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以前藤原産業さんへ訪問したときにスターエムさんも訪問しました。
その関係から下穴錐や穴あけ体験などをやってきたのですが今回はスターエムさんのヒット商品である皿取錐と埋木錐を提供して頂いたので紹介していきます。
スターエムさんの皿取錐&埋木錐は私も使っているので以前も動画にしたことがあるのですが、そのときは単品で紹介したり別企画で使ったので再生回数も少なくあまり認知されていませんでした。
スターエムさんからもぜひセットで使っているところを動画にしてほしいという依頼がありました。
なので今回はガッツリ皿取錐&埋木錐を使ってみたいと思います。
●スターエム皿取錐&埋木錐セット
まずは動画をご覧ください■スターエム皿取錐&埋木錐の種類
皿取錐&埋木錐セットには普通鋼とハイス鋼があります。
◆スターエム皿取錐&埋木錐 普通鋼 【Amazon】https://amzn.to/34kaOQr
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◆スターエム皿取錐&埋木錐 ハイス鋼 【Amazon】
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https://x.gd/lhZhi 値段はハイス鋼のほうが1,500円程度高価ですが耐久性が高いので
頻度が高かい人はハイス鋼のほうが良いかもしれません。
ただし
DIYレベルでは普通鋼で全く問題ありませんよ。
値段も3,200円程度なのでそれほど高くないし、一度買ってしまえば頻繁に買い換えるということもありません。
スターエムは精度が高いのでセットで購入したほうがピッタリサイズになります。
例えば10mmの丸棒を買うと実際は9.9mmぐらいでガタつくこともありますから同じブランドで揃えたほうが安心です。
■スターエム皿取錐&埋木錐のおすすめのサイズ
サイズは8mm・9mm・10mm・10.5mmと4種類あります。
おすすめは9mmです。
私は10mmを使っているのですが理由は丸棒が10mmでしか売ってなく、埋木を全て10mmで行っているので皿取錐&埋木錐セットも10ミリを購入しました。
ですが皿取錐&埋木錐を初めて買うとか埋木自体をやっていない人は
9mmからスタートしたほうが良いです。
9mmだと皿がピッタリになり見栄えも良くなりますよ。
逆に10mmだと皿を取った穴のほうがコーススレッドの頭より小さくなりので少しかっこ悪いですね。
作るものが小さいとかできるだけ埋木を目立たなくしたいときは8mmの選択肢もあるので作るものや使っているビスの頭の径を考慮して選んでみてくださいね。
■スターエムの皿取錐のできること
まずは皿取錐から見ていきますがメリットはいくつかあります。
・六角軸でインパクトにも電動ドリルにも使用可能 最近はインパクトが増えてきたので六角軸になったスターエムの皿取錐はインパクトにも電動ドリルにも使用できます。
・皿が取れる 皿取錐なので当然ですが皿を取ることができます。
下穴を開けてビスを打つだけだとどうしてもコーススレッドの皿部分が材を凹まし見栄えが悪くなります。
・下穴を同時に開けることができる 皿を取るだけでなく同時に下穴を開けることにより手間も省き中心に錐の穴を開けることができます。
ただ錐は短いので板が厚かったり長いコーススレッドを使うときは別で下穴を追加したほうが良いときもあります。
そんなときは以前紹介したスターエムさんの下穴錐を使ってくださいね。
・9mmの埋木用の穴を同時に開けることができる 9mmの座彫りが同時にできてしまうこともメリットです。
これによって埋木の穴も開けることができますね。
上記であげた材が厚くて下穴が届かないときも座堀ることで下穴を下の材まで届かすことができます。
下穴錐を使う順番は
「皿取錐→下穴錐」でも
「下穴錐→皿取錐」でもどちらでも構いません。
今回は杉に穴を開けましたが杉は柔らかいのでキレイに穴が開きづらいです。
皿取錐も十分切れがよくキレイに開くのですがもし切り口が悪いときはスターエムの竹用のビットを使ってくださいね。
■埋木錐の利点
埋木の利点やメリットを見てみましょう。
・杢目(もくめ)が揃う 埋木錐のメリットは多くて杢目が板目で揃うことが最大のメリットかと思います。
丸棒だと繊維の方向が違うので見た目の仕上がりも違ってきます。
・共木、端材で作れる 作ったときに出る端材で埋木が作れるので同じ材から取ることができます。
捨てる材で埋木を作れるので無駄がないですね。
もし共木じゃなくても端材で作れば同じ樹種なら似た色が出ますね。
・塗装したときに目立たない 塗装したときも材が同じ板目なので色も近くなります。
・仕上げ加工が楽 埋木が板目なのでノミやサンダーの加工も楽に仕上げることができます。
■埋木錐の使い方 注意点とコツ
今回の動画でここが一番の肝になります。
スターエムさんの話では使用時に
「埋木が砕ける」ということが一番クレームの多いとこだとも言っていました。
確かに実際にやってみるととにかく砕けやすいです。
埋木錐の使用で注意することは
・砕けることが多い ・杢目がずれる というところですね。
埋木錐も六角軸なのでインパクトでの使用も視野に入れてますがこのインパクトが曲者になってきます。
砕ける理由としてはインパクトがかかることによってショックがあり砕けやすくなります。
砕けにくくする対策としては
・18Vなどハイスピード・ハイパワーのものを使う ・電動ドリルなどショックのないものを使う という2点がありますので解説しますね。
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■埋木を作るコツ
それでは砕けないためのコツを解説しますがまずは少パワーの10.8Vのインパクトを使って埋木を作ってみます。
この条件が一番砕けやすくなるので注意してください。
問題はインパクトのショックにあります。
最初はグッと押し込みながら位置決めをし傷を付ける感じで一瞬だけ回します。
すると材に食いつきズレなくなります。
これをやらないと材の上を走り回って傷が付きます。
材に食いつきズレなくなったら軽く押さえインパクトのショックが掛からないように速く回しゆっくり下に進ませます。
こうするとキレイに埋木を作ることができますよ。
コツはインパクトのショックを掛けずに速く回してゆっくりおろしていくこと! ・インパクトを掛けると 押さえつけてインパクトのショックを掛けすぎると・・・
バラバラに砕けて埋木が無くなってしまいます。
・電動ドリルを使ってみる では電動ドリルを使ってみましょう。
電動ドリルはインパクトが掛からないと言ってもあまり押さえつけては良くないです。
刃の切れに合わせてゆっくり進ませます。
キレイに埋木が作れますね。
・マキタの18Vインパクトを使用 今度はマキタの18Vのインパクトを使ってみます。
ハイパワーがゆえにある程度強く押さえてもインパクトが掛からないしスピードも速いのは速くキレイに埋木が作れます。
もちろんあまり押さえつけるとインパクトがかかるので砕ける原因になります。
■材選びにも注意
材によって砕けやすいなどあります。
今回動画で使った材は杉になります。
杉は柔らかいので砕けやすいです。
目の粗い材も砕ける原因になるので注意してください。
比較のために杉より少し硬いヒノキでやってみますが10.8Vで押さえつけすぎるとやっぱり砕けてしまいました。
硬い木のほうが砕けにくいですが押さえつけすぎには注意ですね!
マキタのハイパワーだとやはり簡単に作ることでができました。
出来上がった埋木も杉はボソっとしますがヒノキは硬くキレイです。
■目の向き 年輪に注意
杢目には板目、柾目、追柾、本柾などありますが、追柾の場合は注意です。
埋木を作っても切る場所によって目が変わってくることがあります。
あまり長いものを作って埋木してから切ると目が違うなんてことになるので注意が必要ですよ。
穴の深さと近い長さで埋木を作ると良いです。
では本柾で作るとどうだろうか?
本柾とは木口を見て目がズレていない状態でどこで埋木を作っても同じ目になります。
ヒノキの本柾の板があったので埋木を作っておきます。
■埋木を取るには
今度は埋木を取ってみますが板厚にもよりますが10~15mm程度なら貫通させてください。
もう一つの方法は途中で止めマイナスドライバーを下に押し込みテコの原理で折ってください。
簡単に取ることができます。
■埋木をする
それでは埋木をしていきますが埋木にも木表木裏があるので注意してくださいね。
埋木は太さがギリギリなので鉛筆削りやペーパーや木殺しで面をとってください。
動画では省きましたが木工用ボンドを入れて埋木を入れます。
これで金槌で叩いていくわけですが埋木の断面を見ると目がズレているのがわかります。
こういった埋木は叩くと目に沿ってズレてしまうことがあるので注意してくださいね。
先にも言いましたが切る長さによっても目が変化しますので注意してください。
そのあたりに注意しながら埋木を入れて金槌で叩いていきます。
違いがわかるように真ん中に10mmの丸棒を入れておくのであとで仕上がりを比べてみましょう。
埋木が済んだらノコでカットしていきますが今回使うのはアサリのない鋸クラフト145を使います。
クラフト傷がつきにくいのでおすすめですよ。
埋木が2~3mmの場合は鋸ではなくノミでやってもいいですね。
ついでにヒノキも埋木をしてカットしてサンダーで削ってみるとほとんどわかりません。
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■塗装
違いがわかるように塗装してみます。
ブライワックス(茶色)とくるみ油を塗ってみました。
埋木の部分が少しはっきりしましたね。
丸棒でやったところと埋木錐で作った目と見るとかなり違いがわかりますね。
ただ杉は柔らかく穴の外周がボソッとなりやすいです。
硬い
ヒノキで同様に埋木をしてくるみ油を塗りましたがほとんど目立ちません。
やはり木が硬いと仕上がりもキレイになりますね。
■スターエムさんのホームページ
今回の動画作成にあたりスターエムさんに協力をしていただきました。
こちらのホームページには動画も貼ってあり参考になるのでぜひ見てくださいね。
動画はこちら ■今回使用した電動工具
今回使用したのは藤原産業さんから提供していただいたSK11の工具になります。
10.8Vなので軽くて安価な電動工具はDIY入門用に最適になっています。
マキタやハイコーキと比べれば作業は遅いですが、十分使えます。
●最後に
埋木ができると仕上がりは1ランクも2ランクもアップします。
DIY作業も楽しくなるのでぜひやってみてくださいね。
手軽さでは丸棒を使用したほうが早いですが塗装をするならスターエムの皿取錐&埋木錐を使ってみてください。
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