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今まではぎ合わせはボンドを使ってジョイントカッターやトリマーで溝を掘って実(さね)を入れて作っていました。
今回はボルトではぎ合せる方法でクランプなどがなくても強力に締めることができます。
また取り外しも可能なため持ち込んだり、発送するときにも役にたちます。
他にも応用次第でいろんなシチュエーションに対応できるのでぜひ覚えてくださいね。
◆ボンドを使わない強力な巾はぎ板を作る方法とコツ
まずは動画をご覧ください●必要なボルト類
まず用意しておく必要なボルト類を解説します。
本数は1セットあたりなので必要なセット数を揃えてください。
今回はサンプルで600mm程度のものなので2セット使用します。
◆寸切りボルト M8×50mm 1本 ◆ナット M8 2個 ◆ワッシャーM8 2枚 ●動画内で使用した工具アイテム
◆SK11 木工用ドリル ボアビット 35mm ▼購入はこちら▼ ◆SK11 角のみ 径1/2インチ(12.7mm) ▼購入はこちら▼ ◆スターエム ロールバックミニ ▼購入はこちら▼ ●はぎ合わせ手順
今回使用した材は杉の43mm×103mmの材になります。
今回のはぎ合わせではドリルで多少深く掘るのでできれば30mm以上あると安心です。
なのでできれば30mm以上の板を用意してください。
まずは木裏を出して並べボルトを通す位置と加工する場所を決めます。
今回は隅を合わせて150mmと450mmの場所にするので墨線を引いておきます。
実際は切って仕上げる場所から50mmぐらい中に入った付近で良いと思います。
小端にも同様に墨線を引いておきます。
M8の寸切ボルトを通す10mmの穴を開けますが深さは木裏から15mmのところにします。
今回は43mmの厚みなので15mmにしましたがもっと薄い板なら10mm付近で大丈夫だと思います。
厚みに応じて決めましょう。
場所が決まったら寸切ボルトにナットとワッシャーを入れ使用できる長さを測ります。
今回は35mmだったので半分程度の17mmを加工する端にしますので毛引きなどで毛がいておきます。
そうしたら小端からボルトを開ける穴を開けるので10mmの竹用ドリルを用意します。
材を小端立てて垂直に穴を開けますが最低でも17mmの深さ以上開けます。
今度は木裏を出して35mmのボアビットを用意します。
ボアビットの端を先ほどの17mmの端に合わせ穴を開けます。
深さは10mmの穴が充分見えるまで掘り下げます。
今回は24mmほど彫りました。
ボルトを通してワッシャー入れてみてどこも当たらなければOKです。
ただ平らにしておかないとまっすぐ当たらないのでワッシャーが当たらないぐらいノミで削ります。
スパナを入れてみて入れば大丈夫です。
角のみを使っても簡単に削れます。
あとは墨線を合わせボルトを通しワッシャーとナットを入れて締め上げます。
目違いが起こらないように少しづつ見ながら締めていきます。
実際の作業では最後にサンダーで削ったほうがより目違いも目立たなくなると思います。
長い材などはジョイントカッターやトリマーで実が入るようにしておくとより目違いも抑えられますよ。
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