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どうもカミヤです。
丸ノコ選びに関しては日々多くの質問やメールをいただきます。
今までかなりの量の丸ノコを使ってきたので予算別や性能別に解説し入門機・中級機・上級機のおすすめをわかりやすく解説します。
※入門機・中級機・上級機のおすすめについては記事中段にあります
丸ノコ選びの参考にしてみてください。
●丸ノコの選び方【完全版】予算別おすすめと選ぶときの注意点
まずは動画をご覧ください。●丸ノコの選び方
ちなみに私は安い丸ノコも色々紹介してきましたが、推奨は100Vの25,000円ぐらいで購入できる最上位モデルの丸ノコです。
工具の中で25000円って結構安くて、しかも一番精度を出す要の工具なのでここは投資のしどころです。
とはいえ予算や使用頻度もみんな違うので値段や性能別でおすすめの丸ノコを解説していきます。
まず丸ノコ選びで大事なのはアルミベースであること。
丸ノコで最も重要なのはベースになりますが鉄とアルミがあります。
鉄は歪が出やすくイモネジがないのでアルミベースを選んでください。
価格はちょっと上がりますがそれ以上の恩恵を得られます。
上位モデルにはアルミベースにフッ素加工や鏡面加工など施されたものもあり滑りも良くなります。
また垂直方向の直角を出すのもベースの良さになります。
剛性を高めるために角度調整ノブが前後にあるものを選ぶとより精度が高まります。
精度を出すにはイモネジが必要なので必ず付いたものを選びましょう。
アルミベースには深さ調整のレールも連動しているので上位モデルは厚い作りになって更に精度も上がります。
また上位モデルには並行調整のネジが付いています。
経年劣化でズレた並行もこれで補正できます。
あとは切り欠きが可動式かも重要で微調整が可能になりますが最近のモデルはよほど安価でも付いています。
丸ノコを買ったときの調整方法はこちらをご覧ください
●チップソーについて
安価(1万円以下)の丸ノコに付いているチップソーは大抵切れ味が悪いので交換したほうが良いです。
また切れ味が劣化したときも交換が必要ですがおすすめのチップソーがあります。
私がおすすめするのはSK11の「くろ+」と山真製鋸の「神業」です。
どちらも2,400円(165mm)と切れ味が良い割に安く購入できます。
丸ノコは一般的に165mmが最も種類も多いのでチップソーも165mmが最も生産されていると思います。
なのでチップソーの種類も多く値段も安くなっているのだと思います。
一回り大きい190mmや少し小さい125mmや147mmはちょっと割高と感じることもあります。
そんななか今まで使ってきたチップソーでは1000円程度でも切れるものがあるので参考にしてみてください。
◆E-Value かまいたち 147mm×52P 【Amazon】 【楽天】 動画はこちらをクリック ◆TRIGGER 真剣 190mm 【Amazon】 【楽天】 【トリガー】 動画はこちらをクリック ◆山真製鋸 どんなもんじゃい 165mm(コメリ限定) コメリはこちらをクリック 動画はこちらをクリック ◆山真製鋸 ブラックパールサイレント 125mm 【Amazon】 【楽天】 動画はこちらをクリック など。
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●モーターの大きさについて
丸ノコはモーターの大きさも重要です。
あまり大きいと丸ノコガイドを使ったときに手に当たってしまうこともあります。
モーターの大きさで重要なのは電気丸ノコと電子丸ノコがあります。
それぞれメリット・デメリットがありますので簡単に説明します。
■電気丸丸ノコ
電気丸ノコは従来からある丸ノコでモーターが大きいことがデメリットですが、回転が早く力も強いのが特徴です。
また安く作ることができるので価格の安い丸ノコは大抵電気丸のこです。
一気にパワーが伝わるので回転時に反動も大きくなります。
無負荷状態でも回転数が速いので音量も大きいです。
パワーがあり回転数も多いので切れ肌が良く、好んで使う人は多いです。
■電子丸ノコ
最近は上位機種はほとんど電子丸ノコが多いです。
コストは高くなりますが小型軽量というメリットがあります。
またスロースタートも付いているので反動も少なく怖さもありません。
ですが回転数が少なくパワーも電気と比べると劣ります。
電気的に回転を操作しているので無負荷状態で回転を落として音量を静かにしたり、負荷がかかったらパワーを上げる機能も付いています。
ショックがあったときに瞬時に回転を止めるキックバック軽減機能なのどもあるので初心者にこそ嬉しい機能だと思います。
回転数が上がらない分切れ味が電気丸ノコよりも劣りますがチップソーを良いものつければそれほど気にならないと思います。
■ブラシレス
モーターにブラシのないものがありより小さく作ることができます。
丸いブラシの穴がないものはブラシレスです。
多分コストも上がっていることでしょう。
インパクトの上位モデルもブラシがなく軽量小型化してますね。
●100Vと充電式
丸ノコには100Vで動くコードタイプのものとバッテリーで駆動する充電式があります。
メリット・デメリットを簡単に解説します。
■100V
電源コードがあるので引っかかったりする煩わしさはありますがパワーが一定で長時間でも安心です。
パワーも強くバッテリーがないので軽いのも特徴です。
値段もバッテリーや充電器が必要ないので安いです。
充電式と比べると本体のみと同じぐらいの価格になります。
他にも充電式だとマキタとHiKOKIどちらを選ぶか?という問題もありますが、100Vならどちらを買っても良いですね。
■充電式
バッテリーをつけることでコードが無く取り回しは楽でがバッテリー分は重くなります。
充電器とバッテリーが必要なのでコスト的にも高くなります。
インパクトなど他の電動工具と併用したほうが良いです。
今までは18Vが主流でしたがやや弱い印象です(木材を切るにはさほど問題はない)。
そこで最近HiKOKIは36V、マキタは40Vを出してきました。
ここまでパワーがあれば問題ないですがHiKOKIはマルチボルトバッテリーで18Vと36Vが併用できるように工夫されています。
ですがマキタの40Vは18Vと全く別物になるので注意が必要です。
マキタは基本はすべて18Vで良いと思います。
■スイッチの違い
充電式の丸ノコにはスイッチを押すために安全装置がついています。
スロットルを回すには毎回押さないといけないのですがこれが意外と面倒です。
まあ充電式のほうが安全ではありますね。
100Vは同じ場所にスイッチが付いてますがこれは回しっぱなしの固定ホールドなので押すことはありません。
なので私は100Vの方が使いやすいなと感じます。
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●入門用におすすめの丸ノコ
◆パオック CS-147PA 147mmの丸ノコでそこそこ精度が高く軽くて初心者の人や女性にもおすすめできますが集塵ダクトがありません。
650円のかまいたちと合わせて6,000円でスタートできます。
【Amazon】 【楽天】 動画はこちらをクリック ◆Trad TCS-165A 装備はフルで充実ですが少し重い。モーターが弱いので回転が落ちないように切るのが良いです。
本体は6,100円なので安いチップソーと合わせて7,200円で乗り出し可能。
【Amazon】 【楽天】 動画はこちらをクリック ◆HiKOKI FC6MA3 DIYモデルでは充実した装備で上記の2種に比べるとかなり作りも頑丈です。
集塵ダクトノズルが別売りなので追加で1,000円ほど必要です。
本体は10,000円ぐらいなので11,000円でスタート。
入門用の弱点は作りにムラがあり当たり外れが存在します。
返品しやすいお店で購入しましょう。
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動画はこちらをクリック ●中級機のおすすめ丸ノコ(15,000円~20,000円程度)
◆マキタ 5230 125mmの丸ノコ。装備も充実で切れもよく軽いです。
電気式なのでモーターは大きいですが怖さもなくおすすめ。刃が切れなくなったら「ブラックパールサイレント」
値段も16,000円程度でノズルも付属している。
【Amazon】 【楽天】 動画はこちらをクリック ◆HiKOKI C7MB4 Cモデル(プロモデル)の下位グレードですが降る装備で切れ味も良く作りも素晴らしい。
190mmと大きく電気丸のこなので割と大きく重い。
その重さが逆に安定するが取り回しは大変。
以前たまたまセールで安く購入できた動画を公開しましたが現在は21,000円とちょっと割高なので安い時を狙おう。
ノズルは別売り。
【Amazon】 【楽天】 動画はこちらをクリック ◆HiKOKI C6MB4 上記の165mmバージョンでバランスがよい。
価格も16,000円程度とそれほど高くないのが良い。
切れも良いがノズルは別売り。
【Amazon】 【楽天】 動画はこちらをクリック ◆マキタ 5637BA 私が昔使っていた上位グレードが現行で中級機として販売されています。
精度も高くバランスが良いのでおすすめです。
ノズルは別売り。
【Amazon】 【楽天】 動画はこちらをクリック 中級機は精度は上位モデルに匹敵しますがモーター部分や深さ調整レールなどに若干の差があります。
大きい、重いという多少のデメリットはありますが精度は問題なく良いです。
●上級機のおすすめ丸ノコ(25,000円以上)
ここからは最上位モデルです。
今回はHiKOKIしかないのでHiKOKIの100V丸ノコC6MEYと36VのC3606DAを主に紹介します。
◆HiKOKI C6MEY(100V)※型落ち 精度、装備は最強で問題ありません。価格も安く最高の精度が25,000円で手に入るなら安いものです。
キックバック軽減機能やサイレントモードもあります。ノズルは別売り。
【Amazon】 【楽天】 動画はこちらをクリック ◆
HiKOKI C6MEY2(100V)※現行 【Amazon】 【楽天】 ◆HiKOKI C3606DA(36V) パワーは十分で精度も機能もC6MEYとほとんど同じです。
弱点はバッテリー分高くなるぐらいですがマルチボルト採用でインパクトとの併用も可能です。
18Vのバッテリーは着かないので売って
マルチボルトバッテリーを買うのも良いと思います。
ノズルは別売り。
【Amazon】 【楽天】 動画はこちらをクリック Sponsord Link
●番外編
ちょっと変わった丸ノコを紹介します。
用途によっては威力を発揮するので参考にしてみてください。
◆マキタ 防塵丸ノコKS511D 18V・14.4V 125mmで18Vなので小ぶりでちょっとした作業には重宝しています。
防塵のボックスが付いているので殆どのおが粉を集塵してくれます。
刃先が見にくいのが弱点。チップソーは「ブラックパールサイレント」がおすすめ。
【Amazon】 【楽天】 動画はこちらをクリック ◆中国製 Banggoodで買ったマキタのバッテリーが使える丸ノコ18V ※廃盤 作りはあまり良くないですがマキタのバッテリーが使える安い丸ノコは面白い。
精度のいらないシーンでは良いかも。
もう少し真剣に良いものを作って欲しい。
【Banggood】 動画はこちらをクリック ◆マキタ XSS02(並行輸入品)18V 18Vの165mmの逆勝手の丸ノコ
逆勝手なので左利きの人にはおすすめです。
並行輸入品なので修理ができないデメリットがあります。
ダクトはあるがノズルが売ってません。
ノコ刃の締め付けも逆ネジです。
【Amazon】 【楽天】 動画はこちらをクリック ◆マキタ HS301DZ 10.8V マキタのスライド式の10.8Vの丸ノコ。
85mmと径が小さいので安全ですが切れはあまり良くないのでトリガーのチップソーを買うと良いです。
10.8Vのインパクトは割と使えるのでセットで揃えるのもあり。
【Amazon】 【楽天】 動画はこちらをクリック ◆SK11 SCS-108V-15RL 10.8V SK11の85mmの丸ノコ。
10.8Vシリーズで逆勝手になります。
ノーマルのノコは恐ろしく切れが悪く精度も怪しい。
とりあえずトリガーの85mmに交換してください。
ダストノズルは付いています。
他の工具と一緒に使うのが前提かな。
【Amazon】 【楽天】 動画はこちらをクリック ●最後に
以上ざっと紹介してきましたが必ず気にいる丸ノコがあると思います。
それでもまだ買ってない人は悩むと思います。
最後に私が使ってみておすすめだなと感じたものはこれです。
予算1万円ならFC6MA3。 16,000円出せて軽い小さいものが良ければマキタ5230。 16,000円で165mmが良ければC6MB4。 25,000円出せるならC6MEY。 ぜひ丸ノコでDIYを楽しんでください。
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