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DIYをする上で丸ノコの存在は欠かせません。
そして直角に切ることは最も重要な作業の一つです。
直角に切るにはやはりエルアングルのような丸ノコ定規は絶対欲しくなりますが、値段を見てみると最低6,000円以上するし高いものは1万円を超え結構高いですよね。
じゃ自分でエルアングルのような丸ノコガイド定規を作れたら一番良いです。
「エルアングルのような精度の高い丸ノコガイド定規が作れるの?」
という声も聞こえそうですが、作り方の要所だけ知っておけば簡単に自作することが可能です。
しかも1個あたり500円ぐらいで作れるのでぜひ真似してみてくださいね。
今回も作り方の動画は最後に貼っておきますので、記事で予習し動画で再確認して挑戦してみてください。
メール会員登録をした会員さんでこの「記事を見て作ったよ」という方は感想やレビューと一緒に写メしていただけると掲載いたします。
●直角丸ノコガイド定規の作り方
では丸ノコ直角定規を作ろうと思いますがいくつか準備が必要です。
過去4回の「丸ノコを使いこなす」という動画を順に見ていただくと作業もスムーズになるので復習を兼ねて見ておいてくださいね。
4つ目は応用編になるのでとりあえず3までは見ておくと良いですよ。
◆参考動画(YouTubeに飛びます) 【DIY入門】丸ノコを使いこなす1 直進用ベニヤガイドを作る! 【DIY入門】丸ノコを使いこなす2 直進用ベニヤガイドで縦挽き 【DIY入門】丸ノコを使いこなす3丸ノコベニヤガイドで直角に切る 【DIY入門】丸ノコを使いこなす4 応用編 トリマーで仕上げる 直角丸ノコガイド定規を作るのにはまず準備が必要です。
というのもまっすぐ切ることができないと作れないので必ずベニヤで作った直進用の丸ノコガイドを作っておきましょう。
もし無くてもホームセンターでカットしてもらうことで対応できます。
あとは必要な材料も買っておいてくださいね。
材料と必要な工具も記載しておきます。
■用意するもの
今回用意するものはこちらになります。
・ご自身の普段使っている丸ノコ(この丸ノコ専用のガイド定規になります) ・直進挽き用ベニヤガイド(ホームセンターのカットでもOK) ・厚み5.5ミリ450×900ミリ シナベニヤ 1枚 ・トラスタッピング 3×8ミリ(接地面が平らなもの) ・取手の材 30ミリ角 長さ500ミリ程度(端材でOK) ・18~35ミリ程度のドリルビット ・木工用ボンド ・40ミリスリムネジ(ビス) 取手の材などは端材でも良いし大きな物はシナベニヤだけなので1000円程度で揃えることができます。
しかも2個作ることで費用も半分に抑えることができます。
長さの違うものを作っておくのも良いですね。
■作り方の手順
まずは5.5ミリ 450×900ミリのシナベニヤから幅40ミリ程度の材を3枚取ります。
もしなければシナベニヤを購入するときにホームセンターでカットしてもらっても良いですね。
以前紹介した直進挽き用の丸ノコガイドを使って落としてください。
ここで注意することはこの40ミリの材が定規部分になりますので40ミリの幅はアバウトでもOKですが重要なのは
「直線が真っ直ぐになっているかどうか」です。
そうしたら330ミリ程度の材が残ります。
この材から欲しい長さを決め(今回は650ミリ)両サイドから650ミリのところにマーキングし斜めの線をひいておきます。
自分の欲しいサイズに作れるので2枚同じ長さでは無く、2種類作っても良いです。
ここの線を丸ノコでカットしていくのでまたベニヤのガイドでカットしてください。精度は必要ありません。
斜めに切る理由は材が長く使えるというメリットがあります。
ここまでのカットをホームセンターでやってもらっても良いです。
次にご自身の丸ノコのベースから刃までの距離を測っておきます。
私の丸ノコは100ミリだったので少し余分をみて103ミリとしておきます。
カットしたシナベニヤの長辺の端から103ミリのところにマーキングしておきます。
ここに最初にカットした40ミリの材を置きますが長さを650ミリより100ミリ程度長くしてカットしておきます。
40ミリの材の下の部分を100ミリほど出して木工用ボンドを付けます。
下穴を開けトラスタッピングビスで3箇所ほど固定します。
ここで必ずまっすぐになるようにしてください。
次に丸ノコで余分な部分(今回は3ミリ)をカットします。
直角を出す当て木部分を作っていきますので40ミリの材の長さを330ミリにカットしておきます。
取り付ける場所は下から40ミリの場所に付けますがサシガネでしっかり90度を出しておき墨線をひいておきます。
その前にのぞき穴を作っておきますのでちょっと大きなドリルビットで穴を開けておきます。
大きさは18~35ミリ程度あれば良いですがビットがなければ10ミリぐらいの穴をいくつか開けても良いですね。
のぞき穴を作ったら直角の当て木(40ミリの材)をトラスタッピングで固定します。
このとき微調整ができるようにボンドで固定してはいけません。
2点仮止めしたら実際に材を切って直角を出してください。
のぞき穴でも確認しておきます。
もしズレていたら当て木になる40ミリの材の固定ビスを1本だけ残しておき1本は馬鹿穴にして微調整します。
直角が出たら中間にも数箇所下穴とトラスタッピングビスで固定します。
今度は取手を作っていくのでこの直角定規を使って端材をカットしておきます。
仮に丸ノコを置いてみてモーターに当たらないか確認して長さなどお好みで決めてくださいね。
今回は270ミリと40ミリ2個で取手を作りました。
多少面を取っておくと持ちやすくなります。
ただここまでやらなくても端材をくっつけておくだけで良いですよ。
細い材のカットは安定が悪いですがこの作っている途中の丸ノコガイド定規で切ることが可能です。
高さが合うように切った材を下に敷いておくと良いです。
取手の作り方は270ミリに40ミリの材を乗せボンドで固定し乾いてから40ミリ(突き抜けない長さ)のスリムネジで止めます。
下穴と皿を取ってからビス止めします。
取手が出来たらガイドに取り付けます。
ここでもボンドを付けて10分ほど放置させ反対からスリムネジで固定します。
このとき皿を取ってビスが出ないように注意してくださいね。
これで完成です。
完成したらまた試し切りをしてみましょう!
バッチリカネが出ましたよ。
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●それでは動画をご覧ください
動画をみて更に知識を増やしてくださいね。
●最後に
エルアングルのような精度の丸ノコの直角定規を作ることが出来ました。
こういった治具ってDIY作業の練習にもなるし最初に陥る金欠対策にもなりますね。
ぜひ作ってみてください。
●会員さんの作品
会員さんが作ったガイドを紹介します。
◆Tさん
今日はカミヤ先生オススメの道具である馬と直線挽きガイド、直角ガイドの三種の神器が完成したので報告させて頂きます。
次はこれらを使いこなしてやっとDIYの一歩?である棚を作ります。完成したら、また報告させて頂きます
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