以前「恩師の家に塀を作る」という動画を撮ったのですが、その先生の家の庭に13年前(2016年)にウッドデッキを作ったことがあります。
でちょうどその塀を作った時にウッドデッキが現在どうなっているか確認してみました。
ウッドデッキの寿命は10年持てば良いところだと思いますが、私が推奨している杉の赤味を使ったウッドデッキが13年経ってどうなったのかを動画にしてみましたよ。
補修に使ったビスや塗料についても書いているのでこれからウッドデッキを作りたい人は参考になるんじゃないでしょうか?
もくじ
まずは動画をご覧ください
ウッドデッキの寿命って気になりますよね。
せっかく作っても2~3年でシロアリに食べられたら嫌になってしまいます。
寿命に直結するのは材選びになります。
塗装はあくまで補助的な考え方なので樹種選びを気をつけてくださいね。
私はいままでウッドデッキをいくつも作ってきました。
知り合いでもホントに多くの人が欲しがるのでやはり欲しい人は多いと言うことですね。
で、私が使っている材料は「杉の赤味」です。
杉の赤味は油分が多く、栄養分の無いところですのでシロアリが食べるところではありませんし、雨にも強いです。
では杉の赤味がどれだけすごいか見てみましょう。
「恩師の家の塀を作る」という動画でも使っているので見ておいてくださいね。
参考記事
カミヤ先生が「恩師の家の塀をDIYで作る」塀の基本的な作り方をサクッと解説
こちらが13年前に作ったウッドデッキになります。
赤味が貼ってとてもキレイですね。
でこちらが13年後の画像です。
もちろん木なので干割れは当然ありますが、ボソボソ感は無いしビスもしっかり効いています。
13年後の画像では化粧板に幕板を貼ってますが、これは完成と同時に見栄えが良くなるように貼りました。
留めの部分で幕板の木の反りによってビスが切れてしまいました。
ビスが切れて開いたためちょうどスキマにゴミが溜まってしまい、中々水分が抜けませんのでココを補修します。
まずウッドデッキで一番腐る場所はというと木材が合わさって水気が入る部分です。
そこは乾燥しないので、どうしても腐りやすくなります。
しかし見てもらうとわかりますがその部分は一切腐っていません。
折れた部分のコーススレッドを抜いてスレンダービスに打ち換えます。
折れたコーススレッドの先端は取れませんので同じ穴に打つと入らなくなります。
なので新たにすぐ横にでも下穴を開けて打ち直すと良いです。
13年前に作ったときは一般的なコーススレッドを打ちましたが、経年劣化と締め付けの熱と板の反りの力でどうしても切れてしまいます。
値段を抑えるためには仕方ないですが、要所に強いビスを使ったほうが良いですね。
で、最近「恩師の家に塀を作る」の動画で使った「スレンダービス」で補修をしておきました。
太さも違うし強度もあるのでオススメです。
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参考記事はこちら
ウッドデッキのビスのおすすめは?wakai(わかい)スレンダービスが最適!
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塗装について私の考えを書いておきます。
塗装というのはあくまで補助と考えたほうが良いと思います。
あ、もちろん濡れるなら塗っておいたほうが良いですね。
というのも今回の補修で幕板の裏を見たところ、腐りの変化は表面と同じく全くありませんでした。
もちろん塗料に防腐の効果はあると思いますが、白太部分には塗ってもやはり腐ってしまうと思っています。
なので大事なのは腐らない樹種をチョイスし、塗装は色のイメージを変えたり、ちょっとした保護ぐらいに思ったほうが良いかなと思います。
効果が樹種9:塗装1ぐらいの感覚です。
そして塗るなら1~3年ほどを目安に定期的に塗ったほうが表面をキレイに保つことができますよ。
今回使った塗料はキシラデコールのウォルナットです。
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余談ですがこの写真に写っている台が作った途端になんと盗まれました。
道から見えないわけでは無いのですが、そんなに目立つわけではありません。
どうやら作っている最中に作業を確認されたんでしょうね。
盗まれたことは腹立たしいことですが、当時の私は13年前というとまだまだリフォームの作業が多く、実際に販売していた量は知れていました。
なので「自分の作品が盗むというリスクを犯してまでも欲しくなるもの」ということに対し嬉しかったのを覚えています。
もちろん盗むということ自体は許されることではないですが・・・。
せっかくなのでこのウッドデッキの材料のサイズを書いておきますね。
土台、束は120角
天板は45×105
幕板は30×150です。
全体は2400ミリで、4mの材から切り出しました。
切り出しが余ったので踏み台を作りました。
天板は105角を半分に製材し50ミリにしておいて天日干しして数ヶ月放置し45×105に仕上げた材です。
こうした赤味の105角などは九州で大量生産しているので割と安く手に入るのですが、一般の消費者には中々お目に書かれない製品かも知れません。
ただし、私の住む地域の近くにいる会員さんなら相談に乗ることはできると思うのでウッドデッキを作りたい場合はご連絡ください。
ザッと計算するとこの作り方で4m×4mぐらいなら全代金100,000円ぐらいでしょうかね。
今回は13年前に作ったウッドデッキを補修することで過ぎの赤味の驚異の力を目の当たりにしました。
水がなるべく抜けるような作りにすることは大事ですが、使うビスを「スレンダービス」に交換するのも良いですね。
塗装はあったほうが良いですが、補助ぐらいに考えベースとなる樹種選びに注意したほうが長く持ちウッドデッキを作ることができると思います。
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