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●【鉄工】SK11卓上ボール盤SDP-300Vに鉄工用ビットを色々つけて3.5mmの鉄板に穴を開ける
まずは動画をご覧ください。 ●動画で使用した工具・アイテム
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SK11 卓上ボール盤 300W SDP-300V ▼購入はこちら▼ ◆E-Value 鉄工用ドリルセット ETD-25S ▼購入はこちら▼ ◆SK11 バイメタルホールソー 15mm SBH-15 ▼購入はこちら▼ ◆SK11 超硬ホールソー W刃 15mm STH-15 ▼購入はこちら▼ ◆SK11 ボール盤 片刃フリーカッター 金属用SFC-130ST
▼購入はこちら▼ ◆JIP 塩素フリータッピングスプレー NO.189 ▼購入はこちら▼ ◆E-Value カップ型防じんマスク 50枚 ECM-50 ▼購入はこちら▼ ◆SK11 セフティハードグラス クリア/クリア・グレー SSGL-1C/GRY
▼購入はこちら▼ 非力だと思ったら ◆SK11 卓上ボール盤 600W SDP-600V ▼購入はこちら▼ ●SK11の卓上ボール盤SDP-300Vに鉄工用のドリルビットをつけて穴あけ
以前紹介したSK11のボール盤SDP-300Vの動画を公開したとき鉄工用の穴をどれぐらいの径まで開けられるかやってほしいというご意見をいただきました。
SDP-300Vは作りもしっかりしていてDIYで使う分には十分すぎる性能なんですが、300Wなのであまり大きい径だと止まることもあります。
木工の穴あけ能力値は24mmなのですが片刃フリーカッターの木工用が切れが良くて150mmぐらいの穴ならなんとか可能でした。
今回は厚み3.5mmの鉄板に穴を開けますがフリーカッターの金属用があるのでどれぐらいの穴が開くかやってみます。
鉄工の穴あけ能力値は8mm(鉄板の厚み6mmのとき)なのでそもそも大きな穴は無理なんですけどね。
それと金属の穴あけにはオイルを使ったほうが良いのですが、藤原産業さんからタッピングスプレーを送っていただいたので使用します。
なければ機械オイルなどで問題ありません。(テロップが間違えてますね)
あとは切り粉が飛ぶのでゴーグルやマスクを着用すると良いです。
また動画では半袖でやってますが長袖も着用したほうが良いと思います。
それではいろんなビットを使った感想を解説します。
■E-Value 鉄工用ドリルセット ETD-25S
まずはE-Valueの鉄工用ドリルセットですが、13本入りと21本入り25本入りがあります。
価格も安いので25本入を買っておけば問題ないかなと思います。
25本入りのETD-25Sはスタンド状になってるので出し入れもやりやすいですね。
鉄工用ですが、ちょっとした作業なら木工に代用できるので持っておいて損はありません。
卓上ボール盤で使うビットは丸軸がおすすめです。
というのも六角軸は2ピースで作られているのでどうしても精度が落ちる可能性が高まります。
手持ちにインパクトドライバーでは気づかない多少のブレもボール盤がしっかり固定しているのでブレも出やすくなります。
ただ
三菱マテリアル製のような精度の高い六角軸もありますが、価格も高いので安価な丸軸をおすすめします。
他にもボール盤にトリマーのビットなどつけて加工する方もいますが、横方向の力には軸ブレの原因にもなるのでおすすめできません。
では実際に穴を開けてみましょう。
固定はクランプを使ってしっかり固定します。
まずは5mmのビットをつかって3.5mmの鉄板に穴を開けてみました。
回転数はトルクが出るように低速の毎分700回転に設定してあります。
5mmでは抵抗も少なくかんたんに開けることができます。
今度は8mmのビットに交換し先程開けた5mmの穴に8mmを開けたところこちらもかんたんに開きました。
経の違うビットで皿取りにも使えますね。
ただし同じ穴に入れるにはテーブルが精密に上下してほしいのでこのあたりは上位機種のSDP-600Vの方がおすすめですね。
ではSDP-300Vの穴あけ能力値である8mmだけで開けてみます。
やや抵抗はあり時間はかかりますが、十分開けることができます。
もちろん段階を踏んで少しづつ開けたほうが負担は少なくなります。
最後に13mmをつけてみますがこれ以上は広がらないので13mmが限界になります。
能力値以上なのでゆっくりやってください。
テンションを掛けて下ろすと止まってはしまいますがゆっくりやれば穴あけは可能でした。
まあ13mmが開けば全く問題ありませんね。
■SK11 バイメタルホールソー 15mm SBH-15
今度は最近人気のバイメタルホールソーです。
作りはホールソーに似ているので比較的安価ですね。
中心には6mmのドリルがあってバネが付属していて切った材を押し出す構造です。
帯鋸を丸めたような刃で厚みは薄いため抵抗は少なそうです。
15mmを使いましたが時間がかかりますが穴あけは可能ですがそれなりの抵抗はありますね。
切れ味も良く切れ肌もキレイでした。
もう少し大きな径は開くと思いますがよくいっても20mmぐらいでしょうかね?
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■SK11 超硬ホールソー W刃 15mm STH-15
今度は超硬ビットですがこちらは作りもしっかりしていて耐久力も高そうです。
超硬ビットは刃が硬く厚い鉄板やステンレスの穴あけにも向いています。
値段もそこそこ高くなりますね。
こちらも中心は6mmでバネが付いています。
6mmはかんたんに開きますが15mmとなると抵抗も大きいです。
4mmのチップが付いているので抵抗も大きいです。
切れ味はすごくいい感じですが削る面積が大きので時間がかかる印象です。
キレ肌も良いですが時間的にホールソーとそれほど変わらないかなと思います。
■SK11 ボール盤 片刃フリーカッター 金属用SFC-130ST
最後は片刃フリーカッターの金属用です。
価格は3,600円程度とそこそこしますが自在に幅が選べます。
付いているはもコバルトハイス刃なのでステンレスにも対応しています。
が超硬をやった感じだと無理な気が来てきました。
フリーカッターは付属の六角で好きな大きさにすることができます。
今回は適当に設定してみましたが半径が27mmだったので外径の直径は54mmでした。
まあこれぐらいが開かないと意味がないのでやってみましょうか!
回転させてみるとやはりちょっと怖いですね。
まずは中心の6mmはかんたんに開けることができますが・・・
クランプなどが当たらないか確認しておきましょう。
鉄板に押し当ててみるとかなり抵抗が大きくそっと当てないと止まってしまいます。
止まらないようにするには相当時間がかかります。
刃のアサリが4mmあるので大変ですね。
さすがに非力さを感じます。
割と長い時間やったのですが深さは1mm~1.5mm程度までしか進みませんでした。
気長にやれば開かないことはないですが相当な時間が必要ですので実用的ではないですね。
●最後に
SK11のボール盤SDP-300Vを使って2.3mmの鉄板にいろんなビットを使って穴を開けてみました。
私が使った感じではE-ValueのビットセットETDシリーズが意外と切れが良くておすすめだと思います。
中でも25本入りのETD-25Sは2,000円で購入できてしまうのでボール盤とセットで買っておくのをおすすめします。
バイメタルホールソーと超硬ホールソーも中々の切れ味ですが15mmを超えると結構時間がかかります。
たまに使う分ならちょっと時間かけて加工すれば良いですが、頻繁につかうならSDP-600Vを使ったほうがパワーがあるのでおすすめかと思います。
上下もダイヤルでできるので同じ穴に開ける場合もかんたんだと思いますよ。
片刃フリーカッターに関しては切れ味は良いと思いますが、外周が大きいため絶対的なパワーが足りないのでSDP-600V以上で使ったほうが良いですね。
要望が多ければ600Vもやってみたいですね。
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