マキタのジョイントカッターは巾接ぎには欠かせないアイテムです。
トリマーでもできるのですが目違いの点から見るとジョイントカッターのほうが精度が高いと思います。
今回は18VのジョイントカッターPJ180Dを買ったので14.4Vとの違いや100Vを買うときの注意点、ちょっとした使い方のコツなどミスしないような解説をいたします。
もくじ
まずは動画をご覧ください
私がマキタを使っている理由は「ジョイントカッターがあるから」と言っても過言ではありません。
HiKOKI(旧日立)にはジョイントカッターがないのでどうしてもマキタになってしまいます。
国内メーカーでジョイントカッターを作っているのはマキタだけなんですね。
マキタには14.4Vと18Vの充電式のものと100Vの電源の有線があるので選び方には注意が必要です。
HiKOKIの工具を使っている人はマキタの100V使用のPJ7000を購入してくださいね。
ただし100Vには注意が必要ですが後で解説しますのでしっかり読んでおいてください。
他にもジョイントカッターの加工ミスを防ぐような方法や加工方法、刃の交換など解説します。
まずは値段ですが、14.4Vと18Vは2,000円程度ですが14.4Vのほうが安いです。
後で解説しますがパワーに差はないので14.4Vのインパクトなど持っている人は最も安く購入するとができます。
無理に18Vに買い換えることはないので大丈夫ですよ。
HiKOKIを使っていたりマキタの充電式の工具を持っていない場合は100Vも視野に入ります。
100Vの場合はAmazonで31,800円ぐらいなんですがAmazon・楽天・Yahoo!で購入するには注意が必要です。
解説するので100Vはすぐに買わずに記事をよく読んで買ってください。
◆マキタジョイントカッター
Amazon(14.4v・18v)
マキタ(Makita) 充電式ジョイントカッタ 18V バッテリ・充電器・ケース別売 PJ180DZ 新品価格 |
楽天(14.4v)
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楽天(18V)
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実は100v使用のこのPJ7000は説明ページに書いてないのがほとんどですが、国内のマキタではない可能性が大きいです。
多分32,000円程度までの値段の物はAmazon・楽天などマキタUSAの並行輸入品です。
「同等品」と明記されているのも並行輸入品になります。
並行輸入品だとどうなるのか?
懸念点はいくつか上げられます。
・国内で修理ができない
・目盛りの表記がインチ
・刃の厚みが違う可能性あり
並行輸入品は国内のマキタが修理を受け付けないらしいのでもし故障した場合は自分で治すか誰か治せる人に頼まないといけないですね。
目盛りがインチ表記になっているのも並行輸入品ですが馴染みのないインチはちょっと分かりづらいですね。
これが一番重要ですが、インチになったことにより刃の厚みが違う可能性もあります。
そうするとビスケットがスカスカになり本来の目的の目違い防止にならないので注意が必要です。
こういったミスは高額なだけにミスするとかなり痛いです。
ホームセンターで実物を見て購入するかネットショップならお問い合わせをして確認してくださいね。
それとレビューをしっかり読むことでも回避できますよ。
しかし表記がないのは偽装と同じですよね?
調べたところYahoo!ショッピングで「PJ7000 国内」と検索したら国内正規品が出てきましたよ。
これなら安心かと思います。
▼▼▼
最近私はマキタの18Vの工具をレビューしてますが、これは14.4Vが弱いとか18Vのほうが使いやすいとかそういったことではありません。
理由はいくつかあって18Vが主流になっていることもありますが、チェンソーを使いたかったんですね。
他のも新しいものは18Vから発売されるしチェンソーのように18Vしかないものが多いんです。
あとは「絶対的にパワーがある」ということもありますがジョイントカッターに関してはパワーの差は関係ないので14.4Vを使っている人は18Vへ変更するメリットはないと思います。
インパクトになると差は出てきましすが決して14.4Vがパワーがないわけではなく逆に18Vはパワーがありすぎて使いづらい面もあるんです。
まずは私がずっと使ってきた14.4VのジョイントカッターJP140Dと新しく買った18VのジョイントカッターJP180Dの違いを見ていきます。
パーツはおそらくすべて共通で見た目は全く同じで違う場所を見つける方が難しいです。
重さを測っても14.4Vは2,626g。
18Vは2,629gとほとんど違いがないですね。
空で回してみて音を聞いてみますが、若干18Vの方が静かで音に雑音がないように感じました。
削った感じもほとんど差がなくどちらを使っても加工には問題ないと思います。
刃の交換はほとんどすることがないとは思いますが裏から見てベースの取っ手側にあるつまみを回します。
90度のガイドが邪魔になるので当たらないところへ動かしておきます。
蓋をあけロックボタンを押しながら付属の工具で回せば交換することができます。
ちなみに替刃はAmazonで5,125円で販売されています。
ベースの蓋を開けるとノズルが落ちるので注意してくださいね。
◆マキタ ジョイントカッター替刃
Amazon
というのもおが粉が結構大きいし毎回ゴミ捨てが面倒です。
作業場の環境にもよりますが下におとしてホウキで掃除したほうが早いと思います。
良く質問をいただくのですが「ジョイントカッターで加工するピッチはどれくらいですか?」という内容のものがあります。
ビスケットをどれぐらいの間隔で入れるかですが、私がやってきた感じでは25cm~30cmぐらいというのが答えです。
と言ったもビスケットは強度を出すというより目違いを起こさないというのが最大の目的なのであまりたくさん入れても手間も時間もかかってしまします。
板単品で使う場合があるなら強度の問題も出てきますが実際は裏側に桟木を打ったり掛けがあったり側板があったりするので割れてしまうなんてことは無いです。
今回使った材ですと700mmの幅なので3箇所入っていれば問題ないと思います。
もし気になる場合でも4箇所あれば十分ですね。
2箇所というと真ん中が目違いが起こりやすいのでちょっと少ないと思います。
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加工する場所が決まったら墨線を引きますが少し長めの線を引いて置くと良いです。
こんな感じで中心線が見えるようになっているので長いほうが見やすくミスは少なくなります。
墨線を引いたら厚みを調整していきます。
ガイドの高さを決めますが目盛りがピッタリというわけではないのでおおよそその辺ぐらいに考えておいてください。
私の場合だと10mmにセットすると実際は溝まで9mmでした。
刃の厚みが4mmなので計算して加工してくださいね。
ただしど真ん中にする必要はないので常に化粧面にベースを当てて削るようにしてくださいね。
ジョイントカッターは意外とバネが硬いです。
手の力で加工しようとするとガタつくので左手で材とベースをしっかり固定してください。
押し込むときは手は方向をあしらう程度で右足のももで軽く押してやる感じがとても加工しやすいです。
ジョイントカッターは20mmの材だと高さをセットせずに簡単に加工することができます。
まずはベースを外します。
角度調整を90度に倒します。
これで加工すると8mm・溝4mm・8mmで20ミリの材でピッタリ真ん中を加工することができますよ。
同じ加工でセットプレートを使うと更に薄い材の加工もできます。
4ミリのセットプレートを噛ませます。
4mm・溝4mm・4mmで12mmの材がちょうどぴったりに加工できますよ。
今度は同じ用に90度のガイドを外した状態で角度を0度に戻します。
作業台なども場合は材をしっかり固定し底面を基準に加工することもできます。
大きな材を加工することもできますね。
他にも留めの加工は以前にやってるので見てくださいね。
今回はマキタのジョイントカッターの14.4Vと18Vの違いを見ていきました。
性能に大きな差はないのでお手持ちの充電式の工具とあわせて選んでくださいね。
もし100Vを購入するときは並行輸入品に注意して購入してください。
加工にもコツがあるので動画を参考に真似してみてください。
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