RYOBIのスライド丸ノコ「TSS-192」を購入しました。
というのも以前もマキタのスライド丸ノコ用を紹介したのですがなかなか精度も高かったです。
しかしレーザーが付いていないのに4万円というのはちょっと高いかなと感じました。
以前からレーザー付きで安くておすすめのものを探していたのですが、2万円程度の海外のものは精度が低くおすすめできるようなものではないんです。
そこで白羽の矢が立ったのがRYOBIスライド丸ノコTSS-192なんですがこちらは3万円程度で購入できてしかもRYOBIなので精度も期待できます。
角度の調整方法やレーザーの調整方法なども解説しますね。
私はメール講座を会員さんに開いているのですが以前からこのスライド丸ノコを買った会員さんが「なかなかいいよ」と言ってたのでRYOBIのTSS-192をレビューします。
もくじ
まずはこちらの動画をご覧ください
RYOBIのTSS-192を買おうと思ったきっかけは会員さんが購入して精度がよいという情報は頂いてました。
私はRYOBIが結構好きなのですがマキタ日立には敵いませんがRYOBIってそこそこ良いもの作ってくるんですよね。
そしてちょっと安いので私は昔からRYOBIを使ってきました。
でこのスライド丸ノコ実はカインズホームの新春初売りセールで購入しました。
2019年のときもやっていたのを知ってたので今年2020年の年も販売すると踏んでいましたがやっぱり販売されました!
2019年の年末から予約セールやってたのでぜひ来年も狙ってみてください。
値段はAmazonより3,000円ほど安く送料込みで30,500円で購入できましたよ。
しかもカインズホームネット予約限定でCAINZチップソーも付いてます。
が動画では時間の都合で使えませんでした。
ですがAmazonで買っても33,000円程度なのでマキタのM244と比べてもかなり安いですね。
しかもレーザーが付いてます。
◆RYOBIのTSS-192
Amazon
楽天
価格:40,527円 |
33,000円と聞くと高く感じるかもしれませんが海外製のもっと安いスライド丸ノコも存在します。
しかし、刃は切れないし精度も低い。
真っ直ぐ切るだけでもとても大変です。
これは以前の動画で実証済みなので参考記事をご覧ください。
動画ないではなるべく良い面を見ようと頑張りましたが精度が悪くても良いという人以外はおすすめできませんね。
チップソーも購入しないといけないので余分にお金がかかります。
安物買いの銭失いにならないように注意しましょう。
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実際に開けてみると片手て持てる程度なので持ち運びもそこまで大変ではないです。
ぱっと見作りも良さそうでさすがリョービです。
ギリギリのラインで作ってくる感じはイメージ通りで2万円クラスと思うとかなり良いです。
TSS-192の特徴は最大切削幅が220mmというところ。
これを広いと見るか狭いと見るかですが、レールを1段にすることにより価格も下げられるしブレを軽減し精度も上がります。
スライドさせてみるとかなりスムーズではありますが若干のゴトゴト感はあります。
このあたりはマキタの最上級の物と比べると差が出ますがM244よりは良いですよ。
もちろん使用には全く問題ないです!
さすが低価格の海外製と比べるとかなりいい感じですね。
ターンテーブルを回してみますが90度や45度でバチッと固定される感じで精度も高そうです。
材を固定させるクランプですが元の固定で+のネジになっています。
蝶ボルトやノブなどをつけたほうが良いかもしれませんね。
毎回ドライバーでの固定は面倒なので蝶ボルトやノブをつけてた動画を後で撮ってみました。
◆RYOBIのスライド丸ノコTSS-192のボルトカスタム動画はこちら
マキタにあったような長物用のガイドは別売りもなさそうなのでサポートローラーが必要かと思います。
◆Astage(アステージ) サポートローラー
コードはやや固めで経年劣化でもう少し固くなりそうです。
チップソーは刀匠(とうしょう)という190×2.0 72丁(スライド丸ノコ用)が付いていました。
レーザーは手元のスイッチですが防水になっているのでちょっと固めですね。
レーザーは初期の段階でかなりズレています。
調整方法は後で解説します。
切ってみると刃の切れはなかなか良さそうですよ。
おが粉の吸いはちょっと悪い感じはしますが集塵機などで対応したほうが良いかもしれません。
何回かスライドさせてみましたが精度も高く変な力を掛けなければ真っ直ぐ切れると思います。
直角の90度測ってみると精度も高くバッチリ90度が出ていました。
このあたりはさすがRYOBIといったところです。
今回はたまたま90度が出ていましたがもし出ていないとか使っていて狂いだしたらここのボルトがあるので片方だけ緩めてください。
「微調整→ボルト固定→試し切り」を90度が出るまで繰り返し行います。
今度は垂直方向の90度図りますのでできるだけ厚い材を切って試してみてくださいね。
垂直もバッチリ出てます。
垂直が狂っていたらここにボルトがあるので出し入れして微調整をしてください。
目盛りまでしっかり出てますので目視でしっかり検査しているんでしょう。
ガイドの90度が出たら今度はレーザーをあわせますのでなるべく幅の広い材を置きます。
材を全部カットしないように溝を付く感じで切り込みを入れます。
この溝にレーザーがピッタリ来るよう狙います。
では刃を交換する要領で一度刃を外しますがここをドライバーで緩めます。
必ず電源プラグを抜いてください!
するとカバーが後ろへズレます。
付属のレンチを使い、裏側の回転ロックボタンを押しながら回して緩めます。
逆ネジになっているので注意してください。
チップを当てないよう刃を外します。
基本は刃を材に近づけたときにぴったりになるように調整します。
ダイヤルが2個あるので微調整を繰り返します。
ちょっとクセがあるのでどう動くのか確認しながら気長にやりましょう。
照射する場所のせいか上と下で微妙にズレますがこの辺が精度の限界かもしれません。
なるべく材に刃が当たるぐらいのところでピッタリなるように調整します。
切っていく中で自分で補正しながら切るのが良いかもしれません。
ただしダイヤル自体を触ると全体が微妙に動くので使用中にずれる可能性は高そうな気がします。
実際に使うときは台や馬などに4隅を固定するようにしてください。
ターンテーブルを回しても高い精度で切ることができます。
ノコを倒しての45度もバッチリなので馬が簡単に作れそうですね。
この機能は絶対の欲しいのですが、溝を彫りたいときやホゾ加工したいときなどもこれで簡単にできます。
黒い部分を上げ下げすることでストッパーになります。
ネジを回すことで微調整もらくらくできますよ。
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RYOBIのスライドTSS-192はかなりおすすめでもあるのですが、どうしても使いにくい点があります。
材を固定するクランプを止める部分が何故かプラスドライバーで締めないといけないネジになっているんです。
ここは毎回締めないといけないのでさすがにドライバーは面倒です。
ということでこのネジの部分を交換して簡単に締められるようにします。
まずは純正のネジの径と長さを測ってみると太さは6mm、長さは12mmでした。
では早速近くのホダカに行ってネジを探します。
今回選んだのはこの3種類。
どれも1個100円程度なので2本買っても200円ほどで済んでしまいます。
ここで注意点があるのですがネジ山にはピッチというものがあります。
1回転させたら距離が何mm進むのか?という数値になります。
ピッチをみるのは両方のボルトを反対向きでネジ山を合わせてみればOK。
ピッチが違えば山が乗ってうまく合わさらないので一目瞭然です。
なのでできればお店に買いに行くときは純正のネジを持っていってください。
一番気に入ったのは「ノブボルト」です。
なんとなく純正っぽくて違和感ないですね。
外周も大きく締めやすいです。
今度はユリヤネジですが外周も小さいのでちょっと閉めづらいです。
でも弱いわけではありませんし最も安いのも魅力です。
最後は蝶ボルトです。
これは一番強く締めることができますし回転も早く回す事ができます。
でもちょっと見た目悪いですよね。
取り付けてみたらスライド丸ノコを回転させたり切ったりしてみて当たらないかどうかだけ確認してくださいね。
こういった視点って大事で他にも使える可能性があるので色々探してみてください。
4万円での価格だとマキタのM244があります。
でもマキタM244は312mmの幅が切れるのですがレーザーが付いていません。
しかもスライドがゴトゴトいってどうもスライドのスムーズさに欠けます。
もちろん切るだけならやはり精度が高くておすすめなんですが4万円出すなら7~8万円の最上級のものを購入したほうが良いかなと思います。
スライド丸ノコのような大きくて高価は工具は実際に使ってみないとわからない点が多いです。
今回しようしたRYOBIのTSS-192の作りを総合的に見るとかなり良いと思いますよ。
2万円クラスの海外製と比べると格段に作り精度とも良いです。
マキタのDIYモデルのM244のほうが僅かに作りが良いかなと感じましたが大した差はないと思います。
最大切削幅は220mmと狭いですがスライドもマキタより良好だし、ゴトゴト感も少ないです。
しかしスライドを1段にすることで精度を上げ値段を下げているので220mmで事足りる人にはおすすめできると思います。
今回は直角、垂直ともに90度がしっかり出ていたのでRYOBIの質の高さを感じることができました。
最大の特徴であるレーザーは少し精度に疑問点が残りますが自分の中でクセを掴んだり補正して対応すれば問題ないかなと思います。
これで満足できない場合はマキタや日立の最上位モデルが7~8万円で購入できるのでそちらをおすすめします。
あとサポートガイドは必要なのとクランプを固定する部分を+ネジからノブ付きに交換したほうが良いと思います。
集塵能力も少し悪いので集塵機の併用も考えたほうが良いかもしれません。
今回はたまたまカインズホームの初売りで安く変えたので興味がある人は年末に狙ってみてください。
・予算が3万円程度
・切削幅が220mmでもOK
・とにかくレーザーが欲しい
・一般的使用である程度の精度が欲しい
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