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●グレパーに置く本棚を作る「製図・仕入れ・木取り・製材・加工・制作・塗装」
私の家の近くに
「グレープパークコート&カフェ」というカフェが隣接されたバスケットボール場があります。
サブチャンネルでは何回か動画にしているのですが名古屋市にあるZIP-FMのラジオナビゲーターの小林拓一郎さん(コバタクさん)に頼まれて本棚を作りました。
サブチャンネルはこちらをクリック 材料は私が家を建てたときに購入しておいた材を材木屋に保管していたので材を出して製材し加工して作りました。
ほとんどすべての工程をやっているので本棚作りの参考になると思います。
まずは動画をご覧ください ●本棚を作る
■製図をする
まずは図面を書いていきます。
図面と言ってもパッと見てサイズが解れば良いのでおおよその縮尺だけ合わせて書きます。
■材料を出す
材木屋の倉庫の奥にある材を出しました。
フォークリフトで何回か出します。
今回の材は丸太1本分で目の良さそうな場所から選びます。
■製材
幅を落としていきますが削って仕上げるので10mmほど広くしておきます。
■モルダー加工
モルダー機で4面をプレーナー加工します。
現板の25mmから20mmに落とします。
数回に分けて1mmずつ落としていきます。
■長さを決めカット
図面を見ながら木材の長さを決めカットする場所に墨線をつけます。
スライドマルノコでカットします。
■向きを決める
棚といえど無垢板を使うので向きには注意しましょう。
木表を外に出して根裏をあわせます。
このときしゃくる場所や化粧面を見て面を取る場所など確認しておきます。
■トリマーでしゃくり面を取る
トリマーを使い10mm×10mm分しゃくります。
一度では深いので2~3回に分けて削ります。
面を取るときは先に角を落とします。
背板が入るところは途中で止めるのでノミなどで整えますがマルチツールを使うと大まかに取ることができるので作業も速くなります。
今度は丸面はR5mmのボーズ面ビットで面を取ります。
削る面積が狭いときは板を合わせて安定をよくしておきます。
接合面の面を取らないように注意しながら加工します。
■ベルトサンダーで削る
ベルトサンダーを使い#240→#400でサンディングします。
■オービタルサンダーで削る
オービタルサンダーで#240で削ります。
角も仕上げておきます。
雑巾で水拭きし毛羽立ちを起こさせます。
乾いたら#400で仕上げます。
まだ最後に仕上げるのでそこそこで大丈夫です。
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■組み立て
組み立ては底板を上に向けて側板に置きビス止めしていきます。
下は見えないので皿を取ってビス止めです。
ひっくり返し棚板の位置を決めます。
クランプなどを使い棚板を乗せます。
埋め木用の10mmの穴を開け下穴を開け固定しますが一番背面側は上段の背板をつけるのでビスは2本だけ固定するようにします。
ここは背板がくるのでまずは止めません。
反対側はクランプなどで固定して同様に埋木の穴、下穴、ビス止めします。
■上段・背板
18×90mmの材をカットし削って仕上げておきます。
背面に配置し棚板同様埋木加工して固定します。
上の板は100mmの材を挟んでから乗せ横から同様に固定します。
■埋木
余った材から埋め木を作ります。
スターエムの埋木錐です。
似た柄を探して作ります。
埋木の穴にボンドを入れアサリのないノコで切って、のみで整えベルトサンダーとオービタルサンダーで仕上げます。
■下段・背板
下段の背板は10mmの加工板を使いますのでカットします。
はじめの1枚は縦挽きをしておきます。
中心から割り出して仮置して調整します。
固定にはスターエムのちょっと下穴ビットを使用します。
あとは順番に止めていき最後の一枚の幅を微調整してはめ込みます。
このとき最後の2枚はビス止めをせずフリーにしておかないと板が入らないので注意してください。
■塗装
以前動画でやった亜麻仁油をつかって塗装します。
見えない部分はわざと塗らずにヒノキの香りが出るようにします。
木口は吸い込みが多いのでしっかり塗っておきましょう。
しっかり艶ができましたね。
数日間は乾拭きして油分を拭き取ります。
●完成
乾かして完成です。
もうすぐ納めるのでそんな様子はサブチャンネルで公開しようと思います。 下記に納品の動画を追記したので見てくださいね。
スラムダンクが並んでくれたら嬉しいです。
●追記:コバタクさんのグレープパークコート&カフェに納品しました
グレパーに納品した動画 Sponsord Link
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