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●【重要】ペイントミキサーで塗料の撹拌ウッドデッキの塗装にはSK11のSPMシリーズ
まずは動画をご覧ください●マキタ18Vの電動工具に14.4Vのバッテリーを着ける
会員さんから
「マキタ18Vに14.4Vのバッテリーは使えますか?」という質問をよくいただきます。
正直私も着くのは知ってますが回転がやや遅くなるという認識しかありませんでした。
まあ電圧が違うので着けないほうが良いかなと思っていたのですがよく考えたら着けてはダメなものをメーカーが着くようにしますでしょうか?
現に14.4Vの電動工具に18Vのバッテリーを取り付けることは形状が違うのでできません。
明らかにオーバーパワーなのでメーカーが着かないようにしたんでしょうね。
ということはメーカーも承知の上で形状を同じにしたんだと思います。
そのほうが14.4Vから18Vに移行しやすいというメリットもあると思います。
まあ憶測ですけど。
とはいえ電圧の低いものなら18Vの工具に使用はないと思います。
ただし回転の差によって電動工具の性能に弊害がある場合もゼロではないので注意してくださいね。
でも回転数が少ないほうが音が静かになったり、早すぎる回転が遅くなったりメリットはあるかもしれませんよね。
今日はそんな視点で見てみましょう。
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●回転の差
では実際に18Vの電動工具に18Vのバッテリーと14.4Vのバッテリーを着けて比べてみましょう。
まずはともに最速で回してみます。
14.4Vのほうがやや遅いのがわかります。
14.4÷18=0.8なので約80%のパワー・回転数かなと推測します。
今度は回転数を落としてみます。
マキタのTD171には最速>強>中>弱の順になってますので14.4Vの最速がどの位置か調べてみます。
すると14.4Vの最速は18Vの中より強く強より弱いことがわかりました。
カタログで回転数を調べてみるとTD171は
強 毎分3200回転 中 毎分2100回転 ということがわかります。
マキタ18Vの最速が3600回転です。
なので14.4Vの最速は2500回転~3000回転と推測します。
これで計算してみるとだいたい7~8割程度というのがわかりますね。
まあ推測の範囲内ということになります。
ドリルドライバーや125mmの丸ノコを回しましたがどれもやや回転は落ちていました。
丸ノコに付いていた残量表示は14.4Vを着けたところ満タンでも1目盛りしか表示されませんでした。
原因は何でしょうね。
●ビス打ち
ではヒノキの材に65mmのコーススレッドを打ってみます。
比べてみると14.4Vのほうが遅いですがそれほど大きな差は感じられず、パワーが無くて打てないということもありませんでした。
弱で打ったコーススレッドを引き抜いたときはやや差が出ましたが抜くことも打つこともできました。
今度は最速でビスを抜いたところ意外とこれぐらいのスピードがやりやすいのかなとも感じましたよ。
TD171では強すぎるのでいつも強に落として打ってますので14.4Vだとちょうどよいかもしれません。
●30mmの穴を開ける
今度はドリルドライバーの速度を1にして30mmの穴を開けてみます。
こちらもやや14.4Vのほうが遅いですがそこまで大した差は出ませんでしたね。
もっとパワーの差が出るのかと思いましたが8割程度って感じです。
●丸ノコで比較
今度は丸ノコでヒノキを切って切れ味を見てみます。
18Vは毎分5000回転です。
14.4Vで切ってみると音は静かで静音丸ノコみたいです。
回転に合わせ進むスピードもゆっくりで切ってみます。
意外と音が静かで良いですね。
切れ味を見てみると差はほとんどなくどっちがどっちか全然わかりません。
回転が少ないことで安全に切ることもできますね。
丸ノコが怖い人は良いかもしれません。
●最後に
18Vの電動工具に14.4Vのバッテリーは着けることが可能です。
速度やパワーは7~8割になりますが、18Vのインパクトでは回転が速いので14.4Vを使うことで打ちやすい印象でした。
丸ノコに関しても切れ味は変わらず音が小さくなって怖さも薄れるので十分使い物になるかなと感じましたよ。
14.4Vのバッテリーが余っている人は活用してみてくださいね。
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