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DIYでインパクトドライバーを使っていると音量が気になりませんか?
インパクトドライバー選びは高額なので間違いがないように選びたいですが静音性も重視する点ではあります。
今回はそんな静音性のお悩みを解決できるHiKOKI(ハイコーキ)の静音インパクトWHP18DBLを見ていこうと思います。
というのも最近なんだかんだで工具のレビューが多くなってきてYouTuberみたいになってきた私カミヤですが、今回はなんとHiKOKI(ハイコーキ)さんからレビューの依頼が来ました。
メール会員さんから毎日のように騒音問題でDIYができないというお悩みをいただきますがそんな悩みは解決できると思います。
●インパクトドライバーの選び方には静音性も大事です
まずは動画をご覧ください DIYにおいてインパクトドライバーは最高に使用頻度の高い工具でもあります。
安いものから高いものまでありますが私は正直
高額でも高性能のもを推奨しています。
(ただどうしても「安いもので良いものが欲しい」という人に向けて安価なものも多数紹介していますが)
やっぱり性能が違うしパワーもスピードも段違いなので作業効率が違います。
しかし近隣が住宅街とかマンションなどでは
騒音問題も重要なポイントになりますよね。
いままで会員さんから多くの騒音問題に対するメールも頂いてきました。
私のウチは田舎なので外でやろうが騒音は全く問題ないのですがそうばかりとは限りません。
そんななか1通のメールが届きました。
差出人はHiKOKIさんです! YouTubeで私をみつけHiKOKIの静音インパクトを紹介して欲しいという内容。
「まじかよ!」 ついに来ました
!HiKOKIさんからのご提供です。
今回ご紹介するのはHiKOKIさんの静音インパクトWHP18DBLです。
◆HiKOKI静音インパクトWHP18DBL ▼購入はこちら▼ 静音インパクトWHP18DBLの最大の特徴は静音性にあって通常1回転で大きな1打撃を与えるのがインパクトなんですがこの静音インパクトは1回転につき小さな打撃を2回行うことで静音性を上げています。
使用感は後で詳しく解説しますが実際に使ってみても
「なんか変な感じ」と思うぐらい
音量が小さいんです。
なんでこの振動と音量でこれだけ打ち込めるの?と言った感じ。
そしてもう一つの売りは「カムアウトしにくい」という点。
やはり振動が小さいのでカムアウトもしづらくなるんでしょうね。
こちらも実際に試してみましたが力を掛けなくてもビットにコーススレッドが吸い付く感じでした。
これはDIY初心者さんには嬉しい装備ですね。
こちらのインパクトは18Vなんですが付いているバッテリーはマルチボルトという18Vでも36Vでも対応してしまうというスグレモノです。
さすが日立ですね。技術力の高さを感じます。
最近は電動工具のハイパワー化が進み36Vの物やマキタは40Vを出したりしています。
しかし18Vと36Vが1つのバッテリーで使えるマルチボルトを採用しているのはHiKOKIだけなんです(多分)
こうなると丸ノコは36Vだけどインパクトは18Vという組み合わせでも可能になってきますね。
HiKOKIといえば以前も「C6MEY」という丸ノコを紹介しましたがサイレントモードという静かなモードも付いています。
回転数を下げて回るのですがサイレントモードにしてもキレイに切れるので全く問題ありません。
36Vの丸ノコにもサイレントモードが付いているのでいっそのことHiKOKIの丸ノコとインパクトを揃えてしまえば騒音問題も一気に片付くと思います。
今回は比較のためにいつも使っているマキタの18Vのインパクトドライバー「TD171」を使ってパワーや音量、スピード、使いやすさなどを比較していこうと思います。
●HiKOKIさんからの提供について
以前藤原産業さんの電動工具を紹介してきたところ提供までしていただけるようになってきたのですがそこは私がレビューするからには嘘を言うことはありませんので安心してください。
他のレビュアーはステマ行為を行っている人も多いので惑わされないように注意しましょう!
ただHiKOKIのフラッグシップ機に関しては相当作り込まれているので文句の付け所はないと思いますよ。
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●マルチボルトについて
マルチボルトはHiKOKIが考案したシステムで超画期的です。
今まで普及してきた18Vですが新しい36Vでもマルチボルトを使うことによりどちらの本体も使うことができます。
なので以前から持っていた18Vのインパクトと新しい36Vの丸ノコを同時に使うことも可能ということですね。
木工では18Vあればというか10.8Vでも結構なパワーなんですが、18Vなら十分すぎるパワーがあります。
ですが丸ノコというと36Vあったほうが余裕のパワーで切ることができます。
注意点としては現時点では5.0Ahのものしかないので36Vに使用すると半分の2.5Ahになるので長時間の使用にはちょっと少ないかなといった懸念点もあります。
ですがDIYで使うレベルなら全く問題無く使用できますよ。
●静音インパクトWHP18DBLを使った感想
まずは開封していきますがケースをマキタと比較したところ多少丸みを帯びた感じです。
容量などは全くといっていいほど同じぐらいです。
充電器はマキタよりHiKOKIのほうが若干小ぶりですが充電したときに大きなランプが見やすく充電中、充電完了がわかりやすいです。
充電中は青、充電完了は緑!うーん充電中の色は黄色のほうがもっとわかりやすそうな気が・・・
電池を挿してしばらくすると
ファンが回り始めますが音量が結構大きいです。
はじめ居間のコンセントに挿して充電したのですが結構うるさくて会話もちょっと聞きづらくなるといった感じでしたので廊下に出して充電しました。
最近はUSBの出力も付いているのでスマホも充電できますね。
重さはHiKOKIは1677gでマキタは1560gです。
100g程度HiKOKIのほうが重たいですが全体のバランスが良いのでさほど違いを感じません。
以前も動画にしましたがマキタに6.0Ahをつけるとバッテリー部分がちょっと重いのでバランスが悪くなるんですよね。
こちらの記事にも書いているのでご覧ください。
HiKOKIのモードはスピードが3段階から選べます。
4つ目にはテクスモードがあって始めはふわっと回る感じで一気にどかっと回りませんがパワーも2ぐらいなのでちょっとゆっくり感があります。
初心者さんには嬉しい装備です!
マキタは4段あって最速のモードが一個多いと言った感じで最高速はマキタのほうが早いですが結構慣れた人でないと打ち損じが出やすくなります。
LEDライトは常時点灯やスイッチ連動も選べます。
バッテリーの容量もひと目で分かるので見やすいです。
では実際に杉板と堅木を使って75ミリのコーススレッドを打っていきましょう!
まずは杉に下穴を開けずに打ってみます。
◆マキタ18V
比較のためにマキタから打って音量を測ったところ93~95dBでしたので結構うるさいです。
丸ノコの音の大きいときに匹敵します。
今度はHiKOKIで打ってみますがとにかく静か!
◆HiKOKI静音インパクト
なんで?と思ってしまします!
音量は73.7dBと驚異的に少ない!
この静音インパクトは1回転で2回ソフトな打撃を与えることにより普通のインパクトより音が静かで変わらないスピードで打つことができるんです。
スピードを2でやってみると68dBともっと静かになりますので家の中で人知れず打ちたいときは重宝すると思います。
スピード2だとパワーも弱そうな感じがしちゃうのですが節のところに打っても多少ゆっくりになりますが十分打つことが可能です。
下穴錐を付けて開けてみますがインパクトが働くこともなく簡単に穴を開けることができますが最高速はマキタのほうが早いので比べると差は出ますが問題ないレベルでしょう。
開けた下穴にコーススレッドを打つと更に簡単にパワーもスピードもあるってしかも振動も少なく音も小さいのでなんか不思議な感覚ですね。
なんでこんなに楽なの?ってイメージですね!
硬い木に打っても十分パワーがあるしマキタの18Vに劣ると言うことはまず感じないと思います。
最高速はマキタのほうが早いですがそこだけですね。
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●カムアウトについて
静音インパクトのもう一つの特徴は
「カムアウトしにくい」という点。
では実際にテンションをほとんど掛けないで打ってみましたがほんと外れにくい!なんで?
振動のときと同様に「なんで外れにくいんだろ?」と不思議です。
もちろん意図的に軽く乗せて回しているだけなので外れることもありますが、普通にちょっとテンションかければ全くほとんどカムアウトしないと思いますよ。
マキタでやってみると違いが分かるのですがテンションを掛けずに打つとすぐ外れてしまいます。
●最後に
正直静音なんてちょっと回転遅くして打撃力を弱くしてるんでしょ?ぐらいにしか思っていませんでしたがこれはびっくりです。
日立の総力舐めてました!
作りが根本的に違うしここまで
音が小さくなると思っていませんでした。
しかも
振動が少なく家の中で使うような人はほんとにおすすめできますよ。
カムアウトもなりにくいし、ここまで外れにくいと初心者さんには更におすすめできますね。
しいて欠点を言うとなれば値段が高いかなというぐらいですがこの技術を見ると値段の高いのはうなずけます。
私の知り合いの金物屋さんも言ってますが「ぶっちゃけマキタより日立のほうが作りはいいし壊れにくいよ」と言っています。
私も本当はHiKOKIのほうが良いのですがジョイントカッターや大型のチェンソーが欲しいのでマキタになってしまいました。
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