どうもカミヤ木工のカミヤです。
最近マキタのジョイントカッターで留め継ぎをする動画をアップしたのですが、結構楽しいですね。
今回はコーナージョイントを紹介します。
外面をツライチに合わせたいときなど頻度は多いので動画にしてみました。
使ったのはマキタの「PJ7000」で100Vの物なんですが、これは会員さんに借りた物なので私も買おうと思ったのですが、バッテリー式の物を購入しました。
動画ではちょっと登場しますが、次回作に使用したいと思います。
関連記事はこちら
マキタジョイントカッターPJ7000の使い方!ビスケットの種類や価格に対するコスパは?
木材を斜めに接合(留め継ぎ)する加工方法はジョイントカッターが便利!固定はベルトクランプ!
まずは動画をご覧ください
今回使ったのはPJ7000ですが充電式もあるので注意してください。
まずは値段ですが、14.4Vと18Vは2,000円程度ですが14.4Vのほうが安いです。
後で解説しますがパワーに差はないので14.4Vのインパクトなど持っている人は最も安く購入するとができます。
無理に18Vに買い換えることはないので大丈夫ですよ。
HiKOKIを使っていたりマキタの充電式の工具を持っていない場合は100Vも視野に入ります。
100Vの場合はAmazonで31,800円ぐらいなんですがAmazon・楽天・Yahoo!で購入するには注意が必要です。
解説するので100Vはすぐに買わずに記事をよく読んで買ってください。
◆マキタジョイントカッター
Amazon(14.4v・18v)
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実は100v使用のこのPJ7000は説明ページに書いてないのがほとんどですが、国内のマキタではない可能性が大きいです。
多分32,000円程度までの値段の物はAmazon・楽天などマキタUSAの並行輸入品です。
「同等品」と明記されているのも並行輸入品になります。
並行輸入品だとどうなるのか?
懸念点はいくつか上げられます。
・国内で修理ができない
・目盛りの表記がインチ
・刃の厚みが違う可能性あり
並行輸入品は国内のマキタが修理を受け付けないらしいのでもし故障した場合は自分で治すか誰か治せる人に頼まないといけないですね。
目盛りがインチ表記になっているのも並行輸入品ですが馴染みのないインチはちょっと分かりづらいですね。
これが一番重要ですが、インチになったことにより刃の厚みが違う可能性もあります。
そうするとビスケットがスカスカになり本来の目的の目違い防止にならないので注意が必要です。
こういったミスは高額なだけにミスするとかなり痛いです。
ホームセンターで実物を見て購入するかネットショップならお問い合わせをして確認してくださいね。
それとレビューをしっかり読むことでも回避できますよ。
しかし表記がないのは偽装と同じですよね?
調べたところYahoo!ショッピングで「PJ7000 国内」と検索したら国内正規品が出てきましたよ。
これなら安心かと思います。
▼▼▼
・ビスケット
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以前の記事も参考になるので見てくださいね。
参考記事はこちら
マキタジョイントカッターPJ7000の使い方!ビスケットの種類や価格に対するコスパは?
木材を斜めに接合(留め継ぎ)する加工方法はジョイントカッターが便利!固定はベルトクランプ!
今回使った材は余った「杉」です。
杉は加工しやすいですが、柔らかいので傷には注意が必要です。
サイズは20×240に40×100の材を下駄にし簡単な踏み台にします。
と言ってもサンプルなのでかなり適当ですが。
まずは材を好きな長さにカットした材にジョイントカッターで加工していきますが、ビスケットの大きさを決めます。
ビスケットには「#0」「#10」「#20」の3種類のサイズがあり、ボンドを吸収し膨らむ性質があります。
今回は材も厚めなので1番大きな「#20」を使います。
注意する点はあまりギリギリに配置すると加工した溝が側面に出てきてしまうので少し余裕をもたせ罫引きで印を入れます。
動画では見える方も罫引きを使っていますが、傷になるので実際はエンピツや裏側をケガいてくださいね。
化粧面には木表を出しましょう。
加工する場所は側の脚になる部分の板の厚みが40mmなので半分の20mmにします。
これは多少ズレても両方同じようにズレるので19mmになったとしても問題ありません。
加工するときはクランプで止めておいたほうが良いです。
こういった場合も【馬】を使うと簡単にどんな形のものも固定できのでおすすめです。
今回加工するのは薄い20mmの杉板なので少し安定が悪くなります。
ガタが出ないようにベースをしっかり押さえて加工してください。
脚も同様に加工していきます。
スキマから印を確認しましょう。
このときも左手でベースをしっかり押さえて加工します。
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木工用ボンドをまんべんなく塗ります。
ビスケットはボンドの水分で膨らむ性質があるので加工した溝にも入れておきます。
タダビスケットには入れるときに硬いもののあるので注意して下さい。
はめ込むときは間違えないよう木表を外に出してください。
手でしっかり抑えはめ込みます。
片方は良かったのですが、もう片方は結構硬かったので叩いて押し込みました。
スキマがなければ重しを乗せ乾かします。
スキマがあればプランプやハタガネで締め付けます。
今回は脚の幅を40mmにしたので接合面が広くボンドも良く効きます。
ひと晩乾かして完成です。
今回はサンプルなので
面なども取っていませんがお好みで仕上げてください。
気になる段差ですがさすがマキタのジョイントカッターは精度が高くキレイに収まりました。
もちろん木の反りによって多少はズレますのでサンダー等で仕上げてください。
普通にビスだけ打ったときに木目の繊維に持っていかれることがありますから、ビスケットはビスを打つ場合も目違いが起こりにくく効果的ですね。
ただボンドを付けると間違えたときなどに外す事ができないのでよく考えて使いましょう。
天板からビスを打ちたくないときや強度が不安なときは裏から斜めにビスを打ったり見えないところから固定するのも良いと思います。
今回はジョイントカッターを使ってコーナージョイント加工をしてみました。
位置決めなどは少し手間がかかりますが、その分強度も増すし、精度も高くなります。
外したりなどのリカバリーができないので使い所を考えてやってみてくださいね。
以前もジョイントカッターで留め継ぎの加工を紹介しましたが、コーナージョイントなどを使って応用編としてお客さんに収めた踏み台の紹介をしますね。
参考記事はこちら
マキタジョイントカッターPJ7000の使い方!ビスケットの種類や価格に対するコスパは?
木材を斜めに接合(留め継ぎ)する加工方法はジョイントカッターが便利!固定はベルトクランプ!
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初めまして北村です。いつも参考になる動画ありがとうございます。
私は、ピーウッド ビスケットジョイナーを使っています。(マキタが買えないため 笑)
今回も非常に参考になりました。