会員さんからのご要望の多いスライド丸ノコですが、マキタのDIYモデルの「M244」を使ってみようと思います。
というのもこちらのスライド丸ノコは会員さんが使っていたものなんですが木工をやめちゃったので私が買い取りました。
このスライド丸ノコM244はマキタのなかでも一番安価ということもあり非常に人気で会員さんからのお問い合わせも多いのでちょうど良かったです。
実際に使ってみて動画にしましたので参考にしてみてくださいね。
もくじ
今回用意したはマキタのスライド丸ノコM244です。
型番に「M」が入っているとDIYモデルなので覚えておくと良いですよ。
「M」のDIYモデルは色は明るい緑です。
実はこのスライド丸ノコは会員さんから買い取ったものでほとんど新品のような状態なんです。
新品で買うと現在はAmazonで39,000円程度します。(値段は変動します)
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スライド丸ノコはチップソーの径などの違いもありますが高いものは6~8万円程度します。
M244は約40,000円ですがスライド丸ノコの中では一番安いランクになります。
ちなみに海外製の安価なものが2万円~3万円程度で販売されていますが、それらは過去の経験から正直オススメできません。
なので最低でもマキタのM244か同価格のHiKOKIのFC7FSBあたりがおすすめできる最低ランクということになります。
まずは動画をご覧ください
まずはM244のスペックから見ていきましょう。
使用しているチップソーは190mmの径になります。
最大切削幅は312mmと長いですがチップソーの径が190mmなので厚みは50mmまでの深さとなります。
50mmあれば一般的な材は十分カットすることができますが、大きな角などはカットできません。
チップソーはマキタの刃が付属していますが、今回は前の持ち主の会員さんが「くろ+」を付けていたのでこれで切っていきます。
この辺は求める切れのよって人それぞれなので付属の刃が気に入らなければ「くろ+」を購入すれば良いと思います。
最近では山真製鋸株式会社の「神業」も音が静かでかなり切れが良いのでおすすめです。
他に付属物は90を測るための透明の三角定規とダストパック、材のガイド、材の固定クランプ、取説が入っています。
で良く勘違いされるのが「レーザー」が標準装備と思われているかもしれませんがこちらは付属されていませんので注意してください。
ただし私が非常にいいなと思う機能があって深さをワンタッチで変更できる切り替え装置がついているんです。
これは材をちょっと欠きたい場合に非常に重宝します。
昔の日立にはついてなかったんでマキタに買えたんですよね~。
あとはターンテーブルがついているので精度の高い45度などもカットも簡単です。
鋸を倒しての斜めカットももちろん可能です。
この辺の動きはかなり精度がありますね。
海外の2万円のクラスになるとどうしても精度は低くなるのでさすがマキタといったところです。
各種レバーで固定すると持ち運びも簡単ですが、本体も12.5Kg程度なので楽に持ち上がります。
では実際に使ってみますと、若干ではありますがスライドが重い点が気になります。
カミヤ愛用のLS0814FLは?
私が使っているマキタの「LS0814FL」ですがスライドが非常にスムーズでほとんど力が必要ありません。
またレーザーやフラッシュライトもついているので見やすく作業効率もアップしますよ。
ちなみに型番の最後の「FL」ですがフラッシュの「F」とレーザーの「L」になってます。
◆マキタLS0814FL
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本体を置くときは割と広い場所が必要になるので注意してください。
見えにくいですが中心のライン上にゴムブッシュがあるのでそこを設置させないと転びやすくなりますのでしっかり確認し設置させてください。
できれば専用の広い台を作って乗せるようにしたほうが良いです。
更に安定を高めるためにビスで4隅を固定してください。
コーススレッドだと穴が大きくスカスカになるのでワッシャーなどを噛ませたが方が良いです。
では切ってみますがレーザーがないのでまず刃を下ろして実際に材にあてがって確認してみてください。
切るときは親指部分にあるボタンを押し込んでからスロットルを回さないと刃は動かないので注意してくださいね。
以前も息子がスライドマルノコでキックバックを起こしましたが材に刃を当てた状態で回さないようにしましょう。
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切った材を差し金で測って90度を測ってズレがないか確認します。
切ってみると微妙にズレがあることがわかりました。
確認の方法には付属の90度の三角定規も使えますが、これはおおよその目安程度で実際は切った材を測ってくださいね。
今回は少し90度がズレていたので調整をしますがベースの後ろにボルト3本で固定されています。
次にベースをズラして調整するので一番右のボルトだけ緩めず左側の2本を緩め一番右のボルトは緩めませんので注意。
※動画ではスパナを使ってますがスライド部分の一番うしろに専用スパナがありますよ。
今回は左側を少し手前にズラして再度固定し切ってみますができるだけ幅の広い材のほうがわかりやすいです。
これで90度直角が出ましたがもし片方の調整だけで足りないようなら反対側のベースを緩め調整してください。
注意点はいっぺんに両方緩めちゃうとどちらもわからなくなるので気をつけてくださいね。
最後はしっかり増し締めをしましょう。
今度は垂直方向を測りましょう。
垂直方向はなるべく厚い材で測ると良いですよ。
測ってみると垂直も狂っています。
角度の調整はちょっと狭いですが「1」を緩めて「2」の六角を回して微調整します。
何回かカットして調整しスコヤで測りながら直してくださいね。
切っていて気付いたのですがベースの左側の高さが若干低いんです。
なのでこのまま切ると材が左へ落ちて角度が狂ってしまいます。
そんなときはサポートローラーを使用してください。
結局長い材はサポートローラーが必要になるので一緒に購入しておいて方が良いですね。
中古で販売する予定ですがその時は私が使っていたサポートローラーをおつけしますね。
◆サポートローラー
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音量を測ってみると空で回してみると「86.9dB」と普通の丸ノコよりちょっと大きいですね。
材を切ったときに測ると「84.6dB」だったので回転数が落ちるため音量が落ちたと思われます。
これは刃の切れが良いと音も小さくなるので一つの目安にしてください。
おが粉は切っているときは多少舞いますがそれほどひどくは感じられませんでした。
ダストパックも捨てやすい構造だし集塵機の取り付けも簡単そうですね。
私が思うにM244は良い機体ですよ。
レーザーがありませんが、やはり精度が高くブレも海外の安いものに比べたら格段に素晴らしいです。
でもちょっとベアリングの動きが悪いですね。
Amazonの他のレビューにもそういった意見は見られたのでここは残念な点ではあります。
スライド丸ノコは高価なので簡単に買うことはできないかもしれませんが、海外の物は2万円程度でも買わないほうが良いです。
だったらもう2万円出して今回のマキタM244のほうが良いですが、もう3万円出して7万円の上位モデルを購入したほうが良いと思います。
スライド丸ノコは最も精度が欲しい工具ですのでここは投資のしどころだと思いますよ。
私のメール講座ではこれぐらいの工具を無料で買う方法も紹介してますのでぜひ会員登録してみてくださいね。
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