私の家に以前杉の赤味で作ったウッドデッキとポストがあるのですが4年経って完全に塗料が剥がれてしまいました。
というのもウッドガードを使って塗ったときにムラにナラないように余分な塗料を拭き取ったためと思われます。
なので今回は王道のキシラデコールを塗ります。
キシラデコールのほうが質も持ちも当然良いのですがネックとなるのは値段です。
しかしそれだけの価値は充分あるので今回はキシラデコールで塗ってみますねがさすがキシラデコールといったところでこれはおすすめです。
注意点なども解説しましたので参考にしてみてください。
もくじ
今回私が塗ったウッドデッキの動画を参考に塗り方の手順や注意点を解説します。
今回はキシラデコールの油性を使いますが、匂いが多少キツイので気になる人は水性でも良いでしょう。
ただ油性のほうが塗りやすいと聞いているので油性を使います。
比較のために水性も買ってあるので油性と水性の塗り比べも今度してみますね。
ちなみに今回は2019年8月11日に塗ったのですが35度を超える酷暑日だったので塗った先から乾いてしまうような暑い日でした。
寒い日に塗るのと乾く時間も違うので注意してくださいね。
塗った面積はウッドデッキの広さは約2.0m×7.0mと郵便受け1台ですが2度塗りしても4L缶が少し余ったぐらいなので参考にしてください。
それと4年たった杉の赤味材を使っていますが、当然腐りなどは全くありません。
私の恩師に作った13年前のウッドデッキも同様にキシラデコールを塗りましたが全く腐ってなかったので信頼はできますよ。
参考記事(動画付き)
ウッドデッキに適した材は?13年前に作ったウッドデッキを補修してわかったこと
私が使ったのとなるべく同じ物のリンクを貼っておきましたが、特に決まりはないので似たようなものがあれば良いと思います。
ウッドデッキにローラーバケは不向きかなと思いますが塗れないことはないので何でもOKですが刷毛だとムラになりやすいです。
・ペーパー
手ではさすがにエライのでサンダーを使ったほうが良いです。
ちょっと荒いですがウッドデッキなら#120が良いと思います。
目詰まりの少ないポリネットシートがオススメ。
・キシラデコール(油性・ウォールナット)
この大きさのウッドデッキなら4Lは必要。
ポストを塗ってもちょっとだけ余ったのでこれぐらい余裕があると安心です。
色はウォールナットをチョイス。
パッケージは業務用とホームセンター用があるがどちらも中身は同じです。
・薄め液(油性の場合)
こちらの薄め液を買いましたがベロが付いてなかったので用意できればなおよし。
・コテバケ
ウッドデッキには最適です。
幅も150と200ミリ用があるし、刷毛部分だけのスペアもあるので経済的です。
・隙間用ベンダー
私はホームセンターで買ったので片面しかありませんでしたがこちらは両面になるので塗りやすいと思います。
毛の長さもいろいろあるようですね。
・刷毛
補助的なものなので何でも良いと思います。
100均でもいいんじゃないかな。
・バケツなど
取手があると持ちながら塗れるのでオススメ。
内容液用のポリがあると色で分けたり、油性・水性で分けたり使い捨て感覚で捨てたりできるで楽です。
これはしごき網付きでお得。
まずは手順からみていきましょう。
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ウッドデッキは大抵、家屋に面していて外壁の下に入れ込んであることが多いです。
なのでサンダーで削るときや塗るときに汚れたり傷が付かないようにマスキングなどで養生しておくと良いです。
私の場合は先にサンダーで仕上げてしまったので外壁に多少のおが粉が付着したのでダストボックスなど付けれるタイプが良いですね。
ウッドデッキの古い塗料やササクレなどを落としておきます。
さすがにこの広さのペーパー掛けはサンダーが必要です。
#120~#180程度のポリネットシートを使うと持ちも良く交換無しで削ることができます。
以前に塗った塗料がウッドガードやキシラデコールなどの皮膜を作るような厚手のタイプでなければ全部キレイに取らなくても大体でOKです。
削り終わったらホウキで掃いておきましょう。
キシラデコールは下に塗料の濃い部分が溜まっているのでしっかり混ぜないといけません。
まずは良く振っておきます。
新品のうちは振っても塗料が動きにくいので開けてからも棒を使って底面からしっかりかき混ぜます。
更にまた振ってからバケツに移し入れてください。
はじめはベンダーで塗るので網は必要ありません。
それでは塗っていきますがはじめは隙間などせまい部分をベンダーで塗っていきます。
ホームセンターで揃えたこのベンダーは片面しか毛がついてなく、両面のものもあるので両面を買ったほうが良いと思います。
塗り終わったら薄め液で洗いますが、他に塗る材にカスカスになるまで塗っておいてしっかり塗料を落としておいてください。
洗うときはペットボトルなど細長い容器に薄め液を入れて浸けておくと良いですよ。
薄め液はベロ付きでないとこぼれるので注意してください。
バケツを洗うときにも使えるので浸けたまま放置してきます。
今度はウッドデッキの表面をコテバケで塗るので塗料も半分程度よく振ってからバケツに入れましょう。
塗装は2回以上に分けて塗ると良いです。
ウッドデッキはコテバケで塗るとキレイに塗ることができます。
私のウッドデッキは5寸(150ミリ)だったのでちょうどコテバケの幅と同じぐらいだったのでいい感じに塗れました。
適量はボタボタたれない程度(多少はたれますが)。
塗ってカスカス部分が多いようならもうちょっと塗料が多くても大丈夫です。
キシラデコールは多少多くてもムラにはなりにくいので安心して塗ってください。
多少の塗り残しは2回目の塗装でキレイに塗れます。
1回目の塗装の乾き具合は表面を触っても手に着かないぐらい。
今回は真夏だったので15分もあれば乾いてしまいますが普段なら30分~1時間程度休憩を含めて塗ったほうが良いかも。
2回目のほうがコテバケの進みもよく塗りやすいです。
化粧板を外したときに見える土台や束などにも塗れそうなら塗っておきましょう。
見えない部分なので杉の赤味なら無理に塗らなくても良いですが白太の入っているような材なら塗れるところは塗っておきましょう。
外した基礎に面する隅の板は先に塗っておきます。
乾いたら取り付けます。
外した化粧板は裏側に砂埃やゴミがくっついているのでサンダーなどで削り、裏面でも見えそうな部分だけを塗っておきます。
表面を塗る前に取り付け、取り付けてから塗装し、2度塗りしておきます。
今回はちょうど同じ時期に作った同じ色のポストがあったので同様にサンダーで削って塗装し直しました。
塗装の注意点は内部や隅の部分を先に塗るようにして表面は最後に塗ってください。
すべての作業が済んだら塗料などは薄め液で洗います。
今シーズンの塗装がないのであればバケツのポリの部分は捨てても良いですね。
コテバケなどもう一度使う場合は新聞紙などでしっかり塗装を落としておいてから薄め液で洗うと節約できますよ。
天気が良ければ乾燥は早いですが靴で上に乗るのは24時間ほど放置しておいたほうが良いかもしれません。
場所によっては乾くまで養生は外さないようにしましょう。
これでウッドデッキの塗装は完了です。
ようやく塗装も終わりましたが下の踏み台はキシラデコールの水性を塗ったり、プレーナーで削ってみました。
水性キシラデコールは別記事に書いたので見てくださいね。
参考記事(動画付き)
◆ウッドデッキの塗り替えキシラデコールは水性と油性どっちがおすすめ?塗り方や注意点も解説
プレーナーで削ったものは新品同様になってしましました。
4年経っても1mm削れば新品同様で塗装のノリも良くなりますよ。
動画にしたので見てください。
キシラデコールは値段もちょっと高いですが塗りやすく評価も高いです。
ですが塗りやすさや仕上がりを考えるとおすすめできる商品です。
さすがに歴史もあるし結局値段が高くても塗り直しの回数も少なくて住みます。
どんなものでも王道はやはりいいですね。
今回の塗装で油性のキシラデコールの塗やすさは体感できました。
◆参考記事(動画付き)
・ウッドデッキに適した材は?13年前に作ったウッドデッキを補修してわかったこと
・木製下駄箱付き郵便受けのポストをDIY!斜めにして雨が流れるようにしてみた!
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