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トリマーで焦げつきに困っている。
切削の音量を下げたい、回転が速くて怖いというお悩みを解決します。
おすすめのトリマービットも参考にしてみてください。
●トリマーの回転数を調整し焦げつきや騒音対策!おすすめのSKとBTMTのビットも検証
まずは動画をご覧ください。●今回使用した工具アイテム
◆サンウェイ スピードコントローラー SC-01 ▼購入はこちら▼ ◆E-Value トリマー 450W EWT-450N ▼購入はこちら▼ ◆SK11 R7.9mmボーズ面ビット ▼購入はこちら▼ ◆BTMT B41-80 8R 丸面ビット 6mm軸 ▼購入はこちら▼ ●回転数を調整し焦げつきに対応
トリマーで削ったときに焦げることがあります。
そんなときは切れ味のよい刃に変えることも効果的ですが回転数でも調整できますので参考にしてみてください。
トリマーはどんな機種も毎分30,000回ほど回ります。
今回使用したE-ValueのEWT-450も31,000回ほど回ります。
2万円以上するトリマーには回転数を調整する機能がついてますがEWT-450にはついていません。
なので以前も紹介したサンウェイのスピードコントローラーで調整します。
トリマーの回転数を下げることによってどのあたりの回転が使えて焦げが解消できるか探ってみます。
その前にスピコンとワットモニターを使って消費電力から大体の回転数を割り出してみました。
最大の「10」にしたときに220Wだったので110Wであれば50%だろうという考えです。
こうなりました。
調速10 約220W=100% 調速6 約187W=85% 調速3 約128W=60% 調速2 約95W=45% という前提で焦げや仕上がりの良さ、音量など測ってみたいと思います。
●材料について
今回削る材料は硬さに応じて3種類用意しました。
広葉樹の「アパ」
針葉樹で硬めの「ヒノキ」
針葉樹で柔らかめの「杉」
上から硬い順で削ってみます。
加えてビットを単品のビットおよそ800円の格安SK11。
単品価格3,800円のBTMTのボーズ面を使って切れ味も検証していきます。
トリマーはいつもおすすめしているE-ValueのEWT-450を使用します。
ちょっと大きいですが持ちやすくパワーも十分ですが回転数が選べないのでスピコンを活用します。
●削った結果
回転を「10」から徐々に下げて4段階の回転数で削ってみます。
途中で止めたりして焦げを確認します。
アパ→ヒノキ→杉の順で硬い材から柔らかい材を削ってみます。
ビットはSK11で削ってからBTMTで削ります。
切削量が多そうでそこそこ使いやすいRが8mm程度のボーズ面をチョイス。
音量計をおいておくので参考にしてください。
■SK11
まずはSK11からですが、正直切れが良いことに驚きました。
逆目も出ず仕上がりも上々なのでここから仕上げのペーパーでちょっと削るだけで良さそうです。
スピコンで回転数を変えましたが切れ味については全く変わりがありません。
とはいえ回転数に応じて送り速度はある程度遅くなるのは仕方ないところです。
材の硬さについては柔らかい材だと仕上がりはやや悪くはなりますが、硬い木の方がキレイに削れる感じです。
ただどの材にも言えることですが、回転数が100%~85%だと焦げが出てきます。
速ければ速いほど焦げが出るのがわかります。
送りを止めると如実にわかりますが焦げる原因となります。
焦げはどの材にも同じ用に出てきます。
なので回転数を「3」の60%程度にすると焦げも抑えられます。
切削音は甲高い音からやや低くなり、音量も5dBほど下がる感じです。
ただし送りも回転数が落ちないようにゆっくり進ませるように気をつけてください。
回転数は60%~70%程度が適当かなと感じました。
「2」の45%まで落とすとパワーもなくなりすぐ止まってしまいます。
切削量が少なければ良いですが、ちょっと45%では回転数が足りない感じですね。
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■BTMT
今度は3,800円のBTMTのビットですがそもそもSK11の4倍ほどなので切れて当然です。
まずはアパから100%で削ってみますが、とにかく切れ味が良い。
サクッと進みます。
音量もSK11より3dBほど静かなのがわかります。
高回転で進行を止めてもそもそも焦げないです。
なのでBTMTに至っては回転を落とすことは「騒音対策」か「速すぎて怖いとき」という感じで使うのが良いです。
ただBTMTも100%と85%ではほとんど違いがわかりません。
「3」の60%になると音量も5dBほど下がり怖さも少なく扱いやすいと感じました。
仕上がりは回転数に関係ないので送りスピードで調整してください。
BTMTは切れが良いので焦げませんがもし焦げるようであれば切れ味が悪くなった証拠なので回転数で調整してみてください。
BTMTはおが粉を見るとペラペラになるのでカンナのように仕上がるのも切れの良さがわかります。
仕上がりが悪くなれば交換したほうが良いかもしれませんね。
材の違いもあまり感じませんでしたが柔らかいほうが逆目が起きやすくなりますので、そのあたりだけ注意してください。
●高画質画像
まずはアパから。
左側がBTMTで右側がSK11です。
硬いとそれほど違いがわかりませんが触ってみるとBTMTの方がツルツルです。
SK11は導入で焦げているのがわかりますね。
次はヒノキです。
ヒノキも焦げているのがわかります。
最後は杉です。
柔らかいと見た感じも仕上がりの違いがわかると思います。
●まとめ
トリマーにスピコンをつけて回転数を下げるメリットは多くあると思います。
ただ焦げないのであれば速いほうが送りも早いので作業効率は上がります。
あとは音量や焦げや速すぎて怖い場合をお好みで調整すれば良いと思います。
私がやった感じでは60%程度に押さえるのが効率的かなと感じました。
おすすめのビットはBTMTですがかなり値段も高いのでSK11で上等かと思います。
SK11で削って仕上げのペーパーをかければBTMT並に仕上がりますよ。
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