どうも【DIY家具教室】のカミヤ先生です。
ここ最近紹介してきた高儀の「S-Linkシリーズ」ですが今回は「コーナーサンダー」を紹介します。
正直私はサンダーの充電式を使ったことがないのですが、コードがないと引っかかったり、邪魔になったりすることがないので魅力的ですよね。
形としては以前紹介したBLACK+DECKERの「マウスサンダー」に似ているのですが、あの機体はとても使いやすいだけに同等の使いやすさを求めてしまいますが、どうなんでしょうか?
動画で使い方のコツや別売りのペーパーなども解説していきます。
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もくじ
まずは動画をご覧ください
前回までは「S-Linkシリーズ」として「インパクトドライバー」「電動ドリルドライバー」「丸ノコ」を紹介してきました。
そして今回は「コーナーサンダー」というオービタルサンダーによく似た先の尖ったサンダーになります。
私は以前からDIYで初めに揃える電動工具として「インパクトドライバー」「丸ノコ」「サンダー」を推奨してきました。
とりあえずこの「コーナーサンダー」が使えれば「S-Linkシリーズ」だけでDIYがスタートできるということです。
さて、どれだけ使えるでしょうか?
私は4,900円ほどで買ったのですが、現在では3,500円ほどまで下がってます。
◆高儀アースマン「コーナーサンダー」
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スペックは以下の通りです。
モーター電圧:DC14.4V
無負荷回転数:約9,000min-1
ストローク数:約18,000min-1
オービットダイヤ:約1.0mm
ベースパッドサイズ:約140×100(mm)
本体サイズ:約長さ230×幅100×高さ157(mm)、質量:約0.8Kg
製造国:中国
付属品:ダストボックス、#80、120、180各1枚
まず注意しなければいけないことは充電器とバッテリーは付属していないということです。
バッテリー付属で8,000円程度の設定もありますが、こちらも充電器が付いてないのであくまでインパクトや電動ドリルドライバーとの併用が基本となってきます。
まあ別売りの充電器を買っても良いのですけどね。
◆充電器
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開けてみるとお決まりの袋が付いてますが、まず使用しないです(笑
ダストボックスが付いているのは嬉しいです。
持った感じはインパクト同様グリップ力に優れ、デザインも最新というだけあってカッコイイです。
ペーパーは3種類で木工には少し粗めですが汎用品がつかえるのでランニングコストは低く抑えられます。
今回はこちらのペーパーを用意しましたが、#240~#800まで入っているのでかなりツルツルに仕上げられそうですね。
◆ペーパーセット
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高儀のコーナーサンダーの形状は特殊ですが、以前も似た形のBLACK+DECKERの「マウスサンダー」を紹介しましたのでこちらを比較対象にしてみます。
ただ大きさは並べてみるとかなりコーナーサンダーの方が大きかったです。
ペーパーのサイズも独自の企画なのでランニングコストはちょっと高めかもしれません。
マウスサンダーは以前も記事を書いているのでお時間があるときに見ておいてくださいね。
◆参考記事
安価なオービタルサンダー比較⑤【番外編】BLACK+DECKERマウスサンダーKA2000
原産国:中国
本体サイズ:幅9.4×奥行24×高さ13cm
本体重量:1.1kg
電源:AC100V 50/60Hz
消費電力:120W
回転数:14,000回転/分
サンドペーパー取り付け:ワンタッチ式
ベースプレート寸法:133×94mm
サンドペーパー寸法:133×94mm
付属品:集塵ダストケース、サンドペーパー#80 #120 #240(各1)、ポリッシング/ストリッピングウール(各1)、スポンジパッド、スクラビングパッド粗め/仕上げ(各1)
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高儀アースマンのコーナーサンダーを実際に持ってみるとやはりバッテリーが少し重いので後方にバランスが傾きます。
サンダーはできれば重心は真下にかかって欲しいのでちょっと持ちにくいですが、コードレスという最大のメリットがあるのでそこは我慢です。
スイッチは握るタイプではなくスライド式なので入れっぱなしは楽ですがオービタルのようにチョンチョンスイッチを入れることが出来ませんね。
使ってみた感想は暴れるという印象でした。
とりあえず表面を仕上げようとサンディングしてみましたがきれいに仕上がりません。
逆にマウスサンダーは非常にスムーズでやりやすいのでこれでは納得出来ません。
どうしてバタつくのか?
色々試してみましたが、回転数やストロークの違いがあるのかもしれませんね。
カタログ値では高儀が9000回転、BLACK+DECKERが14000回転とかなり差があります。
この辺は改良の余地がありそうです。
で、ある程度使ってみたところ接地面がしっかりくっついてないとバタつくことがわかりました。
対策としては電源を入れてからまず軽くそっと触れるように置きサンディングします。
注意する点は接地面が傾かないようにしてバタつかないことを確認しながら練習します。
はじめはかる~く乗せるイメージ。
これはバッテリーが重いことから後ろに重心がかかってしまうため、少し前方に重心を欠けたほうが良いですね。
縦移動でバタついたときは横移動するとバタつきにくいです。
そして慣れるまではゆっくり動かしてください。
きれいに仕上げるには移動は縦方法にかけてくださいね。
10分ほどで慣れてきますので徐々に下にも力をかけていってください。
強く下に押さえつけるとバタつきやすいので体重は徐々にかけていきましょう。
両手で持って安定させるのも効果的です。
今度は丸ノコで切った木口や小端、コーナーを削ります。
このときも安定が悪いのでバタつくことがあります。
使ってみると結構パワフルなのでそれが原因かもしれませんね。
サンディング能力は高いです。
では寝かせてやってみるとどうでしょう。
すると重心が接地面にうまくフィットして削りやすいです。
しかも丸ノコで切った表面はなかなか丸ノコのあとが消えないのですがこのコーナーサンダーはパワーがあるせいか、すぐきれいに仕上がります。
100Vのオービタルの方がやりやすいかもしれませんが、側面は重量が軽いほうがやりやすいし、ちょっとしたサンディングも多いのでコードレスはありがたいです。
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今度はコーナーサンダーの特徴でもある先端部分を使ってみます。
ピンポイントで削るのはホントにやりやすいですね。
今度は埋木部分を寝かせた状態で削ってみますが、付属のペーパーは#180までしかないので仕上げでも良いですが、もう少し細かいほうがツルツルになります。
なので市販のペーパーで#240、#400と削ってみました。
仕上がりは上々でコツさえ掴めばきれいに削ることができました。
仕上がりは好みですが、#800まで上げるとツルツルになりますよ。
コーナーサンダーの特徴はマジックテープというのも良いと思います。
オービタルだとクリップなどで止めないといけないし、巻いた部分からペーパーが切れてしまうこともよくあります。
そんなときはマジックテープ式は脱着しやすいです。
そこで良く使う番手などはロール式のペーパーもあるのでこれを使ってもいいですね。
長さはカットすれば良いので好きなサイズを使うことが出来ます。
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・高儀のコーナーサンダー 76.2db
・BLACK+DECKERマウスサンダー 71.0db
実際は高儀のコーナーサンダーの方が低い音なので音量は小さく聞こえました。
高儀のコーナーサンダーをおすすめする人はどんな条件の人でしょうか?
私が実際に使ってみたところ、まだDIYを始めて間もなかったり、電動工具が揃っていないかたにおすすめです。
あとは作業場に電源がなかったり、外に持ち出して使う場合も良いと思います。
ただし、バッテリーの値段が高いのでインパクトと電動ドリルドライバーとの併用が条件になってくると思います。
とりあえず
・インパクト(10,000円)
・丸ノコ(5,600円)
・サンダー(3,600円)
この3点があればスタートキットとしてなにか作れてしまいます。
合計で20,000円でお釣りが来ます。
まあ実際にはチップソーやビット、ペーパーと消耗品も必要なのでもう少しかかりますけど。
ただ丸ノコは精度がちょっと低く当たりハズレがあるので、魅力はコードレスという点ですけどね。
あとは2台目やちょっと使いに増やすのも良いかもしれません。
ただ精度を求めたり、仕上がりの限界はあるので上を目指す人にはそこまでおすすめしないのでご注意ください。
といっても丸ノコの精度がちょっと低めということなので丸ノコだけ100Vにしても良いかもしれません。
今まで紹介したS-Linkシリーズの4点セット(電動ドリルドライマー8,500円)を会員さんに使ってもらっても面白そうだな~とおもいました。
あと高儀のトリマー(4,000円)も同梱して約35,000円分に材料をセットにしてベンチでも作ってもらうというのは良いかもしれませんね。
使い方と作り方の動画を限定で付けても面白いと思います。
高儀アースマンのS-Linkシリーズを紹介してきましたが、コーナーサンダーはちょっとクセがありますが、コードレスというメリットは大きいと思います。
ちょっと使いでも役に立つし、ある程度の大きさの家具であればこれ1個で仕上げができそうです。
ペーパーがマジックテープ式というのも脱着が楽でいいですね。
スタートキットとしては3点買っても20,000円程度なので出費も抑えられます。
私の使っているマキタのインパクトだけで5万円ぐらいするので驚異的な安さなのがわかりますね。
まだDIYを始めていない方は高儀アースマンのS-Linkシリーズはいかがでしょうか?
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