会員さんからの「丸ノコの幅より狭い材の幅を落とす方法を教えてください」という質問を多くいただきます。
幅の狭い材や小さな材は軽いので丸ノコで切るのは危険が伴います。
なのでYouTubeでは配信していなかったのですが最近キックバックでの死亡事故があったので危険ではない方法を紹介します。
もちろん小さい材なので多少の条件がありますが参考にしてみてください。
日頃から会員さんから「丸ノコの幅より狭い材の幅を落とす方法を教えてください」という質問を多くいただきます。
中でも「90ミリの材を半分にしたい」という質問もありました。
スタイロフォームやカネライトがあるときとないときとして2つの方法を紹介しますね。
傷を付けたくない方法や真ん中で割りたいときなどちょっとした条件などもあるのでご自身で使えそうな切り方で切ってくださいね。
こういった小さい材は軽いのでキックバックするリスクも出てきますが正しい知識を持っていれば大丈夫です。
安全を確認しながらやってみましょう。
キックバックについては以前も記事にしているのでまだ見ていない人は見ておいてくださいね。
◆参考記事(動画付き)
丸ノコのキックバックの原因と防止する方法は?まっすぐ切るコツを覚えるのが一番の対策!DIY初級編3
これはキックバック対策の動画でも紹介しましたが、スタイロフォームやカネライトがあるとキックバックの防止にもなりますのでぜひ買っておいてくださいね。
◆カネライト
Amazon
今回は「幅の狭い材を中心で割りたい」という質問も多かったので20×90mmの杉板を真ん中で割ってみたいと思います。
幅は丸ノコの刃の厚み分を抜かないといけないので約2ミリの厚みがあるとします。
90-2=88mm
88mmを2で割って44ミリの幅に墨を付けます。
(実際は刃の厚みは1.5ミリ程度なので切るときに微調整します)
毛引きの代わりに最近買ったAmazonのケガキゲージを使います。
◆参考記事(動画付き)
Amazonで見つけた毛引きの代用品で作業効率アップ!使い方と注意点
中心を出したらスタイロフォームの上に置き残す側にビスで固定します。
この方法では隅にビス穴が開くので長さは後で切るように注意してくださいね。
今回は長いほうが安定しますのでスリムネジの40ミリを使用しました。
カネライトは割と硬いのでビスが効くんです。
切る材の横に同じ厚みの材を置き高さを合わせます。
もちろん強く抑えれれば動くかもしれませんが少しの力では動きません。
安定しているか触って試してみてくださいね。
そしたら「丸ノコを使いこなす編」で紹介したベニヤガイドで墨線を合わせます。
ハンドクランプ等で固定します。
ベニヤガイドは便利なのでぜひ作っておいてくださいね。
作り方はこちら
◆参考記事(動画付き)
丸ノコで直角が出ないというお悩み!定規はベニヤで作成でき90度を出すことができます
深さを調整しますがベニヤガイド分の厚みがあるので注意してくださいね。
スタイロフォームがあるときは刃がスタイロフォームにサクッと当たるぐらいで大丈夫です。
準備が出来たらいつもどおり左手で材をしっかり抑えてカットしましょう。
高い精度で真半分になりました。
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ではスタイロフォームやカネライトが無いときはどうしたら良いでしょうか?
いつも使っている馬を使って切ってみましょう。
馬にも同様にビスで固定も可能ですので上記の方法を応用させてください。
ただビスの穴を開けたくないときもあります。
そんなときは両面テープがオススメです。
今回は90ミリの材を10ミリ落とし80ミリにします。
まずは切った後に馬の残る部分に両面テープを貼ります。
切ったとき刃がに馬に当たらない場所に材を置きくっつけます。
ベニヤガイドが乗る場所に同じ厚みの材に両面テープを貼って高さを合わせ置きます。
同様にベニヤガイドを使い刃の深さに注意しカットします。
無事カットできましたね。
両面テープがくっついて取れにくいかもしれませんのであまり強いタイプの両面テープじゃなくても良いですよ。
今回は会員さんの質問で多かった「丸ノコを使った幅の狭い材の縦挽き」をやってみました。
小さい材は油断せずにしっかり確認しながら作業しましょう。
「上手くできた」などの感想をいただけたら記事に掲載するかもしれませんのでメール講座に登録し連絡してくださいね。
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