「DIYをこれからやりたい」と思ったり、初めたけど「電動ドリルドライバーは何にしよう」と思っていませんか?
電動ドリル選びって数も多いし値段も高いので慎重になりますよね?
今日は安くても使えそうな電動ドリルを探してみたいと思います。
電動ドリルはインパクトドライバーとにていますが穴開けに特化した工具で単体で使うよりインパクトと同時に、下穴(電動ドリル)+ビス止め(インパクト)として使うことが多いと思います。
が、予算なども問題からも単体でもどこまで使えるか?ということも焦点になると思います。
以前からおすすめしている高儀アースマンの「S-Linkシリーズ」ですが、今回は充電式ドリルの「DDR-144LiB」のレビューになります。
見た目はめっちゃカッコ良くて価格も安めの「S-Linkシリーズ」ですが使い勝手はどうでしょうか?
DIY初心者さんの電動ドリル選びの参考になれば幸いです。
参考記事
安いインパクトドライバーで初心者へおすすめのメーカーはどれ?高儀アースマン新型充電式Sリンクシリーズ
充電丸ノコのおすすめは?DIY初心者には新型高儀アースマンS-Link「DM144LiAX」!
もくじ
まずは動画をご覧ください
充電式の電動ドリル選びで大切なことは何でしょう。
私が思うに
・パワー
・スピード
・電池の持ち
・軽さ
・大きさ
・値段
大体このあたりに注意していけばよいでしょう。
また電池が使い回せるように同じメーカーで揃えるのがおすすめなんですが、そこは高儀の新型「S-Linkシリーズ」がいろんな機種を出しているので面白そうですね。
高儀アースマンは値段もそこそこ安いので高儀の電動ドリルが使えれば問題ありません。
以前紹介したインパクトドライバーはそこそこ使えたので電動ドリルと2丁あると、「下穴→ビス止め」の作業も早くなります。
今回使うのは高儀アースマン「S-Linkシリーズ」の「DDR-144LiB」!
14.4vの充電式バッテリーになります。
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EARTH MAN S-Link 14.4V充電式 2スピードドリル&ドライバーバッテリー1個付 DDR-144LiB 価格:11,944円 |
値段は本体と充電器とバッテリーが1本で9,300円で購入しましたが、現在はかなり値段も安くなってますね。
9,300円でバッテリーが1本だとちょっと高いと思いましたが、値段も安くなってきたのでまあ良しとしましょう。
モーター電圧:DC14.4V
無負荷回転数:高速/約0~1500min-1(無段変速)低速/約0~400min-1(無段変速)
最大トルク(ドリル位置):高速/約7N・m(71kgf・cm)低速/約18N・m(183kgf・cm)
クラッチ数:18段(最小1~最大18)、チャック能力:φ1.0~10mm
本体サイズ:約長さ185×幅75×高さ225mm(※ベルトフック除く)、質量:約1.25kg(バッテリーパック含む)
充電時間:約70分
セット内容:本体×1、充電器×1、バッテリーパック×1、6.35mm六角軸両頭ビット⊕No.2×65mm×1、収納袋×1、取扱説明書 ×1
製造国:中国
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今回比較するのはマキタのDF473DZです。
それほど高い機種ではありませんが、本体のみで13,000円程度するのでかなり違うことがわかります。
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もちろん性能が違すぎるので比較するのは酷かもしれませんが、焦点はマキタDF473DZにどれだけ迫れるか?という点ではないでしょうか?
大きさは数値で見ると高儀185ミリ、マキタ162ミリと23ミリの差があります。
やはりマキタの小型化でハイパワーという技術はすごいですね。
しかし小さな棚などで内側から穴を開けるという以外はそれほど決定的な差ではないでしょう。
電動ドリルやインパクトを選ぶ時に大事なことは持ちやすさという点も重要です。
その点このDDR-144LiBはグリップ力が高く持ちやすいです。
疲れも少なそうですね。
バッテリーの形状はロック解除を押しやすく14.4vのマキタのものよりも抜きやすさが良かったです。
S-LinkシリーズはバッテリーにUSB出力も付いているので緊急時も安心です。
容量は1.5Ahと少なめですが、替えのバッテリーが欲しいところですね。
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電池の値段がもう少し下がると嬉しいのですが・・・
もしくは互換品が出ないかな~。
まず使ってみると正逆転スイッチが結構硬いです。
インパクトドライバーほどではないですが、正逆転スイッチは良く使うのでちょっとマイナス点ですね。
これは使い倒せばやわらかくなるかな~。
DDR-144LiBには2スピード変速があります。
基本的にはスピードは2で良いと思いますが、初めのうちは1でゆっくり締めたほうが打ち損じも少なくなるので良いかもしれません。
もちろんクラッチ機能も付いてますが、あまり使うことは少ないと思います。
細かな調整はスイッチの開度で調整できるように練習すると良いですね。
あとは動画では言ってませんが回転させるとLEDライトも点灯して手元も見やすくなります。
電動ドリルドライバーのビットを交換するときはちょっとしたコツがあります。
一般的には手で締めたりゆるめたりしますが、これだとちょっと弱く、使っている途中で抜けてしまったり、外そうと思っても外れなかったりします。
そんなときはビットを取り付ける場合は左手で黒い締め付ける部分をしっかり握り、スイッチを入れ正転させるとしっかり締めることができ、取り外すときはその反対に逆転させれば固く閉まっていても外すことが出来ますよ。
ちょっと握った左手が痛いですがきっちり締めることは大事なのでやってみて下さい。
それでは実際に使ってみますが、今回は高儀とマキタ両機種で
・下穴錐で穴を開ける
・ビスを打つ
・30ミリのビットで穴を開ける
この方法でどれだけの差がでるかやってみたいと思います。
まず下穴で穴を開けますが、高儀で開けてみます。
ん~!これイイですよ。いたって普通といえば普通ですが安っぽさがありません。
実際回転数が早くないので使うやすい!
では今度はビスを打ってます。
こちらもいい感じです。ってゆうか普通におすすめ出来ますね!
ついでにインパクトで締めたビスを外してみると・・・
結構力強い!これだけパワーがあればかなり使えると思います。
実際にマキタと同条件で比べてみるとやはりマキタのほうがモーターの差が出るのか速さパワーの違いを感じます。
当たり前ですよね。
1番の違いはスピードで、高儀のほうが若干遅いですが、遅いことが悪いことではありません。
むしろ初心者さんにとっては打ち損じを減らすという効果もあります。
一般的に電動ドリルでビスは打たないほうが良くて、できればショックのあるインパクトで打ったほうが失敗も少ないです。
でもこの電動ドリルならスピード1で打てばミスも少なくなると思うので、仮に電動ドリルしかなくても十分ビス打ちが可能なので最初に購入しても良いかもしれませんね。
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大きなドリルで30ミリの穴を開けるというシチュエーションはあまりないかもしれませんが大きな負荷を掛けてみれば、小さなビットではわからなかった違いがわかるかもしれません。
ということでヒノキの50ミリ角に30ミリのビットで穴を開けてみました。
30ミリの穴を開けてみてわかったのですが、高儀、マキタともにでスピード1で開けたとき大きな差が出なかったということです。
実際穴を開けきるまでのスピードはマキタのほうが若干早かったですが、どちらもそれほど変わらないようなパワフルさを感じました。
なので高儀の底力は結構あるんですよ。
正直これほどパワーがあると思ってなかったので逆に素晴らしいですね。
ただ高儀のスピード2で30ミリの穴を開けたとき、急に止まってしまったのですが、スイッチを離してまた一呼吸し、また握れば回りだしました。
これはあまり負荷がかかるとモーターが焼き付かないように止まるようになっているのかもしれませんね。
私カミヤが使ってみて、どんな人におすすめかな~と考えたときに「まだDIYを始めたばかり」とか「初めたいけど何を買ってよいかわからない」というう人に向けに使って欲しいなと思いました。
すでに何かしら安価な電動ドリルを持っているならそこまで性能は変わらないと思うので、そういった機体で買い替えを考えているならマキタやハイコーキを選んだほうが汎用性も高いかもしれません。
でも、「頻度が低いよ」という人には「S-Linkシリーズ」自体にいろんな工具があるので、それはそれで楽しめるかなと思います。
ただし・・・
ネックはちょっと値段の高さというかお得感がないな~と感じます。
例えばインパクトと充電式ドリルで考えた場合
高儀のインパクト+充電ドリルを購入すると
・本体(インパクト+電動ドリル)
・バッテリー×3
・充電器×2
で約20,000円程度。
同条件でハイコーキのDIY機の場合
・本体(インパクト+電動ドリル)
・バッテリー×4
・充電器×2
で約25,000円となりますし、バッテリーが上位モデルの14.4vと共用のため汎用バッテリーのチョイスも出来ます。
純粋に「インパクトと電動ドリルだけ充電式であれば良い」という人にはハイコーキのDIY用があるのでこちらの方が良いかもしれませんね。
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■インパクトドライバー
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■電動ドリル
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今回は高儀アースマンの「S-Link」シリーズの充電式電動ドリルドライバーのDDR-144LiBを使ってみました。
付属バッテリーが1個ということで、必然的にもう1個バッテリーが欲しくなるのでインパクトと一緒に購入するかもう1つ買ったほうが良いかもしれません。
実際に使ってみるとパワーもあるし、スピードもそれほど早くないので入門から中級まで使えるかなと思います。
ただガンガン使う人にはマキタやハイコーキを選んだほうが後々良くなると思います。
ご自身のDIYスタイルなどによって考慮してみてください。
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