Sponsord Link
●木材塗装 くるみ油と亜麻仁油の塗り方と注意点 オイルフィニッシュ
まずは動画をご覧ください。●動画で使用した塗料・アイテム
◆
GABANクロワヴェルトクルミオイル ▼購入はこちら▼ ◆
亜麻仁油 ▼購入はこちら▼ ◆
ニトリスト・タッチ L(100枚入) ▼購入はこちら▼ 値段もそれほど高くなく食用なので無害なのも嬉しいです。
塗りやすくムラにもならないので入門用としてもおすすめでしかも水にも強いのでダイニングテーブルにも使えます。
私も頼まれた家具を作るときはほとんどがくるみ油です。
●酸化について
天然の油なので空気に触れると酸化します。
容器の中身も減ってくると空気の量が増えて酸化しますので気になる人は減ってきたら他の容器に移したりはじめから小瓶などに小分けしてもよいですね。
とはいえ食用ですが食べるわけではないのでそれほど気にしなくても良いと思いますので日の当たらない場所に置いておきましょう。
もし腐ればひどく香りも悪くなると思います。
●ヨウ素価について(乾性油・不乾性油)
天然の油にはヨウ素価といってどれだけヨウ素価を添付できるかという数値があります。
この数値が130以上だと乾性油に分けられ乾く油ということになります。
逆に130未満100以上は半不乾性油、100未満は不乾性油と言い塗っても乾かずベタつくのであまり塗らないほうが良いでしょう。
ちなみにくるみ油のヨウ素価は146.5で亜麻仁油は190です。
数値が多ければ酸化がはやいと言われていますがそこまで神経質になることはないでしょう。
●自然発火について
天然のオイルはウエス等に含ませておくと温度が上がり発火する可能性があります。
とはいえそんな簡単に燃えるわけではないのであまり神経質になることはありませんが、直射日光に当たったり乾燥機に入れるなどしなければ大丈夫です。
しかし万が一のために袋に水を入れて浸して捨てましょう。
●自然オイルの効果
天然オイルには木材保護や日焼けの防止、アクの防止などの効果があります。
また天然素材なのでお子様のおもちゃに口に入るものにも塗ることが可能です。
木製の食器やスプーンなどの保護にも使えますよ。
また水も弾くので食卓などにも使えます。
●粘度・香り・色について
粘度はどちらも似た感じです。
香りはくるみ油はくるみの香ばしい香りがしますがわりと強めなのでくるみの香りが苦手だったり食べると気持ち悪いなど感じる人はやめたほうが良いでしょう。
亜麻仁油のほうが香りは弱く近くで匂わないとあまりわかりません。
とはいえAmazonのレビューを見ていると亜麻仁油でも臭いと感じる人がいるので人それぞれですね。
化学物質や溶剤の入った塗料よりはずっとか良いと思いますし、無害なのですぐ慣れると思います。
色は亜麻仁油は薄い黄色でかなり透明に近いですがくるみ油のほうが色は黄色く濃いです。
●くるみ油と亜麻仁油の塗り方
基本的に自然オイルの塗り方は同じです。
浸透する量以上はなかなか染み込まないし塗膜を作るものではないので厚く塗るというものではありません。
部屋で塗る場合は換気をしておきましょう。
下準備をした材料を用意します。
ペーパーなどは以前の動画や記事をご覧ください。
あわせて読みたい
今回は杉の白太・杉の赤味・ヒノキ・ナラに塗っていきます。
塗り方は簡単です。
ボールに移した油をハケやスポンジで少量とって塗っていきます。
ボールの腹で少し絞りながら調整します。
あまりたくさん付ける必要はありませんが少なすぎるとカスカスになるのでやや多めを伸ばす感じが良いです。
毛が抜けたら手で取ってくださいね。
ハケのほうが多めになりやすくスポンジのほうが伸ばしやすく均等に塗れると思います。
塗ったそばからウエスで拭いて伸ばす感じで強く拭き取ります。
もちろん実際は棚など大きさは色々なので全て塗ってから拭き取るまでの時間があっても大丈夫ですよ。
2度塗りしても良いですが浸透する分以上はあまり入らないので1回塗りでしっかり塗れば大丈夫です。
薄いところがあったりかすれていたら2回目を塗りましょう。
2回目は一度油が乗っているのですんなり伸ばすことができます。
くるみ油も亜麻仁油も乾性油ですが天然オイルなので乾燥するには時間がかかります。
なので塗ったら3日ほどは1日数回乾拭きで拭き取ってやると良いです。
目安は指で擦ってギラギラしなければ良いかなというぐらいです。
余裕があれば1週間ほど放置しておいたほうが良いです。
亜麻仁油を塗るときも全く同じ工程で大丈夫です。
2~3日乾かしながらウエスでしっかり拭いておきましょう。
乾かしてから見てみるとどちらも見た目はわかりません。
違いは香りだけで好みで選べば良いと思います。
●余った油は?
ボールに入った余った油はまた使えます。
紙のボールなので折って容器に移しておきます。
●毛羽立ちは?
「油を塗ると毛羽立ちが出る」という人もいますが前回に下処理をしっかりしているので塗ってから毛羽立つことはありませんでした。
油がある程度の膜は作ってくれるのでガサガサすることはありません。
●水を垂らすと
水に強いかは気になりますよね。
水滴を落としてみるとしっかり弾いているのがわかります。
もちろん水につけてゴシゴシ落とせば取れますがすべて落ちてしまうこともないし、生活で濡れるレベルなら全く問題ありません。
雑巾ですぐ拭き取れますよ。
薄くなってきたらまた塗ればよいだけです。
亜麻仁油とくるみ油の効果の違いもわからないぐらいですね。
Sponsord Link
いつもブログを読んでいただいてありがとうございます。
記事があなたのお役にたったらポチっと応援して頂けると励みになります!
↓↓↓クリックをお願いします↓↓↓
人気ブログランキング
コメントフォーム