100V電気ドリルってなに?インパクトや電動ドリルドライバーとの違い【DIY入門】

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2021 1 14 【DIY入門】電気ドリルってなに?

●【DIY入門】電気ドリルってなに?ドリルドライバーやインパクトとの違いを解説!

まずは動画をご覧ください。

●今回使用した工具・アイテム

SK11 コード式電気ドリル SD-300AC

 

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マキタ(Makita) 電気ドリル M609

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E-Value 振動ドリル EID-650VA

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●電気ドリルの特徴と選び方

会員さんから100V電気ドリルって使えますか?という質問もたまにいただきます。

2021 1 14 【DIY入門】電気ドリルってなに? (2)

 

 

電気ドリルは見た目、充電式のインパクトやドリルドライバーに似てますが用途は全く違うので注意してください。
使い所があっていれば安く購入できるしメリットもありますがそれを知っておかないと損をします。
今回の動画を見てどんな作業に最適なのか、どんなことが得意か、不得意か購入時の参考にしてください。

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電気ドリルの特徴を見ていきましょう。

■回転速度が速い(多い)

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電気ドリルは基本的に穴を開けることに特化したものになりますので基本回転数が速いです。
今回使う工具でも毎分2500~4200回転出ますが充電式だとせいぜい毎分1500回転程度になります。
ちなみにインパクトでは毎分3000回転以上出ますが抵抗がかかるとショックが働き結局遅くなります。

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なので早い回転で穴を開けることを得意とするのが電気ドリルということですね。
ただしモーターの大きさによってパワーが決まるので小さいモーターだと抵抗によって止まってしまうかもしれません。

 

■比較的安価

電気ドリルは構造上安価に作ることができます。
クラッチ機能やショック機能がないからだと思いますが今回使用するE-ValueのEID-650VAは振動ドリル機能もついているのでリーズナブルです。
構造が単純ということは壊れにくいということでもあります。

充電式のドリルドライバーと同程度の穴あけ能力なら半値程度で購入できます。

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■チャックの形状が大きさによって違う

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電気ドリルには2タイプのチャックがあります。
比較的小さいものはキーレスタイプになっていて手で締めることができます。

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モーターの大きいものはキータイプで強く締めて作業するので力のかかる加工が可能です。

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キータイプは面倒ですが用途によって選びましょう。

 

■スイッチのホールドボタンがある

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電気ドリルには大抵スイッチのホールドボタンがついています。
本体を作業台などに固定して細かいものの研磨に使うことも可能ですね。
また今度動画にしたいです。
以前も記事にしたドリルスタンドも同じ考えで回転しっぱなしにすることで作業できます。

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■100Vで長時間の仕様が可能

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言わずもがなバッテリーではないので電池切れという概念はありません。
コンセントさえあればずっと使えるのもいいですね。

 

■電動ドリルのデメリットは?

電気ドリルのデメリットはコードがあること。
これは仕方ないことですね。
あとはパワーの細かい制御はしづらいのでネジの開け締めなどは得意ではありません
まあ小さいモデルならできないことはないですがネジの開け締めをするならドリルドライバーの方が良いです。

 

 

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●各種電気ドリルの特徴と穴あけ作業

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それでは今回用意した3種類の電気ドリルの特徴を見ながらと穴あけ作業をしていきます。

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HiKOKIの10.8Vインパクトとドリルドライバーを使って比較もしていきますね。

 

■SK11 SD-300AC

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定格300W、回転数は毎分4200回転とかなり速い方です。
珍しく回転数の調整もできる機能もついてます。

2021 1 14 【DIY入門】電気ドリルってなに? (29)

 

 

価格は4,200円ぐらいなので充電式(約10,000円程度)と思うとかなり安いです。
本体は小ぶりで重さも1.0kg程度と持ちやすく軽いです。

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キーレスチャックなのでビットの取り付けもラクです。
ただしモーターが小さいのでコーススレッドを打ってみると奥まで打ち込むようなパワーはありません。

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負荷を掛けずに速く回して研磨するなどが得意な機械になります。
正逆切り替えスイッチがやや貧弱かなといった印象です。

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実際に穴を開けてみるとパワーの無さを回転でカバーするといった感じで10ミリの穴あけは全く問題ありません。

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硬いアパでも開けられて充分なパワーがあります。

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27mmのビットでは強く押さえると抵抗が大きく途中で止まってしまいました。

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先ネジタイプではない先三角やF型ドルルなら回転を上げてゆっくり進ませていけば開けることは可能ですが27mmとなるとモーターのパワー不足を感じます。

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■マキタ M609

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定格350W、回転数は毎分2500回転。
キータイプで重さは1.5kgとやや重たいです。

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特質する機能はありませんがマキタなので使いやすく安定した能力があります。
10mmの穴あけも力強く開きます。

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27mmの穴はややパワー不足を感じましたがSK11のSD-300ACよりはパワフル感があります。

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値段は6500円程度と「やや高いかな」と感じますがマキタのブランド力かなと思います。

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■E-Value EID-650VA

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以前から何回も紹介しているEID-650VAですが定格650Wで回転数は毎分2600回転とどちらも充分なスペックです。
切り替えで振動ドリル機能も付いているのでコンクリートの穴あけにも適しています。

2021 1 14 【DIY入門】電気ドリルってなに? (32)

 

 

ただし2.1kgと重いので取り回しは大変です。

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キータイプなので取り付けも面倒出し細かい作業には向いていません。

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正逆ボタンは押しやすいですね。

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10mmの穴あけも難なく開きますがおが粉の排出が悪いのでスピードが落ちてしまいました。

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27mmも力強くサクサク進みますがしっかり固定していないとパワーで持っていかれます。
パワースピードともに充分なスペックで割と万能なのでおすすめです。

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■HiKOKI 10.8V ドリルドライバー(DIYモデルと同じ)

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比較のためにHiKOKIの10.8Vシリーズで穴あけしてみます。
回転数は毎分1400回転。
10.8Vでもしっかり穴あけはできるので優秀ですがスピードはかなり遅いです。
でも止まらず進むのはすごいですね。

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27mmでも開けることはできますがスピードは遅いです。
ちなみに太い穴はスピードを1にして毎分500回転でないと止まってしまいます。

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こちらも時間を掛ければ開けることはできそうですが、たくさん開けるとなると大変です。

 

 

■HiKOKI 10.8V インパクトドライバー(DIYモデルと同じ)

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今度はインパクトですが無負荷状態なら2700回転です。
しかし負荷が掛かればショック機能でかなり遅くなります。

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トルクはあるので穴あけは可能ですがやはりだいぶ遅いですね。
ということでやっぱり基本はドライバーってことです。

 

●最後に

色々使ってみましたが電気ドリルの特徴が解ったと思います。
基本的には穴を開ける工具ですので細かい作業には適していませんね。
形も似てますが持ちやすい、というより力をかけやすい形をしているのかなと思います。
値段も安く買えますが用途に合わせて選んで見てくださいね。
私はE-ValueのEID-650VAが万能でパワーもあるので1つサブ機扱いで持っていても良いのかなと思います。

2021 1 14 【DIY入門】電気ドリルってなに? (66)

 

 

ちょっとした穴を開けるだけなら充電式のドリルドライバーやインパクトで問題ないですよ。

 

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