ご質問でDIY家具に塗装をするとき、
「塗料は何がいいのか?」
「色ムラにならないようにするには?」
「初心者でも上手く塗れますか?」
といったご質問をいただきます。
ご自分で塗るのが不安なときは「マルタの匠の塗油」をおすすめしています。
なので、今回はカミヤ木工でも良く使う「匠の塗油」を塗ってみました。
万が一口に入っても、天然エゴマ油を使用しているので、お子様がいる方も安心ですよ。
塗りやすい材や必要なものなど動画とブログで紹介します。
動画はこちら
もくじ
カミヤ木工では塗装を希望されている方には「匠の塗油」を進めています。
匠の塗油のいいところは
・天然素材なので無害、子供も安心
・塗装が楽
・色ムラにならない
とにかく簡単なので初心者の方や、塗装をしてみたいが不安という方におすすめしたいです。
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硬い木にはあまり色が付きません。
というのも匠の塗油はオイルステイン系で塗料が浸します。
なので柔らかい材や、夏目に吸収しやすそうな材がいいですね。
カミヤ木工では、お客様が塗装を希望した時は、杉を使うことにしています。
杉は浸透しやすく、キレイに仕上がります。
ですが、赤身と白太については浸透具合が違うため、若干ムラっぽくなる時があります。
他の樹種に塗ってはいないのでわかりませんが、持って軽い材が適していると思われます。
浸透しにくいのは「桧」や「ケヤキ」のように硬い材です。
必要なものは
・塗料(今回は500mlの玄色)
・ハケ(100均のもので十分)
・ウエス(捨てるようなシャツやタオルでも良い)
・トレイ(紙皿でOK)
・ゴム手袋
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下地だけ傷がつかないように#240程度のサンダーで仕上げたほうがいいです。
ポリネットシートを使うと傷になりにくいのでおすすめです。
傷が付くと傷の部分に多くの塗料が入り込んでしまいます。
表面に木口割れなどがあるときも割れに塗料が多く入り目立ちます。
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普通は塗装というと、ムラにならないように結合部や塗りにくいとこから塗りだしますが、「匠の塗油」は一切関係ありません。
「早くしないと乾く」ということもありませんし、伸びも良いのでどんどん塗っていきましょう。
塗料を塗り終わったら、すぐにウエスで拭き取ってください。
「すぐ拭いていいの?」と思いますが、すぐに拭いて大丈夫です。
浸透系のオイルはたくさん塗っても厚く塗っても、浸透するぶんしか塗料は入り込みません。
なので2度塗りしてもほとんど変わりません。
ということは1度だけでいいので時間も短縮されますね。
説明には12~24時間で乾燥と書いてあります。
24時間後素手で触ってみたところ、うっすらですが、手が油っぽくなります。
しかし塗料が手に付くといったことはありませんでしたが、白い軍手で強くとすると色移りします。
ですが1周間もすれば色移りもなくなります。
天然素材なので乾燥に時間がかかることは自然なことなので、じっくり待ちましょう。
逆に乾燥が速いと体に悪いものが入っているということですからね。
そういった点でも「匠の塗油」は安心です。
※季節や湿度によっても違います
「匠の塗油」は初めての方でも簡単に塗ることができますよ。
ただ樹種だけは杉のような軽い材を使ったほうが色乗りがいいと思います。
また傷があると色が濃く入ってしまうので、サンダーにポリネットシートを使うなど配慮が必要です。
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