガルバの穴あけを推奨していますが・・・
実際に開けてみると明らかに切れ味が悪く穴が開きません。
結構押さえつけて疲れます。
またスターエムでは一切なかった煙が出ています。
裏面を見ると歴然です。
波板職人はバリが目立ちますが波板キリは100穴付近でも裏面にバリはほとんどありません。
これはとてもじゃないけど波板職人ではスターエムの波板キリに太刀打ちできないですね。
こちらが高画質の波板職人の裏面です。
こちらはがスターエムの100穴付近の裏面。
購入時は注意しましょう。
ということで今回もさすがスターエムと言ったところです。
これからの梅雨や台風シーズンに備えて1~2本用意しておきましょう。
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いつもありがとうございます。
メール登録して23話目になりました。
まだ見れていないものもありますが、毎回楽しみにしています。
今回初コメントです。
今後も宜しくお願いします。