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会員さんから丸ノコなどの刃物の電動工具をゆっくり回したいとか、回転を下げて音を静かにしたいというご要望をいただきます。
そんな悩みを解決できるのがスピードコントローラーですが、どれを使っても同じというわけではありません。
今回は数あるスピードコントローラーからおすすめのというか、全部入りのサンウェイのSC-01を紹介します。
安いものや他社製だと付いてない機能や装備がバッチリ揃っているので解説しますね。
●おすすめのスピードコントローラー!他社製にはない機能満載のサンウェイSC-01で静音で安全に作業!
まずは動画をご覧ください。●動画で使用した工具アイテム
◆サンウェイ スピードコントローラー SC-01 ▼購入はこちら▼ ●おすすめスピードコントローラーSC-01の特徴
安いものだとダイヤルが使いづらく急に回ったり、調整幅がなかったり、低速でノッキングが起こったり、100%の回転数にならないなど色々不具合があります。
それらの悩みをすべて解消するのがサンウェイのSC-01ですのではっきり言ってスピコンはコレ一択になります。
値段はAmazon7600円ほどしますが楽天24を使えば6,000円程度で買えますので参考にしてくださいね。
他社製より1,000円程度高いかもしれませんがその価値は十分にあります。
では他社製にはないSC-01の特徴を見ていきます。
■特徴1 ノッキングが起こりにくい
SC-01は低速域でのノッキングが起こりません。
60Hzだと1秒間に60回+-が入れ替わっているのですが、安価品のスピコンでゆっくりすることで粗が目立つとノッキングが起こります。
しかしSC-01は+-が切り替わるときに両方にまたがって変わっているのでノッキングが起こりません。
これも少しコストのかかる部品を使っているからですね。
■特徴2 回転数を0~100%調整可能
一般的にスピードコントローラーで0~100%しっかり回るものはほとんどありません。
大体70%や80%が最大で100%使いたいときはコンセントをスピードコントローラーから差し替えたり、別で直結モードのスイッチを押さないと100%にならないのがほとんど。
しかしSC-01は2個のダイヤルを使うことにより、0~100%バッチリ使えます。
使い方はあとで解説します。
■特徴3 ダイヤルが2個で幅広い調整域
上記と似てますが2個ダイヤルを設けることで調整の幅が広がるのですが、他社製は2個目のダイヤルが他の場所にあったり、ケースの中にあったりします。
これがないと急に回りだすとか調整幅が少ないとか不具合が出てきますので両方大きなダイヤルのSC-01はとても使いやすいです。
■特徴4 コンデンサーモーターに対応
他社製では基本カーボンブラシの電動工具にしか使えないのですが、SC-01はコンデンサーモーターにも使用できます。
コンデンサーモーターとは両頭グラインダーや糸鋸、ボール盤などに使われていて他社製では使用できないので注意してください。
SC-01はこれらの電動工具に使えるのでほとんど工具で使うことが可能です。
ただし電子制御された工具(電子丸ノコなど)には使えませんので注意してください。
■特徴5 ブレーカー方式採用
SC-01ではブレーカー方式を採用してますが、一般的にはヒューズ管を使っています。
ヒューズ管だともし最大値を超えたときに切れてしまい、替えのヒューズ管がないと作業すらできなくなります。
しかしブレーカー方式だとボタンを一度OFFにしてからONにすれば復帰できます。
他社製だとサンウェイの上位モデルK-15Rがブレーカー方式ですが10,000円ほどと高額だし、SC-01にある特徴をすべて備えているわけではありません。
ということはSC-01はかなり安値ということになりますね。
■特徴6 連続使用時間2時間
また使用時間もSC-01は2時間と長いですが、他社製は大抵30分程度が限界になってます。
長く使用したいときもSC-01は役に立ちそうですね。
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●スピードコントローラーの使い方とダイヤルの調整方法
では実際に使っていきますが、レビューなど見ても
「サンウェイSC-01の2個のダイヤル調整の方法がわかりにくい」というのを目にします。
説明書を見ても正直
良くわかりません。
説明書では最大あたりから探していくようなことが書かれていますが私が思うにもう少しわかりやすく簡単な方法があるので解説します。
まずはメインスイッチをOFFにします。
ダイヤルは上の調整ダイヤルと下の最速ダイヤルを両方左に回し最低にしておきます。
スピードコントローラーSC-01の電源コードをコンセントに差します。
工具(今回はトリマー)の電源が切れていることを確認しスピードコントローラーに差し工具(トリマー)の電源をONにします。
これで作業の準備はできました。
ここからですが、スピコンのスイッチをONにしますがダイヤルが最低なので回りません。
そしたら下の最速ダイヤルを少しずつ上に上げていって工具(トリマー)が動き出す場所を探します。
ギリギリ動いた地点からちょっと戻すことができるので止まるギリギリぐらいをゼロ地点とします。
ここから上の調速ダイヤルを0~10で回していくと0%~100%になります。
10で100%になりますのでそこから下の最速ダイヤルを上げても110%とかにはなりません。
動画ではもっと詳しく解説していますので、一度動画をご覧ください。
●スイッチを切るときの注意点
サンウェイSC-01ではメインスイッチを切って電源を切ることができます。
ただしこのときは注意が必要です。
実際は工具の電源はONになったままなので、このままスピコンを使用する場合はそのままで良いのですが、外して置く場合は別の場所で工具だけ使うときは必ず電源を確認しましょう。
スピコンから電源プラグを抜いたら必ずスイッチのON・OFFも確認する癖をつけると良いですね。
●実際に使ってみる
それではいろいろな工具に使ってみたので簡単に解説します。
■電気ドリル
まずは電気ドリルですが、以前も動画にしましたが作業台にSK11の電気ドリルSD-300ACを使って卓上のディスクサンダーを作りました。
SD-300ACには機械式のスピード調整はありますがすごく曖昧です。
こんなときはスピコンが役立ちますね。
反応もすごく良くてめちゃくちゃいい感じです。
■丸ノコ
他にも丸ノコでも有効に使えます。
電気式の丸ノコだけにはなりますが安価な丸ノコをゆっくり回すことができます。
丸ノコは回転数が毎分5000回ほど回りますので結構怖いです。
しかしスピコンを使えば多分半分ぐらいの速度なら使えると思いますよ。
ただしあまり回転が遅いと切っているときに止まってしまうこともあると思うので気をつけてくださいね。
私がおすすめしている1万円の初級丸ノコFC6MA3も電気丸ノコなのでスピコンで調整可能です。
それと電子制御された丸ノコでは調整できませんので使わないほうが良いです。
今回はC6MVYA2とC6MEYに使いましたがどちらもハイテクなので調整はできませんでした。
■集塵機
集塵機に取り付けて音量を小さくしたいというご要望も多いです。
今回は以前にも動画にしたRYOBIの集塵機VC-1250を使ってみました。
結果は30%ぐらいなら弱いですが実用範囲かなと。
音量もかなり静かになりますね。
ハイグレードの集塵機には強弱スイッチがありますがかなり高値ではありますし、掃除機を遠隔操作することも可能です。
■自動カンナ
今度は1450Wの自動カンナを使ってみます。
SC-01の最大入力は1500Wなのでここから最高ですね。
さて使ってみると低速でも回すことができて音も静かです。
自動カンナは送りのスピードとカンナの削るスピードが連動しているので意外と大丈夫だと思います。
実際に削ってみましたがだんだん遅くしても十分削ることができました。
さすがに10%ぐらいまで行くと抵抗がかかると止まりそうになるのであまり遅くしないほうが良いですね。
これは音量を押さえてゆっくり加工したいときにも役立ちそうです。
●追記:サンウェイのスピコンで回る工具色々
会員さんから「この工具は回りますか?」という質問が多かったのでいろんな工具を回して動画を作ってみました。
お手持ちの工具の参考にしてください。
■サンウェイのスピードコントローラーSC 01で工具12種を回す!
まずは動画をご覧ください ■動画で使用した工具・アイテム
◆サンウェイ スピードコントローラー SC-01 ▼購入はこちら▼ ◆ELPAエルパ エコキーパー EC-05EB ▼購入はこちら▼ ◆SK11 SDG-800AC ディスクグラインダー ▼購入はこちら▼ ◆SK11 ボール盤 SDP-300V ▼購入はこちら▼ ◆マキタ 糸のこ盤 MSJ401 ▼購入はこちら▼ ◆RYOBI 手押しカンナ HL-6A(1200W) ▼購入はこちら▼ ◆E-Value 電気ドリル EID-650VA ▼購入はこちら▼ ■エルパ エコキーパー EC-05EB
今回は動画の中でエルパのワットモニターを使用しました。
ワットモニターの取り付けはスピコンの電源プラグとコンセントの間に噛ませます。
これでおおよその使用ワットがわかりますので参考にしてください。
■SK11 800W ディスクグラインダー SDG-800AC
SK11の800Wのディスクグラインダーを使いましたがこちらはゆっくりから上手く調整できますね。
低速でもスイッチで始動できるので使い勝手も良さそうです。
■SK11 ボール盤 SDP-300V
ボール盤はコンデンサモーターですがスピコンでの調整は可能です。
ただし初動にパワーがいるようで低速で回し始めることはできません。
低速で回すには高速で回しておいて下げないといけません。
またボール盤はベルトで変速しているためベルトを高速にするとトルクが無くなります。
その時点でスピコンで調整するとほんとにパワーが無くなるので基本はベルトで変速し、ちょっとだけ下げるぐらいで使ったほうが良いと思います。
■マキタ 糸のこ盤 MSJ401
糸のこ盤も多分コンデンサモーターですがこちらはもともと速度調整機能が付いてます。
ですが調整することはできませんでした。
モーターは制御できるはずなんですが、原因はもともとついてる速度調整機能だと思います。
まあついていればスピコンでの調整は必要ないんですけどね。
ちなみに藤原産業さんに聞いたのですがSK11のSSC-400PEも使えないらしいです。
■マキタ スライド丸ノコ LS0814FL
こちらの丸ノコは電子丸ノコなので使えませんね。
新しいというか高額で機能満載の丸ノコは大抵使えないと思います。
■RYOBI 卓上丸ノコ TS-220
ではこういった安価な卓上丸ノコはどうでしょう。
こちらは電気丸のこなので変速は可能です。
スロットルを回しいきなりガンッと回るようなものは大抵電気式ですね。
音量も回転も押さえられるので恐怖感もなくなります。
■マキタ テーブルソー 2701(1430W)
こういった大型の古いテーブルソーも使用可能です。
昔ながらの機械はいいですね。
■RYOBI 手押しカンナ HL-6A(1200W)
前回自動カンナを回しましたが今度は手押しカンナです。
これ爆音なので速度を落とすことで騒音問題も効果が高そうです。
結果はバッチリ速度調整できます。
もちろん音量も小さくなります。
が、弱点が一つ。
この手押しカンナは集塵機を取り付けることで音量が甲高くなります。
動画では分かりづらいですが結構大きな音です。
なので回転を押さえて音量を下げても結局集塵機で音が大きくなるという弱点があるんですね。
ではスピコンで3にして削って見ます。
削った感じは送りの速さが同じであれば100%の方が仕上がりはきれいです。
しかしゆっくり進ませれば回転が遅くてもきれいに仕上げることができますよ。
■マキタ オービタルサンダー
オービタルサンダーはとてもいいです。
レスポンスもよくきれいに調整できるので相性は良いと思います。
■RYOBI 電子式トリマー
前回電気モーターのE-Valueで回しましたが電気式とは相性が良いです。
ただしソフトスタートが付いているものは電子モーターなので調整はできませんでした。
■E-Value 電気ドリル EID-650VA
今度は電気ドリルですがこちらはおすすめのE-ValueのEID-650VA。
丸ノコスタンドに取り付けができてとても良いのですがスピコンをつけることで手元スイッチと回転調整ができるようになります。
しかもこのEID-650VAはSK11の垂直ドリルスタンドにもぴったりサイズなのでかなり使えると思います。
電気ドリルはもともとスロットル開度でのスピード調整が得意ではないのでこれは重宝しそうです。
■蔵王産業 高圧洗浄機 Vittorio
最後は変わり種の蔵王産業の高圧洗浄機ヴィットリオを使ってみます。
高圧洗浄機は勢いが強すぎると、塗装が剥がれたり、対象物にダメージを与える可能性もあります。
そんなときもスピコンで調整可能です。
音量を下げることもできるし、洗車で泡だけ落としたいときなど使用できますね。
ただし問題点はあまり下げすぎるとポンプを吸うほどの力がなくなるので20%~30%程度の調整が望ましいです。
●感想
今回は工具を使ってサンウェイのスピコンを試してみましたが、電子モーターの工具やもともと速度調整の付いているもの以外ほとんど動きます。
昔ながらの工具は大抵回すことができると思うので参考にしてみてください。
もしこんな工具を動かして欲しいなどありましたら、お問い合わせやメール講座から返信してくださいね。
●最後に
サンウェイのスピードコントローラーSC-01を使って色々削ってみましたが電子系以外はほとんど使うことができました。
騒音などに困っていたらぜひ使ってみてくださいね。
もしスピードコントローラーで使って欲しい工具があればぜひメール講座に登録してリクエストしてくださいね。
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