会員さんから「木材に簡単に塗れるクリア塗装はありますか?」という質問を良くいただきます。
私は普段ブライワックスのクリアを使うのですが以前動画でも紹介した電動昇降デスクに取り付けた桧の天板に塗ってみました。
塗り方や艶出しのコツを簡単にまとめましたので参考にしてみてください。
まずは動画をご覧ください。
以前動画で紹介したFLEXSPOTの電動昇降デスクの天板を桧の天板に交換しました。
まだ塗装をしてなかったので今回はその桧の天板にブライワックスを塗装をします。
ブライワックスは塗りやすいですが水に弱くコップなどを置くとあとが着くので食卓などには使わないほうが良いです。
食卓には「くるみ油」がおすすめです。
日焼け止めにもなるし艶もかなり出るので無塗装よりは汚れや変色に強くなります。
それとブライワックスはあまり寒いと伸びが悪くムラになりやすいでできれば夏場の温かいときに塗るのがおすすめです。
◆ブライワックス
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塗るには下地処理をしっかりしておかないといけません。
基本的にはポリネットシート(#240~#400)を使いサンダーで仕上げておきます。
◆SK11 ポリネットシート
そのときにちょっと湿らせた雑巾で水拭きをして毛羽立ちを起こしておきます。
乾いたら触ってみると解るのですがガサガサしていると思いますのでもう一度サンダーで仕上げておきます。
おが粉を拭き取り下地は完成です。
塗るのに必要なものはこちらになります。
・ブライワックス(クリア)
・マイナスドライバー
・ウエス・スポンジ・スチールウール等
・豚の毛のブラシ
・拭き取り用ウエス
・薄手の手袋
これらのものがあると良いですが塗って拭き取れるものがあればOKです。
手順を見ながら確認していきましょう。
ブライワックスは割と匂いがキツめではあります。
ただ乾きも早く丸1日あれば匂いはほとんどわからなくなりますので必ず換気をしながら塗ってください。
まずはブライワックスの缶をマイナスドライバーなどで回しながら少しずつ開けます。
一気に1点で開けようとすると曲がってしまうので注意してください。
塗って行きますが推奨の方法はスチールウールですがウエスやスポンジでも問題ありません。
推奨はスチールウールで目の細かな研磨の役割もあります。
◆スチールウール
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薄手の手袋があるといいですよ。
◆薄手の手袋(使い捨て)
ちょっとスポンジに取り塗ってみます。
目に反って前後させ塗ってください。
はじめはムラになりやすく濃いところ薄いところができますが自分で加減しながら薄いところに塗り足すような感じで塗っていきます。
一度塗ったところは伸びやすくなるしスポンジにもたくさんワックスが残ってくるので伸びやすくなります。
木口は油分が吸われて行くのでちょっと多めに塗ってくださいね。
ムラがないか角度を変えて覗いてください。
これで5~10分ほど乾燥させますが拭き取り作業に入りますが実際はすぐ拭き取っても構いません。
ただムラをなるべく抑えたいなら豚の毛のブラシでならしてください。
目に沿ってカサカサやると表面のボコボコがとれ艶が出てきます。
あとはウエスで拭き取ってください。
あとは数時間放置して完成となります。
実際に見てみると艶が出ているのがわかりますね。
なかなかの艶ですね!
ブライワックスは塗るのが簡単なのでスポンジで塗りウエスで拭き取るだけの工程になります。
お好みでブラシを使い艶を出したりムラを抑えることができます。
水には弱くコップを置くと染みになってしまいますので注意してくださいね。
一般的な家具に塗るなら簡単に艶が出せるのでおすすめですね。
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