以前の動画でマキタのジョイントカッターの注意点などを解説しました。
ジョイントカッターは板を接ぎ合わせたりコーナーの接合など簡単に加工することができます。
ジョイントカッター自体は国内ではマキタしか製造していないので需要も少ないんでしょう。
そのためか3~4万円程度と結構高額になります。
正直使用頻度は結構低いのでDIYでちょっと使うのに3万円は中々出せないですよね。
そこでAmazonで販売している格安のビスケットジョイナーというものがあるのですが気になっている人も多いと思います。
値段はかなり安く13,200円でマキタの100V(国内正規品)と比べたら約1/3の値段です!
これで精度が高ければ最高なんですが・・・
実際に使ったので作りや使い方を動画で解説しますね。
もくじ
まずは動画をご覧ください
前回マキタのジョイントカッターを購入するときの注意点を動画と記事にしました。
100vのジョイントカッターは並行輸入品を気をつけなければいけないと言いましたが実に4万円以上します。
バッテリー式のものでも本体だけで26,000円以上するのでなかなか手が出ません。
以前から会員さんからの質問でAmazonに安いピーウッドの「ビスケットジョイナーPWJ03」が販売されていますがぜひ試して動画にしてください。
といったご要望を頂いていました。
なので今回はマキタの18vのジョイントカッターとピーウッドの「ビスケットジョイナーPWJ03」を比べてみたいと思います。
Amazon
◆ビスケットジョイナーPWJ03
◆マキタ充電式18vジョイントカッタ 18V バッテリ・充電器・ケース別売 PJ180DZ
バッテリーや充電器が別売りの本体のみマキタPJ180DZと比べると半額ほどになりますが大丈夫でしょうか!
大きさはさほど違いはなくバッテリー分マキタのほうが大きいかなというところです。
重さを測ってみるとマキタは3014gでPWJ03は2727gとやはりバッテリー分軽いといった感じですね。
マキタはこちらの記事にも記載してますのでご覧ください。
構造を見てみるとマキタはシリンダーがついて遊びもほとんど無く精度がかなり高いことがわかります。
アルミの作りも上質です。
PWJ03はアルミの質も悪く裏側も鉄板がネジで止まっているだけで作りは簡単です。
スライドはレールに引っかかっているので若干のガタが見られます。
90度の角度調整と上下移動はボルトを緩め手で移動させ固定するといったシンプルさでマキタのようにダイヤル式ではないので微調整の精度は落ちると思います。
調整したあとにボルトを締めて固定するのですが締めたときに動いてしまいます。
しっかり手で固定しながら締めたほうが良いですね。
90度だけはスコヤでしっかり測って調整しましょう。
刃の出具合を調整するダイヤルはマキタ同様簡単です。
目盛りの表記はmmになっているのでわかりやすいですね。
ここがインチだと嫌だなと思ってたんですが良かったです。
ビスケットが3種類(#0・#10・#20)と入ってますが若干精度に不安があったので今回はマキタの純正のものを使用しました。
◆マキタ純正ビスケット
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集塵ダストパックもついてます。
私は下に出して後で掃除するのでつけませんでしたが排出の勢いは結構すごいので問題なく使えると思います。
こちらも使用しませんでした。
あとは説明書と刃を替える工具が付属しています。
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刃の交換も同じ手順ですのでご覧ください。
刃を見るとき、交換するときは必ず電源プラグを抜いてください。
マキタは裏側のノブを緩め簡単に開けることができますがPWJ03は裏側の鉄板の4本のボルトを緩め外して確認できます。
サイズはどちらも厚み4mm×外径100mmなので全く同じです。
刃を交換したいときはマキタの純正を買えば良いです。
刃を交換するときは付属のレンチで回してください。
◆マキタカッター
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音量を測ります。
◆マキタ 71.1dB
◆PWJ03 84.3dB
PWJ03は結構うるさく回転のもちょっと安定的ではありません。
一般のグラインダーと同等ですね。
マキタの方はわざと回転を下げているように感じます。
では実際に加工して見ますがベースをしっかり抑えて加工しましょう。
実際に加工してみると結構おが粉の排出の勢いが強いです。
加工面はマキタより若干劣りますが十分きれいな切り口です。
目盛りを10mmで設定したところ加工した溝の下場(したば)が10mmでしたのでおおよそ中心に来るように修正します。
ここはど真ん中じゃなくてもおおよそ真ん中に来ていればOKです。
更に加工してみるとベースのズレを発見。
ほんとに微妙ですが手前のラインと奥のラインが1本分ズレていました。
触ってみるとベースもグニャグニャします。
これぐらいはビスケットにも遊びがあるので問題ありませんがどちらかの線を基準にしたほうが良いと思います。
加工には使う人によって精度が変わってくるので注意が必要です。
しっかり抑えてブレがないようにしましょう。
目盛り自体の誤差はありますが測ってみると精度自体は問題なさそうです。
それではマキタのビスケットを使用して接ぎ合わせてみます。
目違いを確かめるだけなのでボンドは使いません。
ビスケットの入りが少しゆるい感じもしましたがビスケットの精度にもよるので注意してください。
接ぎ合わせてみると意外と目違いも起こらず精度も高そうでした。
これだけの精度があれば十分使えると思います。
他の場所をマキタのジョイントカッターで加工して接ぎ合わせてみましたが違いはほとんどなかったのでこれはかなり安いということになります。
十分使えることがわかりましたのでこちらは販売したいと思います。
まとめると見た目は若干粗悪さがあるし構造も簡単にできています。
しかしそういった部分も考慮し使ってみれば意外と精度も高いことがわかります。
もちろん使い方がしっかりしてないといけないですが少し練習すれば慣れる程度だと思います。
私ははぎ合わせの機会が多いのでマキタのジョイントカッターを使いますが、ちょっと接ぎ合わせをしてみたい人にはおすすめだと思います。
値段はマキタの1/3なので多少のクセはありますがあとは腕でカバーで対処しましょう。
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