最近マキタの電動工具を14.4Vから18Vへ買い替えたのですが、18Vにはいろんな面白い電動工具があったりします。
今回紹介するチェンソーもその一つです。
チェンソーといえば結構ハイパワーですが、マキタはなんと18Vのバッテリーを2つ繋げて36Vにするという荒業で充電式チェンソーを実現してくれました。
チェンソーのラインナップは結構あって「どんな作業にどれがいいかな?」なんて悩む人も多いと思います。
私は仕事がらちょっとした丸太を切ったり庭の木を切ったり手筒花火の竹を切ったりとよく使います。
今回は杉の22cm~28cmの丸太を切ったりヒノキの24×27cmぐらいの材、結構太めの竹などを切ったので参考になると思います。
それとエンジンのチェンソー「ゼノア」の40ccほどのエンジンのチェンソーとも比べてみました。
もくじ
まずは動画をご覧ください
今回私が買ったのは18Vのバッテリーを2個刺して36VにするタイプのMUC353Dです。
マキタのチェンソーMUC353Dはスペック的にはエンジンの30cc相当のパワーで一応充電式では最も大きなタイプになります。
ちょうどゼノアの40cc(正確には37ccかな?)があるので切り比べてみたいと思います。
マキタにはいくつかチェンソーがあるのですが多くく分けて2種類で型番が353だと35の部分が350mmのバーの長さで最末尾が3だと大きいタイプ。
353が303になると30センチのバーの長さということになります。
私が買ったのは353なので30cmぐらいの丸太でも十分切ることができます。
◆MUC353D(本体のみ)
Amazon
マキタ(Makita) MUC353DZ 350mm充電式チェーンソー 本体のみ 新品価格 |
楽天
価格:27,060円 |
私は楽天で買いましたが、こういった高価な工具は楽天のほうが若干やすかったり、若干高くても楽天ポイントがあるので安くなる傾向です。
ただ楽天は送料がかかるものが多いので注意も必要です。
お買い物マラソンと併用するとこういった高価なものはポイントがガンガン入りますよ。
もう一つはMUC252とDMUC352D。
DMUC352Dだと350mmのバーで最末尾が2なのでもう一回り小さいタイプになります。
こちらはちょっと小さく軽めなので枝払いなどに良さそうです。
◆DMUC352D(本体のみ)
Amazon
なし
楽天
マキタ 350ミリ充電式チェンソー MUC352DZ【0088381676373:16480】 価格:28,961円 |
購入するときに「チェーン(刃)は入っているのかな?」と気になりましたがずべて入っているのでバッテリーさえあれば一応なにもなくても切ることはできます。
ここで注意しないといけないのは並行輸入品の存在です。
どれも5,000円程度安く購入できますが、日本で修理ができないのでもし壊れたとき直すことができません。
まあ自分で治せる人は良いのですが。
まずは値段ですが私は18Vのバッテリーを持っているのでバッテリーや充電器の付属していないものを購入しました。
Amazonでは30,000円程度ですが楽天で26,000円で購入することができました。(増税前に購入)
楽天お買い物マラソンと合わせればかなり安く買うことができそうですね。
実は私は18Vの工具をお買い物マラソンですべて購入したのでポイントでこのチェンソーが買えたんですよ^^
バッテリー×2個と充電器のフルセットでも60,000円程度で購入できるので相当割安感が半端ないです。
私は18歳~24歳まで木こりでしたが山仕事で使えるチェンソーといえばエンジンであれば40ccほど必要で値段は大体100,000円ほどします。
このマキタのMUC353Dはエンジンの出力と比較すると30ccに相当するパワーのようです。
30ccというと80,000円ぐらいはするのでやはり安いですね。
マキタといえばブルーというかグリーンというか深緑のあの色ですよね。
もちろんチェンソーも例外ではなく深緑もありますが実は赤色も設定されているんです。
私は元木こりなのでチェンソーは赤をチョイス!
山仕事では目立つように赤が基本なんですね。
送られて来るのは刃が付いていない状態なので自分で組み立てます。
MUC353Dの最大のポイントは工具不要でチェーンの交換ができるです。
ハンドルが飛び出す仕組みでよく考えられています。
普通のチェーンは工具が1本必要で山仕事で使っててもたまに外れることがあり、休憩場まで戻らないと直せないんですよね。
これは素晴らしい。
付属の刃はオレゴンです。
オレゴンはよく切れるので私も愛用しています。
手袋は必ず着用してくださいね。
取り付けは刃の方向を間違えないよう注意して下さい。
カバーをつけますがチェーンの張りを調整するダイヤルを回し穴にボッチが入るようにします。
軽く締めておき張り具合を調整して増し締めします。
軽く張れた状態でオイルをバーとチェーンのスキマに少し垂らします。
ガシャガシャ回して油が行き渡ると軽く回るようになります。
軽く数周回したらちょっとダレるのでまた張り直します。
張れたときにちょっとチェーンを上に引っ張り若干スキマができるぐらいでOKです。
そしたらオイルを入れておきます。
付属のオイルは半分もいかないのでたくさん切るときはオイルを購入しておきましょう。
一応夏用の固いタイプとオールシーズン使えるタイプがあります。
普通の人はオールシーズンでOKです。
◆チェンソーオイル
Amazon
AZ(エーゼット) チェーンソーオイル Dタイプ [角型] 1L (チェンソーオイル・チエンソーオイル) TS201 新品価格 |
楽天
エーゼット AZ(エーゼット) チェーンソーオイル Dタイプ 1L 角型 TS201 4960833201202 価格:506円 |
刃が付いたらバッテリーを刺します。
重さを測ってみると5.4kg。
電源のオン・オフはこのボタン1つ。
エンジンを掛けると思うとだいぶ楽ですね~!
久しぶりに掛けたらガソリン腐ってるなんてこともないし!
軽く回して音量を測ってみると98.6dBなので切っているときの丸ノコぐらいでしょうか。
これもエンジンを思えばめちゃ静か。
チェーンが新品のときは伸びやすいのでちょいちょい張り具合を確認してくださいね。
Sponsord Link
それでは実際に切ってみますが今回は杉の22cmの丸太と28cmの丸太。
ヒノキの太鼓(丸太のようなもの)の24×28cmぐらいの材を切ってみます。
あと手筒花火で使う竹も切ってみます。
杉の丸太に関してはゼノアのエンジンのチェンソーと比べてみます。
大きさはボディはマキタのMUC353Dのほうがバッテリー分長い感じです。
グリップを持ってみるとMUC353Dはバッテリー側の後方に重心があり、ゼノアはバー側の前方に重心があるので若干バランスが違います。
では実際に22cmの杉の丸太を切ってみますがマキタMUC353Dの印象は「よく切れる」!
正直ここまで切れるとは思いませんでした。
ゼノアと比べてみてもそれほど遜色ありません。
今度は28cmの丸太を切ってみます。
バーが350mmなので先端が多少でる程度になります。
切る面積が大きいので若干抵抗は増えますがよく切れていると思います。
ゼノアとの差がこれだけなら大した物ですね。
今度はヒノキの太鼓を切ってみます。
太鼓は製材の方法で丸太を幅だけ落とした状態です。
大きさ的には24×28cm程度です。
ヒノキは杉と思うと固いので今度は意図的に押さえて切ってみます。
すると負荷がかかりすぎると回転が停止します。
これはこういった仕様だと思われますが最後に追い込みたいときなどにはちょっと非力感が出ますね。
ただそんなに押さえずに高回転を維持させ切っていけば全く問題なく切ることができます。
余談ですが材が下に落ちる場合は下から少し切っておくと材が裂けるのを防止できます。
今度は太い竹を切ってみます。
竹は中が空洞で回りが硬いので最後に挟まれてチェーンが外れることもあります。
なので先に刃の出口付近にちょっとだけ受け口の切り込みを入れておくと良いですね。
とはいえ手ノコで切ると思うと相当楽ですね。
マキタの充電式チェンソーMUC353Dは思った以上のパワーがあり30cmクラスの丸太を切ることもできました。
エンジンの40ccには若干劣るという程度で30cc相当というのは嘘ではなかったです。
バッテリーも進化をつづけエンジンや100V電源に変わるようなパワーができるようになったのは嬉しいですね。
まあさすがに山仕事に使えるようなパワーとレスポンスがあるわけでもないし、バッテリーの持ちの問題もあるのでまだまだ家庭用の域ではあると思いますけどね。
チェンソー選びの参考になれば嬉しいです。
Sponsord Link
いつもブログを読んでいただいてありがとうございます。
記事があなたのお役にたったらポチっと応援して頂けると励みになります!
↓↓↓クリックをお願いします↓↓↓
DIYが上達する教材はカミヤ先生のマニュアルが最適!
Amazon・楽天・Yahooのセール情報 ポイントアップでお買い物
【2024年】藤原産業の新商品内覧会の様子(前編・後編)
【UG】和風座卓の作り方 はぎ合わせや鬼目ナットや強度のある脚の作り方などコツを解説
マキタ純正超え!エネライフ18V互換バッテリー1850・1855B/HCや薄型1828・1825B/Tなど
SK11のZOID-02~09でガルバ、鉄、アクリル、石膏ボード、サイディングなどを切る
コメントフォーム