【軽キャン1-④】エブリィワゴン(DA64W)の車中泊キットのベースを決め型を作る

目安時間:約 8分
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LV1-④ベースの型を取る (1)

キャンピングカーの企画ですが、ようやくエブリィワゴンの車中泊キットが完成しました。

細かな動画は撮っていたのですがなにが正解かわからないのでとりあえず前回までにヒノキと杉の完成した動画をお見せしました。

 

前回の杉バージョンで概ね完成形になったので今回から少しずつ作っていく様子を動画にしていきます。

 

ただヒノキと杉と色々やったので、動画は色々になりますがご了承ください。

まず作業の前に作業の説明をしながらはじめていきたいと思います。

 

前回の動画はこちら

エブリィワゴンの杉車中泊キット!段差を解消しバージョンアップしたDIYでも作れる【軽キャン1-③】

●車中泊キットを作るためにベースの型を取る

まずは動画をご覧ください。

 

前回までに試作機としてヒノキの車中泊キットが完成し、それをベースに杉で完成させました。

まだ見ていない人は見ておいてくださいね。

LV1-④ベースの型を取る (2)

 

前回までの記事

軽キャンピングカーの自作キットを作るLv1-① 息子と車中泊をするための車選び【エブリイワゴン】

 

【車中泊キット】軽キャンピングカーの自作キットを作るLv1-② エブリイワゴン用をとりあえず完成品させてみた

 

エブリィワゴンの杉車中泊キット!段差を解消しバージョンアップしたDIYでも作れる【軽キャン1-③】

 

 

今回は型を取っていく作業をお見せしますが、4:20秒ぐらいからスタートしてますので能書きが必要ない人はその場面から見てくださいね。

LV1-④ベースの型を取る (3)

 

作業風景4:20秒あたりから見る

 

 

 

■車中泊キットを作る前にやること2 ベースの場所を決める

まずはどんな形にしていくかを決めますが、私の場合は後部シートベルトすぐ裏付近とリアのハッチゲートを開けてすぐの場所にベースの位置を決めました。

LV1-④ベースの型を取る (4)

 

 

 

■車中泊キットを作る前にやること 水平を出す

まずは水平を出していきますが、地面が水平でなくても大丈夫です。

大体地面がフラットに近い場所に車を移動し地面から天場(てんば)の高さを測り水平を出します。

LV1-④ベースの型を取る (5)

 

 

私のエブリィワゴンの場合は後部シートベルト付近に150ミリの高さにし、リアハッチ部分は165ミリのベースにしました。

大体15ミリの差があればちょうどフラットになる計算です。

LV1-④ベースの型を取る (6)

 

 

しかし車のヘタリ具合によって変わってきますので、実際は寝るときにタイヤの下に端材の板を噛ませたりして調整は必要かと思います。

結局端材で調整するのであまり神経質にならなくても良いですね。

 

 

幅は後部(ハッチ側)の板が1132ミリ、前方(後部座席側)は1226ミリになりましたが個体差はあるかもしれません。

LV1-④ベースの型を取る (8)

 

 

LV1-④ベースの型を取る (7)

 

 

ハッチ側の板は型紙を作ることで写すことも可能です。

需要があれば型紙を販売するかもしれませんので欲しい方はご連絡ください。

LV1-④ベースの型を取る (9)

 

 

 

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●型を取って作る

では肝でもる部分のリアゲート下のベースを作っていきますが、R加工を施さないといけません。

なので型板を作り型を取っていきます。

■薄いベニヤで仮の型を取る

まずは3ミリほどのベニヤでもなんでもよいので大まかに印をつけ型を取ります。

LV1-④ベースの型を取る (10)

 

これは大体なのでほんとに大まかで大丈夫です。

LV1-④ベースの型を取る (11)

 

 

ベニヤで仮の型を取ったら野地板などで良いので10~15ミリ程度の板を用意します。

巾は100ミリもあれば良いです。

 

 

 

その板を真中を長くして両端を300~400ミリほどに切り出します。(アバウトでOK)

両端の短い板に仮の型を当て型を取ります。LV1-④ベースの型を取る (12)

 

 

仮に付けた墨線に沿ってジグソーなどで落とします。

LV1-④ベースの型を取る (14)

 

 

■車に合わせて型を取る

作った型板を車に合わせ真っ直ぐにしてビスでつなぎ合わせておきます。

LV1-④ベースの型を取る (18)

 

 

サイドのRに合わせ鉛筆を使って角度が変わらないように型を取ります。

LV1-④ベースの型を取る (20)

 

LV1-④ベースの型を取る (21)

 

 

左右対称のハズなので片側が良ければそれを反転させ型とします。

またジグソーで墨線にそってカットします。

LV1-④ベースの型を取る (22)

 

 

そうするとほぼほぼあった型が出来上がるので左右に広げながら水平を保ちビス止めして固定します。

型はこれで完成です。

LV1-④ベースの型を取る (24)

 

 

合うまで何回も切ってくださいね。

LV1-④ベースの型を取る (23)

 

 

■前方のベースの型を取る

前方は真っ直ぐなので簡単です。

LV1-④ベースの型を取る (25)

 

 

板を2枚に切ってますぐになるように両側に広げながらビスで固定します。

途中でクランプを使って固定すると楽です。

LV1-④ベースの型を取る (26)

 

 

両側の長さがわかればOKです。

今回は1226ミリでした。

 

■本番の型を取る

動画では杉とヒノキの動画がありましたが、基本は同じです。

LV1-④ベースの型を取る (27)

 

 

本番用の板に型板をのせ墨線を引きジグソーでカットします。

LV1-④ベースの型を取る (29)

 

最後にベルトサンダーで削るので2~3ミリ程度大きくしておけば良いです。

LV1-④ベースの型を取る (30)

 

 

●つづく

今回はここまでですが、次回以降はベルトサンダーで仕上げてベースを組み立てるまでをお見せしたいと思います。

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